コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年10月24日

ひぐまスポーツ特別版!10周年サンクスゲーム(2)

 では続きです。試合後の「選手」たちの声を手当たり…じゃなかった、前足当たり次第に拾いました(笑)。


<手前に木島さん。左に深川さん、田渕さん>

<三浦雅之さん(1996年/旭川U-15監督)ら>

●試合後
深川友貴さん(1998~2001年/101試合出場=第14位/U-18コーチ)
 いやー!ケンジ(黄川田さん)にやられたのがね。余りにもケンジらしいゴールだったんで、一本取られた!ホント、しつこいようだけれど「シンジラレナーイ」だよね。あんなシュート現役のときだってなかなか打てないよね、ほんとケンジって感じでやられたね。
 でもいろんな選手たちと楽しめたってのが本当に良かったし、いろんな人たちに伝わってくれればいい。走れない部分とかは勘弁してもらって(笑)。
 (ユースの選手たちにお手本になるようなプレーはできましたか?)…(笑・周囲の記者に)どうでしょうかね?どうでしたか?(「良かったですよ」の声に)あ、良かったってことで(爆笑)。

黄川田賢司さん(1997~2001年/108試合出場=13位)
 ゴールはとても嬉しいです。前から楽しみにしていたしこういう機会をみんなに与えてもらえて良かったです。現役時代を思い出して幸せでした。
 前々から関とか深川トモとかと主役の座を争うぞと話をしていたのでいい形でゴールできてよかったです。みんな負けず嫌いですので勝負がかかると楽しみながらも真剣にやれましたね。
 変わらず札幌を応援してます。これからもいいチームになってほしいと思います。
 OBとしてはいいチームでいてほしい。チームのカラーを持って楽しくてお客さんが喜ぶようなプレーをしてほしいと思います。ファンの声援に応えられるようなもっともっと楽しめるようなサッカーをしてほしい。

田渕龍二さん
 ピッチが広かった。芝生の上でサッカーするのは久しぶりだったので気持ちは良かったけれど、キツかったです。
 (サポーターの応援は?)いやー、一杯一杯で聞こえなかったです(笑)。入って5分でバテました。一回前に行って、戻ってきてディフェンスしたらもうバテました(笑)。行けるところまで行こうと思っていたんですけれど、5分で朽ち果てました(笑)。現役を辞めてからボールの無いときの動きとかポジション修正とか、そんなサッカーをやっていなかったもので。
 きょうグラウンドに入ったときに(大声援を受けて)、札幌を離れるときよりも胸に来るものがありました。
 (きょうの神戸戦は)大一番ということで、どんな形でもいいから勝ってほしい。神戸にも属したことがありますけれど、札幌の方が全然長かったし土地に愛着もあるので。これからもJ1でもJ2でもカテゴリーには関係なく、とにかく勝ち続けていってほしいです。
 (現役のときより喋りがうまくなりましたね?)そうですか?頑張りました(一同爆笑)。(地元放送局の解説などで)喋る機会が増えたので、慣れたというのが一番だと思いますが。昔は何を言っていいのか自分でもわからなかったですから、あの頃よりはマシという感じです(笑)。


<ハーフタイム。田渕&古川の元大塚コンビ>

<こちらユースチーム。関浩二さん(1998~1999年/U-15コーチ)もヘトヘト>

森下仁志さん
 今日は全然ダメ。全然走れなかった。ちょっと走ったら胸が痛くなった。練習不足ですね。帰ったら走ります(苦笑)。
 今日だけは選手に戻りたくなりましたね。辞めたときは悔いは無かったんですけれど(笑)。札幌はいいところです。家族とも話していたんですが、空港を降りたときからいろいろな思い出が蘇ってきました。
 札幌が目指しているサッカーは素晴らしいと思いますし、そんなにすぐチームというのは作り上げられるものではないです。土台があってベースができて強くなるものだと思います。僕のいたガンバもそうですけれど。今ではガンバは強豪チームですからね。歴史があって強くなるものです。きょう(対神戸戦)は楽しみに観戦します。

平川弘さん
 (カメラを向けられると)取材はやめてください(笑)。
 いやー、走れないねぇ~。自分のイメージの10分の1くらいだね。
 (惜しいシュートがありましたね)あれね、右のポストを狙うふりをしてニアを狙ったんですけれど、技術が伴いませんでした(爆笑)。
 サポーターからの声援はありがたかったですね。もうちょっと長くやりたかったかな(笑)。最初はキツかったです。ウォームアップが野球のブルペンのところでちょっとボールに触るくらいだったから。
 (木島さんはよく走っていましたね)あの人は頭が薄いだけだから(爆笑)。若さはあるから。
 (現在のチームには)我々よりは走ってほしいですね。上手くなくてもいいから泥臭く頑張ってほしい。そういうところにお客さんは感動するんですから。
 (お子さんには胸を張れますね?)どうかなぁ。とりあえず息子の脛当てを使って出たので、それで勘弁してもらおう(笑)。


