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2016年12月26日

『思考は現実化する』 ナポレオン・ヒル 

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ナポレオン・ヒル・プログラムという自己啓発プログラムを紹介する自己啓発本です。
ナポレオン・ヒル・プログラムに関しては、ネットで検索すれば 「17の Golden Rules」 をはじめとして多数ヒットします。結構有名なプログラムのようですね。 
ある人から薦められて読みましたが、600頁余という厚さ、あまり興味のない分野という事に加え、他の本と並行しながら読んだ事もあり、読み終えるのに 1ヵ月近くかかりました。

アメリカの鉄鋼王で大富豪の アンドリュー・カーネギーに依頼された ナポレオン・ヒルが、ヘンリー・フォードや トーマス・エジソンなど 500人以上の成功者にインタビューをして成功の共通点を見出し、カーネギーの成功ノウハウを基本として 体系的にまとめたものです。
「Think and Grow Rich」 として 1937年に出版されて以来、現在まで絶版になった事がないそうで、この 「思考は現実化する」 は 1999年に日本語訳で出版された改訂版です。

この本のエッセンスは、202頁にある 「私たちを成功させる要素は、アイデアと努力以外にはないのである」 という一文と、「思考は現実化する」 というタイトルに尽きます。

ただ、口で言うのは簡単ですが、実際にアイデアを出し 努力を継続するというのは大変な訳で、それを実行するためにはどうすれば良いのか という事が大事な訳で、大半はそれについて書かれています。 
正直、全てが正しいとは思いませんし、時代に合わない部分もありますが、基本的な部分は共感できますし、参考になるものも多数ありました。

結局は いつものように聞く言葉ですが、「勝ちたいという気持ちを強く持って、最後まで諦めずに粘り強く戦った方が 勝つ」という事でしょうか。
いくら 「勝ちたい」 と思っても、心の片隅にでも 「どうせ勝てないさ」 というネガティブな気持ちを持っていては勝てない。心から 「勝ちたい、勝てる、勝つ」 と強く願い、最後まで走り切ってこそ 勝利が掴めるという事ですね。

とは言え、昨日深夜に キングカズと大谷翔平の対談番組があり、その中でカズが 「タイトルが懸かった試合はいつも以上の力が出る。どの試合もそうした気持ちで戦えるともっと良い結果が出るのだろうけれど、シーズンを通して継続するのは難しい」 というような事を言っていました。(言葉や表現は違いますが、大まかな趣旨は合っていると思います。)

人間ですから どうしても弱気が出てしまう事があります。そこで諦めずに もう一度立ち上がる為に ベテランやキャプテンの鼓舞、サポーターの熱い応援が必要な訳ですね。
来年は J1での厳しい戦いが待っています。 	 	
僕も 「どうせ勝てない」 というマイナス思考は捨てて、「絶対勝つ!」 という強い気持ちで 2017シーズンに臨もうと思います。 

この本を薦めてくれた人は こんなまとめ方は望んでいないと思いますが、仕方ないですよね。
だって サポーターだもの。


posted by aozora |20:00 | 本の話 | コメント(0) | トラックバック(0)

2016年12月18日

【映画】 ローグ ワン 

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公開2日目の昨日、札幌駅の上で 2D字幕版を観て来ました。
さすが土曜日、人気シリーズ、スクリーンは SCFでは大きなシアター8だったのですが、見辛い前列席を除けば ほぼ満員。
上の写真は 入場時にもらったB4版のポスターです。
 
原題は ROGUE ONE : A STAR WARS STORY 。
これから観る人も多いと思いますので 詳しくは書きません。
ただ、スピンオフなのかと思っていたのですが、スピンオフではなく アナザーストーリーですね。

スター・ウォーズシリーズの第1作、「エピソード4/新たなる希望」 の直前の世界が舞台で、エピソード4に繋がる戦いが描かれています。
スター・ウォーズシリーズ本編の主要メンバーは登場しません。主要メンバー = ヒーローは どんな場面も 危機一髪乗り越えて生き残っていきますが、その陰には多くの脇役たちの犠牲がある訳で、この作品は そうした表舞台の戦いを支える 名も無き戦士たちの戦いが描かれています。
彼らがいなければ デス・スターの設計図を 反乱同盟軍が手に入れる事は出来なかった訳で、エピソード4、スター・ウォーズは始まりません。
という事で、結末は判っているのですが、最初から最後までハラハラドキドキ、感動のラスト、新たなる希望に繋がっていきます。

