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2006年04月20日

新庄

一昨年の満塁打、田中幸雄選手の追い越しによりというのを見たのは貴重なことになりそう。
小笠原選手の静かな闘志が匂い立つ佇まいと。
そういう事にまったく無頓着そうに振舞っている新庄の対比。
これこそが日本ハムを札幌ドームに見に行く最大の注目点でありましょうや。



TVで見る投手とバッター中心の野球観とは違うものだと。
一番わかりやすくしてくれたのが新庄であり、実はイチローなんだと思う。
日本にいてもメジャーでも2割5分20本程度の数値しか残せない新庄が。
此処まで注目されるのはなぜだろう。
メジャーに行ったのは転校程度にしか感じられず。
日本ハムに戻ってきたのも、都落ちと感じないのもなぜだろう。
バイクに乗ったり被り物をかぶることでスポーツ新聞ネタを提供してくれるから。
そういう行為から人気が出ていると思っているプロ野球解説者には。
たぶん、理解不能なんだろなって思う。


こういう佇まいは巨人の絶好調男中畑さんが類似しているのかなあ。
初めての西武対巨人の戦いで、中畑さんがサヨナラ打を打った時の。
広岡さんの苦笑いが忘れられません、というか私にはそう見えたのです。
錯覚に違いないでしょうが。
TVを通じて中畑に打たれたのなら仕方が無いという風に達観したように見えたのですが。
これは私の中の脳内妄想に過ぎません。
結局そのシリーズは西武の勝ちではありましたけれど。



BSでのメジャー放送、マリナーズの試合でのこと。
解説者は大島さん。
元中日の大島さんは谷沢さんや宇野さんモッカさんという兵と共に。
わが江川卓と戦いあった気持ちの良い振りをする強打者でありました。
でも、解説のあり方は不愉快に感じました。
選手へのリスペクトする気持ちが見えてこない。
まあ、この試合だけのことだったのかもしれませんので。
たまたまだったのかもしれませんが。

ぼやきも野村監督の域までいけば芸になるのだろうけれど。
同じBSでもわがJリーグの放送での原博美さんの解説は。
選手へのリスペクトが充満しすぎていてとても楽しい。


新庄のホームランの打ち方は日本のプロ野球選手の打ち方で無いと思う。
あれはプロ野球選手のそれではない。
純然たるアスリートだと思う。
抜群の身体能力でたまたま野球しているだけ。
野球、いや打撃の技術を磨いていた選手ではないということ。
身体能力と本能でボールを追っている。
アフリカの蹴球FW選手の中にそういう選手がいそうな感じがします。

ペレは勿論技術を含めて素晴らしいのは勿論なのでしょうが。
まず身体能力が稀代のアスリートだったと思う。
日本のプロ野球選手がアスリートに見えないのはなぜだろうって。
疑問が生じているのは私の脳内だけでしょう。
新庄はすごいFWになっていたかもしれないなんて冴えない締めで終わりとします。


posted by mimicaki |23:54 | 他スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)

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