コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2022年01月11日

【動画】コンサ旭川・決勝戦動画その他

お待たせをいたしました。動画です。
公式動画とは異なるアングルで映しております。
撮影に際しJFAの観戦統一規定により三脚は使用しておりません。


決勝戦「東急Sレイエスvs.コンサ旭川」(12:12)
https://www.youtube.com/watch?v=XlG_KaYeqIk

中村拓朗監督勝利インタビューー(非公式/2:04)
https://www.youtube.com/watch?v=DOdsf6Dz4WY
↑途中にバッテリー切れになりましたwww


最後は泣いてください(^^;;;

なおヨコ位置&表彰式は正面のJFA公式動画はこちら(4:58)
https://www.youtube.com/watch?v=CZqGQl3GFVQ

中村監督に話を聞いていた隣りでJFA代表取材をしていた大会最終日全般の記事はこちらから
https://www.jfa.jp/match/alljapan_u15_futsal_2022/news/00028840/

posted by higuma |15:35 | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年01月11日

コンサ旭川、攻撃“サッカー”でフットサル日本一に!

【伊勢】中学生年代のフットサル日本一を競うJFA第27回全日本U-15フットサル選手権大会は、10日(月)に三重県伊勢市の三重県営サンアリーナで決勝ラウンドが催され、北海道代表の北海道コンサドーレ旭川U-15(以下“旭川”)が6-1で東急Sレイエス(関東・神奈川県)を破り初優勝を飾った。

1641859080-2022-01-10_134409.jpg
試合前、円陣を組む旭川イレブンと右の黒ジャージの中村監督


 午前の準決勝は四国代表の松山城北FCが相手。旭川は強力なプレッシャーで追い詰め終始優位に試合を進め、今大会好調の3中田の2ゴールなどで5-0と松山城北を一蹴する。

1641859097-2022-01-10_135416.jpg
前半、5加藤のゴールで同点に追いつく


 「優勝か、それ以外は何もないと同じ」(旭川・松山育司コーチ)の言葉同様、旭川は漲る気迫で決勝戦でも初出場の関東の雄・東急Sレイエス(以下“東急”)を寄り切った。
 東急は横浜市北部の東急田園都市線沿線のあざみ野に拠点を持ち、近年めきめき力をつけ日本クラブユース選手権U-15にも出場を果たすなど「外サッカー」では知られた存在である。しかし今大会のメンバーはフットサル専門チームの一期生。守備も攻撃も総合力が高く、グループBでは昨年優勝のブリンカール安城U-15や強豪長岡JYFCを降すなど、フットサルチームらしい高い技巧で初出場初優勝を狙う。

1641859116-2022-01-10_143613_1_.jpg
後半に入ると今大会大活躍の3中田の連続ゴールで突き放す


 旭川は試合前の中村拓朗監督の「高円宮杯に出られないとわかったときの悔しさからあとひとつで優勝というところまで来られた。オレは来られると思っていたけれどね。全員で力を合わせてサッカーをしてきたことの集大成を見せよう」の言葉に全員が天を突くほどの咆哮で応え、旭川史上最高の闘志を胸にピッチに飛び出していく。イレブンは普段は内に秘めた情熱が顕在化したときの強さを見せ、積極的な試合で序盤から優位に立つと、不運なオウンゴールで前半8分に先制は許すも、同11分に5加藤のゴールで試合を振り出しに戻す(準決勝以降は15分ハーフ)。

1641859148-2022-01-10_150023_1_.jpg
パワープレイの東急に対し10横山がハットトリック。東急を粉砕する。


 後半に入っても旭川の勢いに陰りは見られない。18分と23分に3中田の自慢の左足がさく裂し3-1とリードを奪うと、たまらず東急はタイムアウトを取る。選んだ作戦はゴレイロ(ゴールキーパー)を攻撃参加させるパワープレイ。それでも旭川は今大会2戦目のエフスリー(北信越・新潟)戦でも経験済み。落ちついた対処で「相手がパワープレーに出てもゾーンで守る」(中村監督)戦術を徹底し、残り時間が気になる東急に圧力をかけると、10横山が相手選手のボールをかっさらい無人のゴールに流し込む鮮やかな「パワープレイ返し」で追加点を挙げる。横山は終了間際の30分にも連続でゴールを挙げパワープレイ返しだけでハットトリックを記録。6-1とスコアが開き残り時間が0を示すと、日本一に立った歓喜を爆発させる旭川イレブンの叫び声がサンアリーナにこだました。