<平川さん。この時点ではシュートミスを「芝がボールに絡んだ」(訂正)と言っていたのはナイショ(笑)>

<三浦さんと選手入場直前までHBCの生番組に出ていた野々村さん>

野々村芳和さん(2000~2001年)
 サポーターはさ、どっちも札幌なんだけどOBチームの方を応援していたんじゃないの?あっちの方がうまい選手が揃ってるよ(笑)。

伊藤優津樹さん(2000~2001年)
 気持ちよかったです。一緒にやったことのない人もいたので、コミュニケーションを取りながら楽しくやりました。
 僕の現役生活の中では一番在籍が短い(2年)チームだったんですけれど、きょうもたくさんサポーターが駆けつけてくれて嬉しかったです。

相川雄介さん(札幌U-18OB=1999~2001年/道都大卒)
 嬉しかったです。思い出になりました。3点取られましたが、それで会場が沸いたからよかったかなと。プロでやりたかった夢が叶ったような感じでした。現在はフットサルのチームで頑張っています。

山橋貴史さん(1997~1998年)
 やっぱりこういうメンバーが集まると、練習なんか全然していなくてもボールもうまく回ったりすごく楽しかったですね。
 (いいゴールでしたね)あれは木島さん(のお陰)でしょ。でも木島さんがあそこ抜けた時に、あ、もうたぶんちゃんとこっちを見てくれているなというのはいつも一緒にやってるんで、そういうのはありました。あれは8割9割木島さんの得点です。

木島敦さん(1996年)
 (山橋さんへのアシストは)アレは決まってるから、パターンね。2回に1回は貴史に出しているから。本当はベアフットの仕込みが必要だったね。(ゴールしたら)2人で脱いで「うぎゃぁ~!べあふっとぉ~!」ってやりたかったんだけど(一同大笑い)。(注・コンサのユニの下にベアフットのユニを重ね着しておけばよかったという意味)
 (そりゃ顰蹙ものでショ?の声に)いやいやいや、それくらいやらないと。ボクほら、あんまり上手くないから。走るしかないから。最後あそこ(右サイド)空いていたから「走っちゃお~」と思って。辞めたの一番速かったからねオレが。一番長く休んでいたから。頑張ったと思うよぉ。


<時差ボケもあったと思うがフル出場したペレイラさん。後ろは古川さん>

<試合終了。OBチームが3-0で勝利!>

石塚啓次さん(1997年)
 (華麗な足技は健在でしたね)いやいやいや。今は賭けサッカーしかやっていないですから(笑)。札幌は本当にいいチームです。呼んでもらってありがとうございます。
 西澤淳二はボクの大親友なので応援してあげてください。よろしくお願いします。(注・ヴェルディで同僚でした)

赤池保幸さん(1997~1998年/育成普及部GKコーチ)
 楽しかったです。(現役の)選手が羨ましいですね。
 (OBチームの方に加わって)普段一緒にユースを指導している人たちが相手で負けたくなかったです。
 指導者としては存在感のあるGKを育てていきたいですね。

森下仁之さん(U-15監督)
 いや~、動けないですね。また子供たちに混ざって練習しないといけないですね。
 きょうのボクのプレーは反面教師ということで(笑)。名塚さんの読みとかは参考になると思いますし、足技などは小さいときにちゃんと身に付けられるものなので、しっかりと子供たちに指導していきたいと思います。

四方田修平さん(U-18監督)
 前座試合にこんなたくさん応援してくれてありがとうございます。
 一生懸命やりましたけれど、普段やっていないメンバーでの周囲との連携とか、そんなことよりもっと動けるように準備をしないといけないですね(苦笑)。
 (これからどんな選手を育成していきたいですか?の問いに、傍らの斉藤俊和育成部マネージャーが「肉離れをしない選手!」とツッコミを入れ笑い。斉藤さんは先週スタッフとの試合で本当に肉離れをしてしまっている)上(プロ)で通用する選手ですね。自分で考えて自分で決断できる選手を育てていきたいです。


<マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍の黄川田さん>

<「サッカーはうまくなくっちゃ!」by野々村さん>

森秀昭さん(2000~2003年)
 久しぶりに大声援を受けたり、素晴らしいピッチで試合ができてよかったです。
 (DFラインを)組んだのが毅(古川)とかでしたので何となくやっているうちにわかるかなという感じでした。
 (今の札幌は)苦しい状況でも選手たちが自分で何をできるのか考えて頑張れば何とかなるんじゃないかなと思います。
 
