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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。
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2010年01月31日
やっと話題のアバターを観てきた。 封切から1ヶ月を過ぎているのに まだ 完売・満席、凄い人気だ。 3Dという事を除いても面白い映画ではあったけれど、ストーリー的には 従来のSFアドベンチャーという枠から飛び出すものではない。 3D映像は やはり遠近感、映像に奥行きがあり、見応えがある。 昨日は アバターの後でオーシャンズを観てきたのだけれど、4月公開のアリス・イン・ワンダーランドの予告編などを見比べると一目瞭然。アバターでは3Dの予告編、オーシャンズでは2Dの予告編なのだけど、チェシャ猫の場面など 立体感がまるで違う。 SFやファンタジー系の映画では 今後 3Dが必須となっていくのだろうな。 ただ、3時間近いアバターを観終わった後は ぐったりと疲れた。 3D映像の迫力に集中しすぎた結果なのだろうか? 同じアバターでも 2D版なら あれほど疲れなかったのかな?
ところで、昨日観たのは 江別のワーナーマイカルシネマズで、3Dの吹替え版。 江別では 今、吹替え版しかやっていないのだけど、あえて江別にしたのは 前回 札幌駅のシネマフロンティアで観た3D(カールじいさん)と 3Dメガネが違うかもしれない と期待してのこと。 札幌駅のはごつくて重いメガネだったので、落ち着かなかったのだ。 江別のは 昔の黒ぶちメガネのようなもので、札幌駅のと比べると かけ心地は雲泥の差。 自分のメガネの上からかけても、気にならないという事はないけれど 充分許容範囲。 しかも、見終わった後で気付いたのだけれど、別料金で 300円払えば 眼鏡用のクリップオンタイプのを買えるし、子供用の小型のものも用意(無料)してあるのだと言う。 札幌駅は回収するが、江別は持ち帰りOK。(ただ、持ち帰っても使い道がないから、回収しクリーニングして再使用する方が良いのではないか と思うけど。自分専用の3Dメガネにしよう とか書いてあったけど、無料で配っているのだから 次回まで大切に保管する人は少ないのではないかな。次回、3Dメガネを持参した人は 100円安くなるとかなら 良いけどね。)
2010年01月31日
多くの時間と予算をつぎ込んで撮影しただけあって、素晴らしい映像がたくさんあります。 鰯の群れを 海中から襲い掛かるイルカと、上空から急降下して襲い掛かるカツオドリ。 波打ち際に向かう孵化したばかりの海亀を狙う海鳥。 海底の海藻をワサワサと食べるジュゴンや海亀。 折り重なって脱皮する(らしい) 数万匹の蟹の大群。 シャコとカニの戦い。 目にも止まらぬ素早さで獲物を丸呑みにする烏賊や魚たち。 海面を飛び跳ねながら泳ぐイルカの大群。 幻想的なクラゲの群れ。 ただ、この映画はドキュメンタリーを謳っているにも関わらず、過剰なほどの演出がある。
そのひとつが 音。映像の持つ迫力をより効果的にするためなのだろうけど、様々な効果音が使われて、“こんな音はしないだろう” と 時に違和感すら感じさせる。 他には 多分合成なのだろうと思われる映像。海を泳ぐイグアナに 宇宙ロケット打ち上げの映像が重ねられ、ゴミだらけの海を泳ぐアザラシが海面に顔を出すと 夕焼けに浮かぶ工場群が重ねられる。(海を泳ぐイグアナの映像は ガラパゴス諸島だよね、多分。) CGもある。大荒れの海から ハリケーンの雲の中を通って上昇し 宇宙から地球を見下ろすシーンは CG以外には有り得ないだろうけど、こういう映画でCGを使ってしまうと、実際に撮影した映像までCGなのではないか と疑われてしまいかねない。 魚網にひっかかって苦しむマンボウや海亀、イルカのシーンに続いて、殺されたイルカの血で海が赤く染まるシーンがあって、これは多分 太地のイルカ追い込み漁を扱っているのだろうけど、扱い方はあまりに一面的で一方的。 最悪なのは 海に沈む鮫の姿。