コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年10月24日

ひぐまスポーツ特別版!10周年サンクスゲーム(2)

 では続きです。試合後の「選手」たちの声を手当たり…じゃなかった、前足当たり次第に拾いました(笑)。


<手前に木島さん。左に深川さん、田渕さん>

<三浦雅之さん(1996年/旭川U-15監督)ら>

●試合後
深川友貴さん(1998~2001年/101試合出場=第14位/U-18コーチ)
 いやー!ケンジ(黄川田さん)にやられたのがね。余りにもケンジらしいゴールだったんで、一本取られた!ホント、しつこいようだけれど「シンジラレナーイ」だよね。あんなシュート現役のときだってなかなか打てないよね、ほんとケンジって感じでやられたね。
 でもいろんな選手たちと楽しめたってのが本当に良かったし、いろんな人たちに伝わってくれればいい。走れない部分とかは勘弁してもらって(笑)。
 (ユースの選手たちにお手本になるようなプレーはできましたか?)…(笑・周囲の記者に)どうでしょうかね?どうでしたか?(「良かったですよ」の声に)あ、良かったってことで(爆笑)。

黄川田賢司さん(1997~2001年/108試合出場=13位)
 ゴールはとても嬉しいです。前から楽しみにしていたしこういう機会をみんなに与えてもらえて良かったです。現役時代を思い出して幸せでした。
 前々から関とか深川トモとかと主役の座を争うぞと話をしていたのでいい形でゴールできてよかったです。みんな負けず嫌いですので勝負がかかると楽しみながらも真剣にやれましたね。
 変わらず札幌を応援してます。これからもいいチームになってほしいと思います。
 OBとしてはいいチームでいてほしい。チームのカラーを持って楽しくてお客さんが喜ぶようなプレーをしてほしいと思います。ファンの声援に応えられるようなもっともっと楽しめるようなサッカーをしてほしい。

田渕龍二さん
 ピッチが広かった。芝生の上でサッカーするのは久しぶりだったので気持ちは良かったけれど、キツかったです。
 (サポーターの応援は?)いやー、一杯一杯で聞こえなかったです(笑)。入って5分でバテました。一回前に行って、戻ってきてディフェンスしたらもうバテました(笑)。行けるところまで行こうと思っていたんですけれど、5分で朽ち果てました(笑)。現役を辞めてからボールの無いときの動きとかポジション修正とか、そんなサッカーをやっていなかったもので。
 きょうグラウンドに入ったときに(大声援を受けて)、札幌を離れるときよりも胸に来るものがありました。
 (きょうの神戸戦は)大一番ということで、どんな形でもいいから勝ってほしい。神戸にも属したことがありますけれど、札幌の方が全然長かったし土地に愛着もあるので。これからもJ1でもJ2でもカテゴリーには関係なく、とにかく勝ち続けていってほしいです。
 (現役のときより喋りがうまくなりましたね?)そうですか?頑張りました(一同爆笑)。(地元放送局の解説などで)喋る機会が増えたので、慣れたというのが一番だと思いますが。昔は何を言っていいのか自分でもわからなかったですから、あの頃よりはマシという感じです(笑)。


<ハーフタイム。田渕&古川の元大塚コンビ>

<こちらユースチーム。関浩二さん(1998~1999年/U-15コーチ)もヘトヘト>

森下仁志さん
 今日は全然ダメ。全然走れなかった。ちょっと走ったら胸が痛くなった。練習不足ですね。帰ったら走ります(苦笑)。
 今日だけは選手に戻りたくなりましたね。辞めたときは悔いは無かったんですけれど(笑)。札幌はいいところです。家族とも話していたんですが、空港を降りたときからいろいろな思い出が蘇ってきました。
 札幌が目指しているサッカーは素晴らしいと思いますし、そんなにすぐチームというのは作り上げられるものではないです。土台があってベースができて強くなるものだと思います。僕のいたガンバもそうですけれど。今ではガンバは強豪チームですからね。歴史があって強くなるものです。きょう(対神戸戦)は楽しみに観戦します。