大野貴史さん(1997~2000年)
 楽しかったです。今はもうサッカーを辞めていますので、久しぶりなので疲れました(笑)。

田畑昭宏さん
 楽しかったです。また10年後に呼んでもらいたいですし、呼んでもらえるように体を動かしておきます。

ペレイラさん
 今日の試合はとっても感動しました。ユニフォームを着て選手に戻りたい気持ちです。
 これから試合(神戸戦)を見ますが、話に聞くと若い選手がかなりいるチームらしいので将来性があると思う。コンサドーレ札幌はJ1にいなければいけないチームだと思うので頑張ってほしいです。
 心からファンの皆様にお礼を言いたい。ステキなファンなので、必ず選手からのプレゼントがあると思う。自信を持って待っていてほしい。


<審判も含めて全員で記念撮影>

 …と、このようにコメントをいただきました。「選手」に戻った皆さんたちにとっても夢のような時間だったと思いますが、もちろん私たちにとっても至福のひと時でした。取材をしているこちらも込み上げてくるものがありました。

 ご多忙の中、駆けつけていただいたOB、ユーススタッフの皆さんに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


posted by higuma |18:05 | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年10月24日

ひぐまスポーツ特別版!10周年サンクスゲーム(1)

 いまだ余韻さめやらず…といった方も多いのではないかと思います。去る21日(土)の「10周年感謝ディ」の目玉イベントとして行われましたサンクスゲーム「OBスペシャルチームvs.ユース・スタッフチーム」のドリームマッチ。きょうはその模様と、出場したOB、スタッフの声を、昨日の三角山放送局「Go West!」でオンエアした分、あるいはしきれなかった分も含めてお送りいたします。


<前日から滞在の“選手”たちはTVカメラが待ち構える中、バスで登場>


<試合前のロッカーにて。川合さんはヨユーの表情>


●試合前
ペレイラさん(1996~1998年)
 (報道陣の「変わってないですね」の声に日本語で)ああ、チョット…(お腹が出てきたというジェスチャー)。
 札幌は…2002年W杯の時にちょっとだけ来ていますが、多くの皆さんの前に出るのは7年ぶりになりますね。コンサドーレのユニフォームは…ヒサシブリ、ドキドキね(この部分日本語)。
 きょうここにいることが嬉しい。きょうはコンサドーレとJリーグのために少しでも尽くしたい。

平川弘さん(1996年)
 オレはすぐ交代するから。後半は監督だから(笑)。

川合孝治さん(1996年)
 (青に緑の派手なスパイクで)カッコいいでしょ?スパイクだけでも目立とうと思ってね!(記者の「Vゴール期待しています」の声に)おうっ!


<懐かしい横断幕も多数>


<大野よっくん。後ろには田畑さんの顔も>

森下仁志さん(2001~2003年)
 空港に着いたときから懐かしいよね。試合に備えて準備をしようと思ってフットサルをやっていたら骨を折ってしまいました(苦笑)。(注・右手にギプスと包帯グルグル巻き)
 今回呼んでいただいて感謝の気持ちで一杯なので、短い時間ですけれど僕自身も楽しんでやらせていただきます。

田畑昭宏さん(2003~2005年)
 (スペシャルチームの中では若手ですね)あー、嬉しいですねその“若手”って響きが。久々に言われました。
 始まったら札幌のスタッフチームには負けられませんよ。「勝ってこい」と(現所属先の浦和から)言われてきていますので、頑張ります。

田渕龍二さん(1997~2002年)
 久しぶりに皆と会ったけれど、変わりなく元気でやっているので安心しましたね。
 こういう機会を与えてもらえて嬉しいです。きょうドームに来るときもたくさんのサポーターがいたので、嬉しいのと懐かしいのとを感じましたね。本当にサポーターの人が支えてくれているチームですね。
 今のチームは徳島での試合を何試合か見ていますが、チーム全体で頑張っているという姿を見ているので何とか結果を出してほしいですね。
 (今も田渕さんがこのチームの公式戦最多出場記録保持者ですよ)ホンマですか?もうそろそろ抜かれてもろてもええかなと思っていましたけれど。なんか意外と「あ、こんなに出とったんか?」と自分でもびっくりしました。
 ※リーグ戦(旧JFL含む)カップ戦、天皇杯、参入戦を合計して田渕さんは208試合出場。2位は曽田の196試合。リーグ戦のみなら既に曽田が180試合でトップ。田渕さんは170試合で2位(06/10/21現在)。

古川毅さん(1997~2002年/150試合出場=第6位)
 本当にサポーターの皆さんに会うのを心待ちにしていました。元気な姿を見てもらいたい。
 楽しんで、でも怪我をして今後の仕事に差し支えないようにすることと、いいイメージでサポーターの方に思っていただきたいように頑張ります。今度あるとしたら20周年ですよね?それまでガッカリさせないようにいいイメージを持ち続けていただきたいので。