フカヒレを取るために鮫を捕まえ、ヒレと尾だけを切り取って不要になった鮫の身体を海に投棄し、泳げなくなった鮫が海底に沈んでも もがき続けるというシーンがあるのだけれど、あの鮫はロボットらしい。非常に印象的なシーンなだけに悪質だ。 エンドロールの中で 「撮影のために動物を傷付ける事はしていません」(文言は正確ではないが、こんな内容)と表示されているのだが、これは 作品中に演出があるという事を意味しているのだろう。エンドロールが始まると席を立つ人も多い状況の中で、それに気付く人が 果たしてどれくらいいるのか。 全体としては 環境破壊に警鐘を鳴らしたいという姿勢なのだろうけど、後半はあまりにもメッセージ性が強く、その為の演出は “やりすぎ”。 あのシーシェパードが関係しているのかどうかは判らないけれど、シーシェパードのプロパガンダ映画ではないか と疑うほど。 途中から“観なければ良かった”と思い始めた作品でした。
2009年12月06日
ぜん屋で 今季最終戦を観戦した後に 行ってきました。 早い時間に売り切れたようで、封切り初日3回目の上映は 最前列までびっしりの満席でした。 多少 ネタバレあります。
3Dメガネをかけての観賞になるのだが、昔の飛び出る映画のメガネは赤と青のセロハンが左右に貼られた紙製の安っぽいものだったけど、今時のはプラスチック製のごついもので、結構重さもある。 普段からメガネをかけている人は メガネの上に3Dメガネをかける事になるので、途中で下がってきたり、ずっと指で支えたりと、あまりあずましいものではなかった。 『晴れ ときどき くもり』 という3Dの短編が 先に上映される。 この映画の間に 3Dメガネの使い方を確認し、不具合があったら申し出てくださいという事なのだろう。 3D版は通常料金+300円なのだけど、この作品は 特に画面から飛び出してくるような映像を多用している訳でもなく、3Dでなくても問題ないように感じた。 吹替え版は音声だけでなく、映像の中の主要なタイトルや文章なども日本語になっているので、子供達にもわかりやすくて良い。 ただ、笑いを取りたい場面でも大きな笑いに繋がらなかったのは、日本語版の台本に問題があるのかなという気もした。もっとも、英語版で観たとしても英語がわからないから笑えない訳だが。 予告編を観て面白そうだなと思った人は きっと多いと思う。 確かに面白かったけど、残念ながらそれから予想される内容、ストーリーを大きく越える作品ではなかったかな。 冒険に旅立つ前のカールおじさんの半生を描いた冒頭部は、なかなか素晴らしい。 子供の頃の出会いから始まり、楽しかった結婚生活、生まれて来る前の子供を失った悲しみ、様々なアクシデント、妻との別れまでを描いているが、ネクタイを結ぶシーンだけで月日の流れを表現するなど、よく考えられている。 愛した妻を亡くした後の孤独で気難しいカールじいさん。 愛した妻が望んでいた パラダイスの滝への旅。それを続ける中で知り合った新しい仲間との交流、命をかけた戦いの中で育んだ友情、それがカールじいさんの余生を大きく変えて行く。 妻が望んだのは パラダイスの滝への旅 そのものではなく、残されたカールじいさんに 楽しい余生を送って欲しいということ。 パラダイスの滝への旅が 結果として カールじいさんにそれを与えてくれた訳で、妻の望みが叶えられたという事なのだろうな。 ところで、あの少年の父親は最後まで登場しなかった。 あの少年にも幸せになって欲しいものだ。 細かいところでは 納得できない部分もあったけど、 全体としては なかなか暖かく楽しい映画でした。
2009年11月22日
昨日、日ハムファンフェスの帰りに観て来ました。
上映1時間前に映画館でチケットを買ったのだけど、前から2列目。
躊躇しつつも妥協したのは大失敗。
入場してすぐに次回にすれば良かったと後悔したのだけど、後の祭り。
首が痛いし、画面全部が視野に収まらず、字幕を読むのも一苦労でした。
以下、ネタバレあります。