平川弘さん
 (カメラを向けられると)取材はやめてください(笑)。
 いやー、走れないねぇ~。自分のイメージの10分の1くらいだね。
 (惜しいシュートがありましたね)あれね、右のポストを狙うふりをしてニアを狙ったんですけれど、技術が伴いませんでした(爆笑)。
 サポーターからの声援はありがたかったですね。もうちょっと長くやりたかったかな(笑)。最初はキツかったです。ウォームアップが野球のブルペンのところでちょっとボールに触るくらいだったから。
 (木島さんはよく走っていましたね)あの人は頭が薄いだけだから(爆笑)。若さはあるから。
 (現在のチームには)我々よりは走ってほしいですね。上手くなくてもいいから泥臭く頑張ってほしい。そういうところにお客さんは感動するんですから。
 (お子さんには胸を張れますね?)どうかなぁ。とりあえず息子の脛当てを使って出たので、それで勘弁してもらおう(笑)。


<平川さん。この時点ではシュートミスを「芝がボールに絡んだ」(訂正)と言っていたのはナイショ(笑)>

<三浦さんと選手入場直前までHBCの生番組に出ていた野々村さん>

野々村芳和さん(2000~2001年)
 サポーターはさ、どっちも札幌なんだけどOBチームの方を応援していたんじゃないの?あっちの方がうまい選手が揃ってるよ(笑)。

伊藤優津樹さん(2000~2001年)
 気持ちよかったです。一緒にやったことのない人もいたので、コミュニケーションを取りながら楽しくやりました。
 僕の現役生活の中では一番在籍が短い(2年)チームだったんですけれど、きょうもたくさんサポーターが駆けつけてくれて嬉しかったです。

相川雄介さん(札幌U-18OB=1999~2001年/道都大卒)
 嬉しかったです。思い出になりました。3点取られましたが、それで会場が沸いたからよかったかなと。プロでやりたかった夢が叶ったような感じでした。現在はフットサルのチームで頑張っています。

山橋貴史さん(1997~1998年)
 やっぱりこういうメンバーが集まると、練習なんか全然していなくてもボールもうまく回ったりすごく楽しかったですね。
 (いいゴールでしたね)あれは木島さん(のお陰)でしょ。でも木島さんがあそこ抜けた時に、あ、もうたぶんちゃんとこっちを見てくれているなというのはいつも一緒にやってるんで、そういうのはありました。あれは8割9割木島さんの得点です。

木島敦さん(1996年)
 (山橋さんへのアシストは)アレは決まってるから、パターンね。2回に1回は貴史に出しているから。本当はベアフットの仕込みが必要だったね。(ゴールしたら)2人で脱いで「うぎゃぁ~!べあふっとぉ~!」ってやりたかったんだけど(一同大笑い)。(注・コンサのユニの下にベアフットのユニを重ね着しておけばよかったという意味)
 (そりゃ顰蹙ものでショ?の声に)いやいやいや、それくらいやらないと。ボクほら、あんまり上手くないから。走るしかないから。最後あそこ(右サイド)空いていたから「走っちゃお~」と思って。辞めたの一番速かったからねオレが。一番長く休んでいたから。頑張ったと思うよぉ。


<時差ボケもあったと思うがフル出場したペレイラさん。後ろは古川さん>

<試合終了。OBチームが3-0で勝利!>

石塚啓次さん(1997年)
 (華麗な足技は健在でしたね)いやいやいや。今は賭けサッカーしかやっていないですから(笑)。札幌は本当にいいチームです。呼んでもらってありがとうございます。
 西澤淳二はボクの大親友なので応援してあげてください。よろしくお願いします。(注・ヴェルディで同僚でした)

赤池保幸さん(1997~1998年/育成普及部GKコーチ)
 楽しかったです。(現役の)選手が羨ましいですね。
 (OBチームの方に加わって)普段一緒にユースを指導している人たちが相手で負けたくなかったです。
 指導者としては存在感のあるGKを育てていきたいですね。