観終わった後で、もう一度 エピソード4を観たくなります。
多分 次にエピソード4を観る時は 観方が変わると思います。
 



posted by aozora |13:45 | 映画 | コメント(5) | トラックバック(0)

2016年12月18日

エル・ゴラッソ総集編2016 

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サッカーマガジンの増刊号、公式グラフ2016に続いて、「エル・ゴラッソ総集編2016|北海道コンサドーレ札幌365」 が発売になりました。
内容は今シーズンの全試合のマッチレポートが主です。
その試合の時のマッチレポートがそのまま収録されているのでしょうか?
試合によってレポートの大きさが異なっており、その試合の注目度や重要度が現れています。
他の2冊とは 大きさ (B4版) 、紙質、切り口も違いますので、これはこれで面白いです。
価格は 2200円、紀伊国屋書店オーロラタウン店で購入しました。


posted by aozora |08:28 | コンサ | コメント(0) | トラックバック(0)

2016年12月13日

『自閉症の僕が跳びはねる理由』 東田直樹.


12月11日(日)夜9時からの NHKスペシャル 「自閉症の君が教えてくれたこと」 は とても衝撃的で 感動な番組でした。
自閉症でありながら作家として活動する 東田直樹さんを追ったドキュメンタリーで、2014年8月に放送された 「君が僕の息子について教えてくれたこと」 の続編だそうです。
僕は前作を見ておらず、何の予備知識も持たないまま、真田丸からの流れで見ただけだったのですが、自分のつまらない先入観、思い込みをぶち壊すような内容で、思わず食い入るように観てしまいました。

 
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番組の翌日に買ってきたのが この2冊、東田直樹さんが書いた 「自閉症の僕が跳びはねる理由」と「自閉症の僕が跳びはねる理由2」です。
1作目は東田さんが 13歳、中学生の時に書いたもの(2007年2月刊行)。2作目は通信制高校の3年生の時に書いたもの(2010年10月刊行)です。
いずれも 自閉症に関する質問に東田さんが答える形で書かれているのですが、正直、1作目は自閉症の中学生が こんな文章を書けるのだろうか、こんな言葉を知っているのだろうか、こんなに筋道立てて考えられるのだろうか と疑問に感じる点がありました。先にあのドキュメンタリーを観ていなかったら、親か ゴーストライターが書いたものだろうと想像したでしょう。しかし、あの映像を見た後では、少なくとも2作目は自分の言葉で一生懸命書いたのだろうなと信じることができます。

もちろん、東田さんも中に書いていますが、全ての自閉症の方に当てはまるものではないのでしょう。いわゆる健常者にも多様な個性や能力の差があるように、自閉症者にも個性があるのでしょうから。
それでも自閉症の方を理解する一助にはなりますし、認知症など、自閉症以外の障がいに対する見方も変わってくると思います。
全ての人に一読の価値があると思いますし、出来れば 読む前に東田さんの映像を見て欲しい。読んだ時の感じ方、捉え方が大きく変わると思います。


自閉症とは、社会性の障害や他者とのコミュニケーション能力に障害・困難が生じたり、こだわりが強くなる先天性の脳機能障害で、1000人に1~2人が自閉症を持ち、現時点で根本的な治療法はないそうです。(Wikipedia)

僕の自閉症に対する認識は あまりに漠然としたもので、コミュニケーション障害に 知的障害や精神疾患を伴っているものだと思っていたのですが、知的レベルに問題があるのではなく、感情や衝動、行動や言葉を自分の意志ではコントロールできない障がいなのですね。
自分がやりたい事ができない、やろうと思っている事と違う事をしてしまう、言いたい事と違う事を言ってしまう。毎日がその繰り返しだとすると その辛さはいかばかりか。

人は コミュニケーションが取れず、何を考えているのか判らない相手と対すると恐怖を感じます。
次に 自閉症の方と対した時に、これまでとは違った接し方ができるようになるのでしょうか。
なりたい、と 心から思いました。


posted by aozora |22:36 | 本の話 | コメント(0) | トラックバック(0)

2016年12月07日

優勝記念グッズ。

祝  J2 優 勝 !