<現役時にはとっつきにくいイメージだった石塚さんもこの表情。後ろに山橋さん>


<ユースU-18のOBとして参加の相川雄介さん。かつて指導した赤池さんが後ろ>

●試合
 メンバー(敬称略)
 OBスペシャルチーム=
 GK赤池保幸、DF田渕龍ニ(→大野貴史)、古川毅、ペレイラ、森英昭、MF森下仁志(→田畑昭宏)、木島敦、平川弘(→石塚啓次)、伊藤優津樹、FW黄川田賢司、川合孝治(→山橋貴史)
 ユース・スタッフチーム=
 GK相川雄介、DF賀谷英司(→川口卓哉)、名塚善寛、佐藤尽、三浦雅之、MF四方田修平、野々村芳和、森下仁之、佐賀一平(→松山大地)、FW関浩ニ、深川友貴

 一応「20分ハーフ」の予定が、他のイベント進行との兼ね合いで前半はとりあえず15分過ぎに終了。後半は「午後6時までやろう」ということで約22分のプレーでした。
 得点は…
 後半10分、右サイドの伊藤からのクロスにゴール前、黄川田が体をひねりながらダイビングヘッドで決めて「OB1-0ユース」
 後半12分、左サイドを抜けた石塚のクロスをまたもゴール前で黄川田が決めた…と思ったらマークについていた佐藤尽(たぶん)のオウンゴールで「OB2-0ユース」
 後半21分(オフィシャルページでは違っていますが)、右サイドを抜け出した木島が飛び出してきたGK相川をかわしてゴール前の山橋にパス、フリーで頭で決めて「OB3-0ユース」


<OBスペシャルチームの集合写真>

(続きます)


posted by higuma |15:48 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年10月22日

ひぐまスポーツ・サテライト浦和戦

札幌、浦和に大勝で全日程終了-サテライトリーグ

 【熊谷】Jサテライトリーグは22日、Aグループの15日目が行なわれ、コンサドーレ札幌は埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で浦和レッズと対戦し、5-1(前半2-1、後半3-0)で勝利を収めた。
 札幌はこれで今期のサテライトリーグ全8戦の日程を終了。通算成績は3勝3分2敗となった。

 札幌の出場選手=GK佐藤(→高原)、DF=池内、曽田、和波、MF=セバスチャン(→西)、上里(→鈴木)、岡田、藤田(→石井)、川崎、FW=清野(→千葉)、中山
 得点=19分札幌0-1(清野)、38分札幌0-2(中山)、39分浦和1-2(宮川)、46分札幌1-3(曽田)、54分札幌1-4(中山)、84分札幌1-5(和波)



-ミス多いものの大勝で有終-
 J1リーグでは首位を快走する浦和が相手だが、きょうのメンバーを相手に負けるわけにはいかなかった。
 先発11名の平均年齢は全員がプロ選手で臨んだ札幌の23.27歳に対して、ユース選手が4人もいる浦和はなんと18.55歳。今期リーグ戦への出場試合数を比較してみると、J1とJ2の違いこそあれ札幌は11人合計で140試合出場で浦和はわずかに細貝が1試合に出場したに過ぎない。
 つまり札幌としては勝つのは当たり前の試合で、より充実した内容が望まれるところだった。
 しかし若干グラウンドが荒れていたことや、サテライト戦慣例の当日早朝の札幌からの移動という要素を加味しても雑なプレーが多すぎたように見受けられる。
 それでもフィジカルを中心とした力の差が時間の経過とともに現れ、時折り勿体無いミスから冷やりとするシーンも作られたものの、最後は地力の差とプロのメンツで寄り切った。
 先制点は前半19分、中央で相手ボールをカットしたMF上里が正面やや右のFW清野へ送って右足でゲット。38分には負傷前の切れ味を取り戻しつつある上里独特のぐいと落ちるシュートが浦和GK大谷を襲い、前へはじいてしまったところに詰めてきたFW中山が反転しながら押し込んで2-0とする。
 直後に守備のパスミスから浦和FW宮川に1点を返されるが、後半立ち上がり45秒にMFセバスチャンからの右CKをゴール正面でDF曽田が頭で決めて3点目。その後は徐々にフィジカルの差が出はじめたこともありほぼ試合を支配。9分には右サイドMF岡田からの長いクロスをゴール前で受けた中山がDF2人をかわしてゲットしこの日2点目。39分には途中出場のMF西が中山とのコンビネーションで受けたボールを左サイドに進出していたDF和波に素早く送り、ダメ押し点を演出。5-1のスコアで大勝となった。
 スコア的には大勝だが、前述の細かいミスや雑なプレーの多発、フリーのシュートを外したり枠に当ててしまったり、ゴール前で勝負を避けたりといった少々残念な面があったことは否めない。
 が、「上(J2リーグ戦)で使ってもらえるようになるために何をどうしなければいけないかを知り、積極的に挑戦していくという意味でサテライトの参戦の意義は果たしていると思う。来期のことはまだ具体的に動いていないし、予算の面でも厳しいが、チーム力の底上げのためにできる限り今後もサテライトへは参戦を続けていきたい」(城福強化部長)と、クラブとしては前向きに捉えている。
 前夜、10周年感謝ディというメモリアルな舞台で来期のJ1昇格を絶たれてしまったコンサドーレ札幌。既に2007年のJ2に向けた戦いは始まったと言える。