1641859185-IMG_20220110_151016.jpg
試合後、優勝記念撮影をする旭川イレブン

1641860204-2022-01-10_151418.jpg
JFA北澤豪理事から表彰状を受ける旭川・菅谷脩人主将。

1641859210-IMG_20220110_154226.jpg
その賞状


[実った攻撃サッカー、真冬の豊作]
 2004年のチーム創設以来初の全国タイトルを手にした旭川イレブン。中村監督も「高円宮杯に出られても優勝を目指すつもりでいた」と語る豊作の中学3年生たちが決勝で記録したシュート数は48。特に外サッカーではDFのはずのレフティ3中田は一人で相手東急の合計18本に肉薄する16本ものシュートの雨を浴びせた。全5試合でゴールを挙げた彼は春からはJ3松本山雅のU-18に進む。逆にシュート6本で3得点を挙げ技を見せた10横山はJ2ベガルタ仙台のアカデミーの門をくぐる。エフスリー戦で貴重な先制ゴールを挙げた2坂本、好プレーを見せた6倉田、主将としてチームをまとめた7菅谷は札幌U-18へ昇格する。1吉田の身体を張った守備を始め、全員が相手の攻撃を跳ね返し、ボールを奪わんと前へ前へとオールコートで連動し圧力をかける。奪ったら躊躇なくシュートで攻撃を終える。中村監督も「サッカーで勝ちました」と胸を張るそのスタイルは札幌トップチームのミハイロ・ペトロヴィッチ監督が標榜する攻撃サッカーそのものだった。旭川での経験と勲章を胸に、他の生徒たちも旭川実業や大谷室蘭などの有力高校サッカー部に場を移し、さらに成長を続け、コンサドーレのサッカーの種を全道へ、あるいは全国へと広げていく。

1641859336-IMG_20220110_152541.jpg
トーナメントボード。「コンサドーレ」の名がてっぺんに記されている

1641859387-IMG_20220110_154231.jpg
選手全員に贈られた一番いい色のメダル

1641859417-IMG_20220110_154309.jpg
「トロフィー見せてくれよ!」「めんどくせぇなぁ(嘘)」

1641859592-IMG_20220110_154410.jpg
旭川ユースの諸君、本当におめでとう!


 北海道代表の優勝としては第1回大会の札幌第一ジュニアユース、3回・9回のユニオンジュニアユース、6回のコンサドーレ札幌U-15、13回、17回のスプレッド・イーグルFC函館に続く6度目の栄冠。
 2020年に監督に就任した旭川の中村拓朗氏は札幌U-18の3期生。同期の新居辰基(元札幌ほか)とともにU-15のユニオンジュニアユース時代にチームはこの大会で全国優勝をしているが、「中学2年の年はトレセンの日程と被ってしまって出場はしていないんです。3年の時も準優勝しましたが怪我をして出られなかったんです」と語る。自身のU-18時代も夏のクラブユース選手権で準優勝に終わっているため、教え子が自身を越えていったことになる。しかも遠征メンバー16人全員を出場させ11人もゴールを記録するという、とてつもないレベルの高い采配も見せつけた。
 この快挙はコンサドーレファミリーのみならず、道内で切磋琢磨を繰り広げる同世代や、次代を担う子供たちにも刺激となるものだろう。心から祝福と慰労の気持ちを送りたい。選手たちよ、メシは残すな。(ひぐま)

1641859543-IMG_20220110_152837.jpg


posted by higuma |08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

2022年01月10日

<速報>コンサ旭川、堂々のフットサル日本一!

【伊勢】三重県伊勢市の三重県営サンアリーナで開催された全日本U-15フットサル選手権大会において、北海道代表として出場している北海道コンサドーレ旭川U-15チーム(以下“旭川”)が初優勝を遂げた。
 大会は3戦全勝でグループリーグを突破した旭川が、準決勝で四国代表の松山城北FCを5-0で一蹴すると、決勝戦でも関東代表の東急Sレイエスを相手に6-1と完勝をおさめ優勝を果たした。コンサドーレアカデミーの日本サッカー協会主催試合でのタイトルは札幌U-18による2012年のU-18のJユースカップ、2001年の札幌U-15による全日本U-15フットサルに次いで3度目。旭川ユースとしては創立以来初の全国タイトルとなった。

posted by higuma |16:25 | コメント(2) | トラックバック(0)