ノストラダムスの大予言に続く人類滅亡説は、マヤ文明で用いられた暦による 2012年12月21日 終末説。 この作品の中では 太陽系の惑星直列、超巨大な太陽フレアなどと絡めて語られている。 これらの説に根拠は無いが、2010年から太陽活動が活発化し、2012年か2013年に極大化、太陽フレアが放出するエネルギーの影響で地球が混乱する という説は 実際にあるそうだ。 それにしても、この映画のような影響は大き過ぎるし、あり得ない。 このような地球規模の地殻変動が起きた場合、落ち着くのに何百年、何万年かかるのだろう。 地球が滅びる映画を作るたび より大きなインパクトを与えるために その被害をどんどん大きくせざるを得ないのだろうけど、次の映画ではどこまでやればよいの? この映画は「世界沈没」で、比べると「日本沈没」なんて可愛らしいものだけど、旧「日本沈没」の方がどこか現実味があって怖い気がする。 それにしても 最近のCG技術は凄い。 演出はやりすぎだけれど、そのリアリティや迫力はさすが。 これだけは 無条件に楽しめるかな。 それに比べて 「沈まぬ太陽」のチャチなCG。 同じ時代のCGとは とても思えない この映画では 中国が決して悪者にはなっていない。 今のアメリカと中国の関係を象徴しているようだ。 ストーリーは あまりにも荒唐無稽、ご都合主義で、突っ込みどころ満載。 いちいち批判する気にもなれないくらい。 お決まりの男女愛に家族愛、人類愛、その反面の拝金主義。 良くも悪くも ハリウッド映画でした。
2009年11月07日
故マイケル・ジャクソンのラストステージの リハーサル映像を編集した映画です もう一度 観たくなりました 昔のような 入れ替え無しの映画館だったら お尻の痛さも忘れて そのままもう一回観ていたでしょう とにかく MJが格好良く 素晴らしい 全ての曲が素敵で 思わず足でリズムを取っていた リハーサルに 凄まじいまでの精力を注ぐ MJ 全ては 観客の期待に応え 観客を満足させるため オリジナルの音にこだわり オリジナル以上の完成度を目指す MJ 若いダンサーが MJと一緒のステージに立つ事を夢見て 全世界から集まってくる そのトップクラスのダンサー達を引っ張り 歌いながら踊る MJ バックボーカルや ミュージシャンたちも 同じ みんな MJの歌を聴いて育ち MJと一緒にステージを作り上げる事に感動している MJを愛し MJに憧れる人たちによって作られる ステージ どんなにか素晴らしいステージになったことか 完成したステージを観たかった と心底思う 僕の中のMJは We Are The World で止まっていたのだけれど もう一度 Off The Wall や Thriller、BAD のLPを 引っ張り出して来よう MJの死は残念だったけど あの不幸が無ければ この作品は無く MJのエンターティナーとしての 才能 情熱 姿勢に触れる機会も 無かっただろう プライベート用の映像とはいえ このような作品に仕上げられ 多くの人たちに観てもらえた事は 本当に 不幸中の幸いだったと思う GOOD BYE、KING OF POP
2009年11月03日
日本航空が社内報で 「沈まぬ太陽」を事実無根だとして非難しているそうです。 それに対して 日本航空機長組合は 日本航空の労務政策-考察「沈まぬ太陽」― と題するサイトを立ち上げ、反論を行なっています。
映画でも 最後に 「この作品はフィクションだ」 と 謳っていますが、誰が考えても モデルは日本航空なわけで、その中の大きな部分が実話に即しているため、それ以外のフィクションの部分も事実なのかも と 思わせてしまうところは 確かに問題です。 山崎豊子の場合、フィクションに実話を盛り込んでいくスタイルが多いようなのですが、この作品に限らず 様々な作品で問題となっているようです。 この作品では 御巣鷹山の事故(1985年8月)は実話です。恩地のモデルとなった 元労組委員長の 長期海外勤務(1960年代後半~1970年代前半)、事故後の会長室勤務、その後のアフリカ勤務、東大法学部卒、アカ(共産党員)というのも事実のようですが、事故後の遺族との関わり方などは 相当脚色されているようです。 航空会社と政治家の癒着に関しては 全日空のロッキード事件(1976年2月)がモデルなのかな と想像するのですが、多くの人が 日本航空にもありそうな話 だと思ってしまうでしょうね。 