-サテでも大観衆-
 この日は14:00からのサテライト戦の前座試合として11:00から女子のなでしこリーグも開催され、入場はすべて有料の試合となったが、さすがに日本一の動員力を誇る浦和である。ホームさいたま市から離れた熊谷開催といえども多くのサポーターが足を運び、2,338人というちょっとしたJ2公式戦並みの数字を記録した(なでしこ戦は1,254人)。
 若手ばかりのメンバーであってもホーム戦での大敗は見過ごすことはできないとばかりに、試合後は挨拶に並んだ選手たちに厳しいブーイングも飛んでいた。このメンタリティが良いか悪いかは別として、いかにも浦和らしいと言える光景ではあった。

-サテライト戦の指揮を執った財前コーチ-
 「きょうは攻撃は動き出しを早くして、いい状態だったら前へボールを運ぼうという指示を出した。選手も意識して前半からできていたのではないかと思う。守備では特に前半、ズルズル引きすぎるところがあった分、後半はそれを修正して、できるだけ前からボールに行けるようにしようと指示した。その部分は後半はできるようになったのではないかと思う」

-2アシストを記録した上里-
 「2点目(シュートをGKがはじいてこぼれ球を中山が決めた)もアシストですか?トップ下よりもボールにたくさん触れるのでボランチの方がやりやすいです」

-途中出場の石井、シュートは1本-
 「もっとシュートを打てた(記録は1本)と思う。昨夜の試合(敗戦で昇格消滅)の悔しさを皆が持って試合に臨んでいたのでこういう結果(大勝)になったと思う」



-札幌出身ストライカー・北本綾子が道産娘サッカー少女にエール-
 サテライト戦の前には同競技場で女子のなでしこリーグ・プレーオフ上位リーグの「浦和レッズ・レディース-TASAKIペルーレFC」戦が開催された。首位日テレ・ベレーザを追うリーグ2位の浦和と3位のペルーレは、ともにプレーオフ3試合の結果で優勝を狙える位置にいるだけに熱のこもった試合を繰り広げた。
 試合は前半を無得点で終えた後半5分に、司令塔安藤梢からのパスを受けたFW北本綾子(札幌市出身・文教大明清高校卒)がGKとの1対1を決めて浦和が先制。この得点を持ち前の堅守で守りきり、詰めかけた1,200人余りのサポーターに勝利を捧げるとともに、2年ぶりのリーグ制覇に向けて貴重な勝ち点3を手にした。
 高校卒業後、東京女子体育大学に進み現在は浦和に籍を置く北本は元なでしこジャパン(日本女子代表)。現在はメンバーから外れてはいるが、まだ23歳と若く、日本女子としては恵まれた体格とスピードを武器に、浦和のポイントゲッターとして活躍し、代表復帰も期待されている。
 北本はここまでの自身の歩みを「サッカーが好きというだけで仕事をやりながらでも続けることができた。その陰には親など昔から支えてくれている人たちがいるので感謝している」と振り返り、後に続く北海道のサッカー少女たちには「辛いことがあっても『サッカーが好き』という気持ちを持ち続けて頑張ってほしい」と、笑顔でエールを送った。

※プロフィールに誤りがありましたので訂正しました。申し訳ございませんでした。


posted by higuma |18:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年10月20日

【号外】ひぐまスポーツ特報!ペレイラ到着!

【超速報!】おかえりなさいペレイラ!Mr.コンサドーレ北の大地に降り立つ!

明日21日に迫ったコンサドーレ札幌の「10周年感謝ディ」。
そのイベントである「サンクスゲーム・OBチームvs.ユーススタッフチーム」の
目玉選手として招聘したルイス・カルロス・ペレイラ氏が、
20日夜、地球を半周しはるばる北海道にやってきた!