森下仁之さん(U-15監督)
 いや~、動けないですね。また子供たちに混ざって練習しないといけないですね。
 きょうのボクのプレーは反面教師ということで(笑)。名塚さんの読みとかは参考になると思いますし、足技などは小さいときにちゃんと身に付けられるものなので、しっかりと子供たちに指導していきたいと思います。

四方田修平さん(U-18監督)
 前座試合にこんなたくさん応援してくれてありがとうございます。
 一生懸命やりましたけれど、普段やっていないメンバーでの周囲との連携とか、そんなことよりもっと動けるように準備をしないといけないですね(苦笑)。
 (これからどんな選手を育成していきたいですか?の問いに、傍らの斉藤俊和育成部マネージャーが「肉離れをしない選手!」とツッコミを入れ笑い。斉藤さんは先週スタッフとの試合で本当に肉離れをしてしまっている)上(プロ)で通用する選手ですね。自分で考えて自分で決断できる選手を育てていきたいです。


<マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍の黄川田さん>

<「サッカーはうまくなくっちゃ!」by野々村さん>

森秀昭さん(2000~2003年)
 久しぶりに大声援を受けたり、素晴らしいピッチで試合ができてよかったです。
 (DFラインを)組んだのが毅(古川)とかでしたので何となくやっているうちにわかるかなという感じでした。
 (今の札幌は)苦しい状況でも選手たちが自分で何をできるのか考えて頑張れば何とかなるんじゃないかなと思います。
 
大野貴史さん(1997~2000年)
 楽しかったです。今はもうサッカーを辞めていますので、久しぶりなので疲れました(笑)。

田畑昭宏さん
 楽しかったです。また10年後に呼んでもらいたいですし、呼んでもらえるように体を動かしておきます。

ペレイラさん
 今日の試合はとっても感動しました。ユニフォームを着て選手に戻りたい気持ちです。
 これから試合(神戸戦)を見ますが、話に聞くと若い選手がかなりいるチームらしいので将来性があると思う。コンサドーレ札幌はJ1にいなければいけないチームだと思うので頑張ってほしいです。
 心からファンの皆様にお礼を言いたい。ステキなファンなので、必ず選手からのプレゼントがあると思う。自信を持って待っていてほしい。


<審判も含めて全員で記念撮影>

 …と、このようにコメントをいただきました。「選手」に戻った皆さんたちにとっても夢のような時間だったと思いますが、もちろん私たちにとっても至福のひと時でした。取材をしているこちらも込み上げてくるものがありました。

 ご多忙の中、駆けつけていただいたOB、ユーススタッフの皆さんに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


posted by higuma |18:05 | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年10月24日

ひぐまスポーツ特別版!10周年サンクスゲーム(1)

 いまだ余韻さめやらず…といった方も多いのではないかと思います。去る21日(土)の「10周年感謝ディ」の目玉イベントとして行われましたサンクスゲーム「OBスペシャルチームvs.ユース・スタッフチーム」のドリームマッチ。きょうはその模様と、出場したOB、スタッフの声を、昨日の三角山放送局「Go West!」でオンエアした分、あるいはしきれなかった分も含めてお送りいたします。


<前日から滞在の“選手”たちはTVカメラが待ち構える中、バスで登場>


<試合前のロッカーにて。川合さんはヨユーの表情>


●試合前
ペレイラさん(1996~1998年)
 (報道陣の「変わってないですね」の声に日本語で)ああ、チョット…(お腹が出てきたというジェスチャー)。
 札幌は…2002年W杯の時にちょっとだけ来ていますが、多くの皆さんの前に出るのは7年ぶりになりますね。コンサドーレのユニフォームは…ヒサシブリ、ドキドキね(この部分日本語)。
 きょうここにいることが嬉しい。きょうはコンサドーレとJリーグのために少しでも尽くしたい。

平川弘さん(1996年)
 オレはすぐ交代するから。後半は監督だから(笑)。

川合孝治さん(1996年)
 (青に緑の派手なスパイクで)カッコいいでしょ?スパイクだけでも目立とうと思ってね!(記者の「Vゴール期待しています」の声に)おうっ!