という事で 優勝記念グッズが 順次 発売されています。
今のところ Tシャツ (予約受付終了) に続いて アクリルプレート、フォトフレームが限定生産で予約受付中 (12月13日まで)。来週14日からは 入れ替わりにリボンマグネット、アクリルキーホルダー、ペナントの予約受付が始まります。
優勝記念グッズは売れ残ると処分に困るので、高額商品は予約販売中心なのでしょう。現物を見て考えるという訳にも行きません。来週から予約受付のグッズは 店頭販売に回る分もあるようですが、定かではありません。

9日(金)には サッカーマガジン増刊 「2016コンサドーレJ2優勝&J1昇格記念号」 が発売されますし、間もなく 「公式グラフ2016」 も発売されるでしょう(去年は12月16日発売)。
過去の優勝の時は 記念のビデオやDVDが発売されていたけれど、今年は8月に 20周年記念DVDを発売しているので、両方は難しいでしょうか。優勝するのだったら ここで発売したかった! と思っても あとの祭り。こればかりは どうしようもありませんね。

全部買うという強者もいらっしゃるでしょうけれど、限られた予算の中で セレクトして購入する方が大半なわけで、2017年のJ1仕様のレプリカも欲しいし、さてさてどれにしようか悩みます。

とりあえずレプリカは予約してきたのですが、優勝記念グッズは 思案中。
サッカーマガジン増刊号や 公式グラフは 当然買うとして、飾る場所などを考えると ペナントを購入して 2000年の時の優勝ペナントと並べようかなぁ・・・。


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posted by aozora |15:28 | コンサ | コメント(1) | トラックバック(0)

2016年12月05日

2017シーズン 

2016シーズン、我らがコンサドーレは、リーグ戦21試合で 305,732人を動員し、一試合平均は 14,559人、Jリーグ全56チーム中 13位、J2では トップでした。
来期は 一試合平均 2万人! とまでは言わないけれど、少しでもそれに近付けたいもの。
カップ戦を除けば リーグ戦は17試合、試合数が減る分、平均観客動員数を増やして リーグ戦動員 30万人をキープしたいですね。

さて、
先週末で J1チャンピオンシップ、J2昇格プレーオフ、J2J3入れ替え戦が終了し、2017シーズンのJ1、J2、J3のチームが確定しました。

来季は名古屋がJ2に降格するので、オリジナル10の内、J2降格を経験していないのは 鹿島と横浜FMのみ。
降格しても1年でJ1に復帰するチームがある一方で、東京Vや千葉のようにすっかりJ2に定着してしまったチームや、京都や境南、福岡など、J1とJ2を行き来するエレベータークラブもある訳で、厳しいですね。
もっとも エレベータークラブの中では 札幌が 昇格・降格共に4回ずつで、一番な訳ですが・・・

2017年は どのようなシーズンになるのでしょう。
楽な試合などあるはずもないのですが、粘り強く戦って、出来れば早めに J1残留を決めて欲しいものです。


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posted by aozora |21:54 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)

2016年12月04日

【映画】 湯を沸かすほどの熱い愛  

昨晩、ホワイトイルミネーションを観た後で、シアターキノで観て来ました。

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夫 (オダギリジョー) は 1年前から蒸発中、娘 (杉咲 花) は 学校でいじめに遭い、自身は末期癌で余命2ヶ月と宣告された母親 (宮沢りえ) が 残りの人生を賭けて家族に伝えたい事。
熱すぎるくらいに熱い母親の 「愛」 がビンビンと伝わって来ます。

蒸発していた夫を迎えに行くシーン。
登校を嫌がる娘を叱咤激励する姿、娘が腹を括ってイジメに立ち向かうシーン。
夫が連れてきた幼い女の子を黙って受け入れ、家出したその子を迎えに行くシーン。
放浪中の甘いボンボン男子との対比、彼を立ち直らせようと諭すシーン。
娘を捨てた事を悔やみ続ける母親と 娘の再会のシーン。
娘を捨てた事を忘れたふりをする母親に 思いのたけを投げつけるシーン。
間もなく最期を迎える妻に、母親に 最後に贈るプレゼント。
「死にたくないよう、まだ生きていたいよう」

印象的なシーン、セリフが たくさんあり過ぎて、とてもここでは書ききれません。
宮沢りえ以下、出演している女優さん、役者さん、子役たち、皆とても良かったです。
予想外の起伏に富んだストーリーですが、張り巡らされた伏線がきれいに回収されて気持ち良いです。
家族とは 血の繋がりではないのだと 改めて感じます。
ラストシーンでタイトルの意味が分かって大いに納得。落語のサゲのような鮮やかな締め方に感心しました。


それにしても 宮沢りえ。写真集 『Santa Fe』 の頃には全然想像できなかったけれど、本当に良い女優さんになりました。

先日亡くなったリリィが、ほんの一瞬ですが 登場 (宮沢りえ扮する双葉を捨てた母親役)します。合掌。


posted by aozora |10:05 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0)