<出迎えのチーム関係者と握手>

成田からのJAL便。
手荷物を受け取り到着ゲートから第一歩を踏み出したのは20時39分。
「7年ぶりです」(ペレイラ氏)という懐かしい北海道への帰還を、
城福強化部長、鈴木ウリセス通訳らスタッフだけではなく、
10人以上の赤黒のサポーターたちが出迎えた。
1996年のチーム創設から3シーズンに渡り、いつでも全力を振り絞ったプレーで
まだサッカー文化、プロスポーツ文化が根付いていなかった北海道の
サポーターたちを魅了し、いつからか「ミスター・コンサドーレ」と呼ばれるまでになった。
今回のサンクスマッチには当初、やはりチーム黎明期に爆発的な得点力で活躍した
デリー・バルデス氏を招聘していたが、事情により来日が叶わなくなった。
この緊急事態に急ぎ関係者がブラジルに帰国しているペレイラ氏に出場を依頼。
快諾を得ての今回の来道となった。


<早速出迎えのサポーターにサイン>

ペレイラ氏は
「私のことを憶えていてくれて、またこのような大事なイベントに
呼んでもらえて本当に嬉しい。
再びあのサポーターの皆さんの前でプレーできるのが楽しみです。
自分が明日プレーをして皆さんに楽しんでいただき、
コンサドーレ札幌が今よりももっと良くなること願っています」
とサポータへ向けて暖かいメッセージをくれた。

1999年シーズン以来7年ぶりの日本、7年ぶりの雄姿の登場は明日午後5時10分。
あのペレイラが札幌ドームのピッチに登場する!


posted by higuma |20:44 | コメント(1) | トラックバック(0)

2006年10月15日

ひぐまスポーツJユース版(1)

札幌、湘南とドロー-Jユース

【宮の沢】Jリーグのユースチームなどで争われるJユースサハラカップ2006は15日、予選リーグBグループの5日目が行なわれ、コンサドーレ札幌U-18は札幌市西区の宮の沢白い恋人サッカー場で湘南ベルマーレユースと対戦し、2-2(前半1-1、後半1-1)で引き分けた。
 札幌は前半37分に門間のゴールで先制したが同42分と後半21分に湘南にゴールを許し逆転された。互いに攻めあいつつ迎えた終盤42分にコーナーキックから熊澤がヘッドで同点弾を奪ってそのまま引き分けた。

 札幌の出場選手=GK30曳地(1)、DF=20熊澤(1)、3谷川(3)、15加藤(2)→26松本怜(1)、2安藤(3)、MF=10長沼(3)、5大野(3)、17鶴野(1)、13大西(2)、FW=9横野(2)、8門間(3)…名前の前の数字は背番号。( )内は学年。
 得点=37分札幌1-0(門間)、42分湘南1-1(日下部)、66分湘南1-2(鎌田)、87分札幌2-2(熊澤)



-気持ち見え終盤追いつく-
 札幌の四方田監督は「この時期の試合はメンバーを固めるのが難しい」と語る。例えば怪我人などというスポーツチームにとって避けられない事情の他に、3年生の中には学業に専念するため引退してしまう者がいたり、修学旅行等の学校行事と重なることも多いなどのユースチーム特有の理由もある。この試合も諸事情によって出場できない選手がいたが、「全員にチャンスがある。その時点でのコンディションが良かったり気持ちが充実している選手から使うという点で競争心を煽っている」(四方田監督)という狙いに、起用された選手たちが応え、出場経験の少ない選手や夏場までのポジションとは違う位置で出場した選手たちがリードされても折れない心を見せて勝ち点1を掴んだ。
 試合は積極的なサッカーを標榜する両チームの特徴が現れ、中盤から守備ラインまでの激しい潰しあいでなかなか決定機まで持ち込めない。互いに4-4-2のシステムだが、札幌は中盤をダブルボランチ+サイドハーフのいわゆるボックス型、湘南はダイヤモンド型に配しているためにフィールド中央部での主導権は湘南に分があった。一方で札幌はサイドに活路を見出す。特に右サイドではサイドバックの安藤が切れ味鋭いプレーで一列前の大西との連携で再三湘南の左サイドを食い破った。
 先制点もまさにその右サイドの崩しから生まれた。前半37分、中盤でボールを受けた大西が右サイドへ流れながらキープするその外側を安藤が猛然と追い越していき、深い位置からゴール前へ送られた低いクロスに門間が飛び込んで右足で合わせるという絵に描いたようなプレーだった。
 対して左サイドはサイドバック熊澤が夏までセンターバックの選手だったためか、長沼との呼吸はいまひとつ難があったが、右サイドはそれを補って余りある溌剌ぶりを見せ、札幌の決定機の大半はここから生まれた。
 だがフィニッシュでやや呼吸が合わなかったり、正確性を欠いたりなどで前半はこの1点に終わる。逆に42分には右サイドで与えたフリーキックから同点に追いつかれる。ファーポスト際に伸びたボールに対し、この試合が公式戦初出場となる札幌GK曳地がジャンプするも届かず、大外を侵入してきた湘南DF日下部に頭で決められる。その後動揺したのか守備が不安定な時間が続いたがハーフタイムの笛に救われ、前半は1-1で折り返す。