<懐かしい横断幕も多数>


<大野よっくん。後ろには田畑さんの顔も>

森下仁志さん(2001~2003年)
 空港に着いたときから懐かしいよね。試合に備えて準備をしようと思ってフットサルをやっていたら骨を折ってしまいました(苦笑)。(注・右手にギプスと包帯グルグル巻き)
 今回呼んでいただいて感謝の気持ちで一杯なので、短い時間ですけれど僕自身も楽しんでやらせていただきます。

田畑昭宏さん(2003~2005年)
 (スペシャルチームの中では若手ですね)あー、嬉しいですねその“若手”って響きが。久々に言われました。
 始まったら札幌のスタッフチームには負けられませんよ。「勝ってこい」と(現所属先の浦和から)言われてきていますので、頑張ります。

田渕龍二さん(1997~2002年)
 久しぶりに皆と会ったけれど、変わりなく元気でやっているので安心しましたね。
 こういう機会を与えてもらえて嬉しいです。きょうドームに来るときもたくさんのサポーターがいたので、嬉しいのと懐かしいのとを感じましたね。本当にサポーターの人が支えてくれているチームですね。
 今のチームは徳島での試合を何試合か見ていますが、チーム全体で頑張っているという姿を見ているので何とか結果を出してほしいですね。
 (今も田渕さんがこのチームの公式戦最多出場記録保持者ですよ)ホンマですか?もうそろそろ抜かれてもろてもええかなと思っていましたけれど。なんか意外と「あ、こんなに出とったんか?」と自分でもびっくりしました。
 ※リーグ戦(旧JFL含む)カップ戦、天皇杯、参入戦を合計して田渕さんは208試合出場。2位は曽田の196試合。リーグ戦のみなら既に曽田が180試合でトップ。田渕さんは170試合で2位(06/10/21現在)。

古川毅さん(1997~2002年/150試合出場=第6位)
 本当にサポーターの皆さんに会うのを心待ちにしていました。元気な姿を見てもらいたい。
 楽しんで、でも怪我をして今後の仕事に差し支えないようにすることと、いいイメージでサポーターの方に思っていただきたいように頑張ります。今度あるとしたら20周年ですよね?それまでガッカリさせないようにいいイメージを持ち続けていただきたいので。


<現役時にはとっつきにくいイメージだった石塚さんもこの表情。後ろに山橋さん>


<ユースU-18のOBとして参加の相川雄介さん。かつて指導した赤池さんが後ろ>

●試合
 メンバー(敬称略)
 OBスペシャルチーム=
 GK赤池保幸、DF田渕龍ニ(→大野貴史)、古川毅、ペレイラ、森英昭、MF森下仁志(→田畑昭宏)、木島敦、平川弘(→石塚啓次)、伊藤優津樹、FW黄川田賢司、川合孝治(→山橋貴史)
 ユース・スタッフチーム=
 GK相川雄介、DF賀谷英司(→川口卓哉)、名塚善寛、佐藤尽、三浦雅之、MF四方田修平、野々村芳和、森下仁之、佐賀一平(→松山大地)、FW関浩ニ、深川友貴

 一応「20分ハーフ」の予定が、他のイベント進行との兼ね合いで前半はとりあえず15分過ぎに終了。後半は「午後6時までやろう」ということで約22分のプレーでした。
 得点は…
 後半10分、右サイドの伊藤からのクロスにゴール前、黄川田が体をひねりながらダイビングヘッドで決めて「OB1-0ユース」
 後半12分、左サイドを抜けた石塚のクロスをまたもゴール前で黄川田が決めた…と思ったらマークについていた佐藤尽(たぶん)のオウンゴールで「OB2-0ユース」
 後半21分(オフィシャルページでは違っていますが)、右サイドを抜け出した木島が飛び出してきたGK相川をかわしてゴール前の山橋にパス、フリーで頭で決めて「OB3-0ユース」


<OBスペシャルチームの集合写真>

(続きます)


posted by higuma |15:48 | コメント(0) | トラックバック(0)