日本航空は この小説が連載された週刊新潮を 機内に置かなかったそうです。 過去に何度か映画化、TVドラマ化の話が出たようですが、いずれも実現せず、今回が初めての映画化。 しかし、日本航空は角川に 「名誉毀損の疑いがある」という警告文を送り、水面下で激しいバトルが繰り広げられているのだとか。 日本航空や それに関わる(主に自民党の)政治家の力の衰えから 映画化の流れを抑えきれなくなったというのは、あまりにも穿った見方邪推でしょうか。 この作品で描かれた主人公は素敵です。 しかし、それはあくまでもこの映画の為に演出された主人公像です。 何が事実で、何が事実ではないのか。 どちらかに偏ることなく、中立な立場で具体的に検証したサイトが どこかにないでしょうか。 というより、空の安全の為に何を成すべきか、何を犠牲にせざるを得ないのかを、皆が真剣に考えないといけないのでしょうね。
2009年11月01日
3時間22分の大作ですが、まったく長くは感じませんでした。 原作自体が全5巻の大作です。もちろん原作に比べると足りないところは多々あるわけですが、よくここまで纏めたな というのが素直な印象です。 深刻な経営危機に陥っている日本航空。 このタイミングでこの映画が公開されるというのは、本当に皮肉なものだと思います。
御巣鷹山の事故を中心に据えて、ナショナルフラッグを運ぶ航空会社の責任と安全対策を巡るストーリーが展開します。 あの事故をリアルタイムで知っている世代には 胸に迫る映像が続き、それだけで涙がこぼれそうになります。 エンドロールで この映画はフィクションで 実在の団体、人物とは無関係だ というコメントが表示されますが、NAL(国民航空)が JAL(日本航空)である事は 明らかです。 ただ、主人公の恩地(渡辺謙)や、事故後に会長となった国見(石坂浩二)には 実在のモデルがいるようですが、この2人だけを見ても 事実と異なる内容が少なからずあるそうなので、その点は注意して、あくまでも創作、小説なのだと思って観る必要があります。 半面、行天(三浦友和)や 一連の政治家、官僚にモデルはいない という事になっていますが、実際はどうなのでしょう? 自分で創作だから注意して と書いたばかりなのに、いかにもありそうな話だよな と思ってしまいます。(1985年8月の御巣鷹山の事故の時の総理大臣は中曽根康弘、内閣官房長官は藤波孝生でした。) JALには 多くの労働組合があり、それぞれが対立しているようです。もし、あのタイミングで労働組合が一本化され、会社の腐敗体質、政治家との癒着などが解消されていたとしたら、今のこの事態は避けられたのでしょうか? この点に関しては、福知山線の事故を起したJR西日本~旧国鉄にも 同様の構図が見えるような気がします。 御巣鷹山の事故を知らない世代、労働組合を知らない世代が増えている中、そういう若者たちは この映画に共感できるのかな、理解できるのかな という気はします。 例えば、「アカ」という言葉の持つ意味、重さは判らないでしょうね。 渡辺謙演じる恩地に 焦点を当てすぎているような印象も受けました。 恩地の生き様は確かに素晴らしいですが、それだけの小説ではなかったと思うのですが。 飛行機の発着のシーンは CGのようですが、もう少しなんとかならなかったのでしょうか。あまりにも 違和感があります。 この作品に限らず 邦画のCGは不自然なのが多いですよね。それだけで作品の印象が安っぽくなってしまうのが とても残念です。
2009年10月12日