 後半も大筋での展開に変化はない。時折りこう着状態を打破したいがためか蹴りあいになることもあったが、双方ともボールと人を動かす積極的なサッカーを披露する。
 均衡が破れたのは21分(通算66分)。湘南がピッチ中央から流れるようなパスワークを見せて札幌守備陣を引き付け、FW岡が左へ出したラストパスにブラインドサイドを走りこんできたMF鎌田が右足で蹴りこんで札幌を突き放す。
 リードした湘南であったがこの1点を守りきろうとする匂いは露ほども感じさせない。追加点を狙い相変わらず攻めてくる。当然札幌も裏のスペースを突くべく素早い攻撃を仕掛け、やはり右サイドを中心に何度も湘南ペナルティエリア付近まで進出する。決定的な局面も何度か訪れ、その度に会場を訪れた観衆(205人)から歓声が上がるが、湘南の身体を張った守備に阻まれてゴールネットを揺らすまでには至らない。
 このまま敗戦かと思われた後半42分。攻め込んだ札幌は左→右と連続してコーナーキックを得る。安藤の蹴ったボールに飛び込んだのは後半途中から慣れたセンターバックの位置に変わっていた熊澤。四方田監督も「今年は全然取れていなかったので久しぶりだった」というセットプレーでの得点で追いつき、続いて突き放すチャンスも作り上げたものの、タイムアップの笛を聞いた。
 内容的には不満の残る点も多い。攻撃でのフィニッシュの精度の低さはこれまでも持ち越されてきたものであるが、守備面で自陣の危険な位置でファールを犯し、相手にフリーキックの好機を再三与えてしまっていたことを指摘しておきたい。
 試合を視察した城福強化部長も「きょうは何としても追いつくんだという気持ちは見えた」と評価した一方で、今後に向けては「失敗してもいいからチャレンジしていく姿勢が欲しい。きょうもせっかく長い距離を突破して行っても最後のところで勝負せずにバックパスをしてしまう選手がいた。その点は残念」と釘をさすことも忘れなかった。
 札幌は今期のJユースサハラカップでは通算1勝1敗1分となり(※訂正しました)、次戦は次週22日(日)に場所も同じく宮の沢にベガルタ仙台ユースを迎えて行われる。

<札幌U-18・四方田修平監督>
 同点という結果には満足していないが、取り返すという姿勢を見せてくれた部分は評価したい。
 今年は高円宮杯には出場できなかったが、夏以降Jユースカップを目指して、選手も気持ちを切らさずに厳しい練習をやってきた。
 課題としては決めるときに決めておかないといけないし、自分たちからアクションを起こしてビルドアップしてフィニッシュまで結びつけるというのはうまくできるチームというのはなかなかないが、それをいかにうまく出来るようになるかが個人個人の成長につながると思うので、そこを追求していきたい。


posted by higuma |18:34 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年10月01日

ひぐまスポーツ速報版(サテ川崎戦第2報)

サテライトリーグ戦
 川崎フロンターレ 1-1 コンサドーレ札幌



-さらに積極性を-
 秋の冷たい雨が降り注ぐ中行われた試合は、前半は札幌にとって見るべきところの少ない試合となってしまった。シュート数こそ8(川崎):7(札幌)と互角だったが、相手ゴール前まで進出する回数は少なく、それは攻め込んでいるからこそ得られるコーナーキックの数(7:1)に表れた。チームを指揮した財前恵一コーチは「こちらから要求したことに対して積極的にプレーできていなかった。自分たちでボールを回せる局面でも大きく蹴ってしまったりしていた」と、前半の不出来を振り返った。
 「考えて」「動いて」ボールを回して試合を支配していく札幌のサッカーができていない。ミスも多く連携も悪い。確かに雨でスリッピーなピッチでは遠目からのシュートが効果的な場合もある。が、蹴った瞬間に枠を外れるのがわかるようなミドルレンジのシュートは、山のように打っても何の効果も得られないだろう。
  「当日移動の影響で目が覚めていなかった」(西澤)せいか、いいプレーが3つと続かない札幌だったが、前半終了間際にようやく金子から左の川崎に送られたボールをファーサイドのポスト際で中山がヘッドで捉える決定機を迎える。ここはポストに阻まれたものの、後半に入ると「相手の疲れもありスペースができたので前に行けた」(財前コーチ)というように、徐々にパスを回して崩す場面も出てくる。
 それでも先制点は川崎。16分に左コーナーキックからFW鄭(チョン)大世がヘッドで狙ったシュートのこぼれ球をゴール前混戦からMF飛騨に左足で押し込まれる。だが先制されても怯まぬ札幌はたて続けにコーナーキックを奪うなど攻め続ける。そして23分にペナルティエリアの右角付近にいた西が浮き球を果敢にボレーシュート。ミスキックで枠は外れたがうまい具合に左ポスト際にいた中山に渡ってシュート。一旦はGK植草に阻まれた返りのボールをヘッドで決めて追いついた。
 その後も札幌はカウンターから絶好のチャンスをつかむなど突き放すチャンスはあったものの、ここ2試合で6ゴールを続けて奪っているトップチームの勢いをそのまま持ち込むことは出来ず、結局1-1で引き分けに終わった。先日のJ2徳島戦で2ゴールを挙げている石井も「自分で(シュートを)打たなければいけない場面があった」と反省したように、90分の試合全体として見た場合、積極性に欠ける点は否めない試合ではあったが、左サイドで起用されたMF川崎健太郎の攻守にわたる溌剌としたプレーや、左ひざ靱帯損傷の重症から復帰した西澤が久々にプロ相手にフルタイム出場を果たすなど明るい面も見られたと言える。
 札幌の今期サテライトリーグ戦の通算成績は7試合を消化して2勝3分2敗となり、残りは10月22日(日)に熊谷で行われる浦和レッズ戦を残すのみとなった。