2022年01月09日

コンサ旭川、激闘の末にベスト4進出

【伊勢】中学生年代のフットサル日本一を決める大会「全日本U-15フットサル選手権」が、8日(土)より三重県伊勢市のサンアリーナで行われている。北海道代表の北海道コンサドーレ旭川U-15(以下“旭川”と呼称)は9日(日)までにグループラウンドの3試合を全勝し、準決勝への進出を決めた。


1641719316-271656149_4653415551421900_7647750060249518271_n.jpg
三重県営サンアリーナ(伊勢市)


 本来であれば出場していないはずの大会だった。
 北海道コンサドーレ札幌の下部組織にあたる旭川は、他の組織と同様にサッカーの強化の一環としてしかフットサルを捉えていない。過去この大会で準優勝一回、ベスト4に2回進出を記録してはいても、成果を図るのはあくまでサッカー。したがって今回もフットサル専門のクラブとは熱意の面で一線を引いているかと思われた。が、一昨年来のコロナ禍において、北海道地区においても昨年の高円宮杯U-15カブスリーグが規定を満たす試合数を消化できず、公平を期すため前年の2チームに高円宮杯全国大会の出場権が渡った。独走状態で一位を走っていた旭川には残酷すぎる裁定が下されたわけだが、その高円宮杯に出られなかった悔しさをぶつけてやろうと、今大会出場に目標を定め道予選を勝ち抜き、「全国優勝」を明確な目標として伊勢に乗り込んできた。

1641719334-FIo2-_8acAkhsH7.jpg
ベスト4進出を決めた旭川(手前)


 8日午前の初戦となるセレソン都城(九州・宮崎)戦の立ち上がりこそ堅さが見られた旭川であったが、1点を奪うとあとはやりたい放題の状態となり7-0で格の違いを見せつける(注・訂正済)。登録された15人全員を起用するという、連戦を見据えた采配を振るうこともできた。
 同日午後には二戦目。グループ内の最大の壁とみられていたエフスリーJr.ユース(北信越・新潟)との激突。1-1で折り返した後半早々に2失点し暗雲が立ち込めたが、3中田、5加藤、7菅谷の連続得点で逆転に成功する。エフスリーはゴレイロ(ゴールキーパー)を攻撃に参加させたりなどの陽動作戦を繰り出すが、慌てない旭川は逆に20横山が貴重な追加点を奪い雌雄を決した。

1641719349-2022-01-09_140818.jpg
前半5分、7菅谷の2点目が決まる


 9日に行われた第三戦。ここまで勝ち点6を獲得していた旭川は勝てばもちろん、引き分けでもベスト4への進出を決められる。相手はヴィットーリアスFC(関東・千葉)。ヴィットーリアスが勝った場合、エフスリーを含め3チームが勝ち点で並ぶことも考えられたが、当該チーム間での得失点差で1点以内で敗れても旭川が1位になることはできた。その試合、開始早々に相手に直接FKを決められ先制を許すも、主将の7菅谷が本領を発揮し逆転すると、さらに2坂本のゴールで突き放しにかかる。しかし点差をつけて勝つしかないヴィットーリアスも猛追を見せ同点に追いつく。息詰まる攻防戦は双方とも決定機をものにできない展開で迎えた終盤、残りわずか4秒。直接FKを3中田が見事に蹴りこんで勝負あり。旭川が3戦全勝で堂々の準決勝進出を決めた。

1641719359-2022-01-09_140818_1_.jpg
2坂本が4点目をゲットし、旭川が一時は2点差をつける


 準決勝は明日10日(月・祝)。10時50分キックオフ予定で、旭川は四国代表の松山城北FC(愛媛)と対戦する。勝った場合は同日午後の決勝戦で、フットサルの専門メンバーを揃える強豪の関東代表・東急レイエスFCとの対戦が予想される。
 旭川の全国初優勝なるか、コンサドーレのアカデミーとしては2度目の栄冠に輝くか、注目である。

1641719370-2022-01-09_143252.jpg
終了4秒前。3中田の左足が火を吹く


 なお北海道第二代表として出場しているSSSはグループAで1勝1敗1分で2位となり、惜しくもベスト4進出は成らなかった。


posted by higuma |18:02 | コメント(0) | トラックバック(0)