ATOM を 観て来ました。 封切3日目なのに、観客は4組8名。 まぁ、それほど話題になっている訳ではないし、アトムの顔に対する違和感は 相当あるし、他にも面白そうな映画がたくさんあるわけで、仕方ないのかなとも思うけど、それにしても少な過ぎ。 アトム役の声優は上戸彩という事で、馴染めるかどうか少々懸念していたのですが、案外とすんなり受け入れられました。 上映前に SOFT BANKの 映画館限定ヴァージョンのCMが流れるのですが、それも愛嬌ですね。 ストーリーや設定は 突っ込みどころ満載で、いや本当にもう たくさんある訳で、いろいろと思うところ、書きたい事はあるけれど、全く期待せずに行ったのが良かったのか、それなりに楽しめました。 昔のアニメシリーズを知らない今の子供達なら、余計にOKではないかな。 アトムの動力源は 原子力(アニメ第1作は 核分裂、第2作は 核融合だったと思う) から、宇宙からの飛来物を精製して作り出した(だったかな) ブルーコアという 未来型エネルギーに変わっていて、核エネルギーから脱皮。これは時代の流れだな。 自分が選挙に勝つために、有りもしない対立を煽り立てて戦争を起そうとする 愚かな大統領が登場するのだが、これは アメリカの前大統領に対する批判なのだろうか。 手塚治虫生誕80周年記念を謳っているが、企画制作は ハリウッド、実際のアニメCG製作は 香港のスタジオというのが残念。エンドロールに出てくるのは、アメリカ人と中国人の名前ばかり。アニメーターの空洞化が言われて久しい昨今、アニメは日本だけの文化だとは言えなくなって来ているのを実感。 今回、北海道では 吹き替え版しか上映していないのだけど、オリジナルの声優の字幕版も観てみたいな。
2009年09月15日
映画「プール」の原作です。 映画を観てもよく判らなかったので、原作を読んでみよう と思って買ってきました。 桜沢エリカって漫画家だったのですね。 本屋に行ってから知りました。 基本的に ストーリーも画も映画と同じで、映画の原作というよりも、映画をモデルにして描いたマンガなのではないでしょうか。 特に さよと菊子さんはイメージそっくりですし、コマ割りもよく似ています。 マンガは 2009年8月発行、映画は 2月に撮影した訳ですから。 娘・さよがチェンマイまで母・京子に会いに行った理由が判りました。 だからと言って 甘いストーリーが深まったとは 決して思いませんが。 映画の方は セリフをカットしすぎで、あれでは 伝わるものも伝わらない。 カットするのは構わないけど、セリフの取捨選択が下手だと思います。 ゆるい癒し系作品という事ですが、ゆるいだけです。 原作も似たようなものでした。 「かもめ食堂」スタッフが贈る映画、というのは ずるいコピーですよね。 そもそも 脚本も監督も音楽も撮影も 変わっているのだから、出来上がりが違っていて 当然です。
2009年09月13日
小林聡美、もたいまさこが出演する 癒し系映画ということで、『プール』を観に行ってきた。
封切初日だったのだけど、客の入りは5分の1くらいで、ガラガラ。
「かもめ食堂」 「めがね」 の流れを期待して行ったのだけど、正直、ちょっとがっかり。
以下、ネタバレあります。
タイの古都チェンマイ、きれいなプールのあるゲストハウスを舞台に、病気で余命いくばくもない女性、自分の好きな事をするために娘を母に預けて日本を飛び出した女性、母に捨てられたという思いを拭えない大学卒業間近の娘、ゲストハウスで働く日本人青年、家庭に問題を抱えるタイ人少年、様々な事情を抱える 老若男女5人の6日間を さらっと描いていて、まぁ 気持ちよくは見られるのだけど、全てに物足りない。 ストーリーはあるのだけど、 きくこさんや タイ人少年が背負っている物語は さらっと表面的になぞるだけで、踏み込まない。 母と娘の間にある問題は 甘すぎる。 この類の映画に リアルは求めないし、日常から離れた 非現実的な設定やストーリーがあっても 全く構わないのだけど、中途半端。 母が娘に 「好きなことをする方がいいと思う」 と言うシーンがあるけれど、全然 心に伝わって来なかった。 夢にチャレンジするという事と、面倒な事を避けて 楽な方に逃げるという事は、全くの別物。 だから 娘がその後で言った言葉に 母は すぐに返事できなかったのではないか。 舞台となったゲストハウスは おしゃれで素敵だけど、さほどきれいには撮れていない。 中で出てくる食事も 特に美味しそうには 見えなかった。 「プール」というタイトルなのだけど、プールも全く生かされていない。 浅いプールには ゴミひとつ浮かばず、水面には 波風ひとつ立たない。 そういう意味では、案外とこの映画を象徴しているのかもしれないな。