-「試合勘も何も…」苦笑の西澤-
 前半は3バックの右、千葉が退いた後半はスイーパーの位置でプレーした西澤。プロチーム相手のフルタイム出場は負傷前の昨年9月10日のJ2鳥栖戦(厚別)以来となる。「試合勘は戻ってきたか?」の問いに対しては「試合勘も何も…当日移動での試合ですから身体が目覚めずきつかったです」という答えだったものの表情は明るいものだった。「失点は僕がマークしていた選手だったので残念だったが、チームとして後半はなかなかいい崩しも出来ていた」と、手ごたえも感じた様子だった。

-幸運のアシスト、西-
 ユース出身のルーキー西大伍が偶然ながらもアシストを記録し引き分けに貢献した。
 後半14分にセバスチャンに代わってトップ下に入る。その直後にチームは先制されたが、攻撃に移った際には独特のタッチから繰り出されるボールで、ピッチの上のアクセントとなった。
 23分には上里の放ったボールが相手選手に当たって高く浮き、右サイドにいた西のもとに落ちてきた。クロスにも見えたがしっかりとステップを踏んで放った右足のボレーは「ミスキックでした。本当はアウトサイドにかけて曲げていくボールを蹴りたかった」と、狙い通りではなかったものの、ファーサイドにいた中山の同点ゴールを生んだ。観戦した城福強化部長も「あの西のボールは良かった」と褒めたプレーは公式記録に掲載されアシストとなったのだが、「でもそれなら『パス』と書いてほしかった。『シュート』だとシュートミスだとわかってしまうから」と笑みを浮かべた。
 まだまだ守備面や体力面など課題も多いが、時折り見せたスルーパスなどは「ゴール前でアイデアがある」(財前コーチ)と首脳陣の期待も大きい。今期は怪我で戦列を離れる期間も長く、実戦経験も充分につめなかったであろうが、来期の飛躍を期して日々成長していってほしい選手である。

-藤田はDFも経験-
 本来は攻撃的な選手である藤田征也が後半途中から3バックの右を経験した。前半に真ん中の千葉が負傷し、後半開始から岡田を投入していたのだが、「相手が大きいFWの選手(都倉)を入れてきたので、藤田なら高さで競れるだろうということと、体力的にフレッシュな岡田を前に置いた方が攻めにいけると思ったから」という財前コーチの狙いで珍しい布陣が敷かれた。守備に難があり、この日もライン際の競り合いで相手をファールで止め警告をもらった藤田であるが、こうした経験を重ねて磨いたスキルや個人戦術は、本来の攻撃的なポジションで戦う上でも決して無駄にはならないはずだ。


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2006年10月01日

ひぐまスポーツ速報版(サテ川崎戦)

札幌、川崎と分ける-サテライトリーグ

 【川崎】Jサテライトリーグは1日、Aグループの12日目が行なわれ、コンサドーレ札幌は神奈川県川崎市の等々力競技場で川崎フロンターレと対戦し、1-1(前半0-0、後半1-1)で引き分けた。
 前半は川崎に押し込まれながらも無失点でしのいだ札幌だったが、後半16分にコーナーキックからゴール前のこぼれ球を川崎MF飛騨に押し込まれ先制を許す。しかし同23分に札幌はMF西大伍のシュートが枠をそれたところをFW中山が一旦はシュートを相手GKに阻まれながらも頭で合わせ追いつき、そのまま引き分けた。



 札幌の出場選手=GK高原(→佐藤)、DF=西澤、千葉(→岡田)、和波、MF=金子、上里、藤田、セバスチャン(→西)、川崎、FW=中山、相川(→石井)
 得点=61分川崎1-0(飛騨)、68分札幌1-1(中山)


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