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息子がサッカーを始めたのでサッカーを観るようになり、1997年のフロンターレ戦でコンサにはまりました。自分自身は全くの素人です。観戦はSB席。ホームゲームの半分はCVSやってます。

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【映画】  Real Steel 

2011年12月21日

紀伊国屋書店で コンサの特集が組まれているというサカダイを探したのだけれど 見付からず。
明日の発売なのでしょうか?

オーロラ店の店頭には コンサ関係の記事が掲載されたサカマガやサカダイのバックナンバーが集められて コーナー化されています。
いつもコンサを応援してくれていて、有り難いですね。



という事で「リアル スティール」
メンズデーで 観て来ました。
札幌駅上のシネマフロンティア3番スクリーンは 1割程度の入りでした。

マツコ・デラックスは メンズデー? レディスデー? と考えながらチケットを購入。
カウンターの女の子に聞いてみようかな と一瞬思ったのですが、小心者なので聞けずじまい。



以下、ネタバレあります。


近未来版 ロッキー? チャンプ? ちょっと違うけど、それぞれ通じるものがあると思います。
予告編などを観ると ボクサーロボットのファイトの方に目が行ってしまうけれど、基本的には ダメ親父と息子の絆を描く物語で、設定は近未来だけど、全体の雰囲気は 結構ノスタルジックです。
ストーリーはオーソドックスで ありがちな展開だけど、それだけにシンプルで判りやすく、面白い。
ボクサーロボット同士のファイトも見世場で、格闘シーンは なかなか迫力があります。
感動するような内容ではないけれど、余計なものを省いたすっきりした展開、爽やかなラスト、後味は良かったです。

主人公のロボットの名前は ATOM (アトム)といいます。
スピルバーグの 手塚治に対するリスペクトなのでしょうか。
その他にも 日本に関係したシーンやセリフが何度も出てきて、笑ったり、苦笑させられたり。

このATOMは シャドウ操作で人間的な動きをし、能面さながらに表情を感じさせるシーンがあるので、思わず感情移入してしまいそうになるけれど、最後まで自らの感情を表現したり 言葉を発する事は無く、単なるロボットとして描ききっているところが良い。

欲を言うなら 最後の試合の前にも ダンスを踊って欲しかったな。

              (一部加筆修正しました。)


post by aozora

23:53

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【映画】  素敵な金縛り

2011年12月01日

公開前に HTBの深夜番組「おにぎりあたためますか」で、大泉洋がエンドロールに登場する事になった経緯を放送していました。
公開後も ボーナスさん始め多くの方が面白かったと書いていたので、昨日、三浦友和・山口百恵夫妻も利用しているという 夫婦50割引で観てきました。
平日のマイカルシネマズ江別の1番スクリーンは 観客数9人でした。


三谷幸喜監督の エンターテインメント作品です。
小ネタ満載。豪華キャストがチョイ役で続々登場。
大笑いあり、クスクス笑いあり、ちょっぴり涙もあり。
面白いです。
2時間22分の長尺ですが、楽しい仲間で和気アイアイと撮っている雰囲気がビンビン伝わってきて、時間の長さをちっとも感じません。
もちろん そうした雰囲気に好き嫌いはあるでしょうけれど、僕としては 観た後で幸せな気持ちになれる映画でした。




ところで、
昨日、25年前の女子中学生殺人事件の犯人とされた前川さんの 再審が決定しました。
おそらく このまま冤罪という事になるのでしょう。ご家族などの証言を聞いていると、有罪となったのが不思議なくらいですもの。
この映画でも 被告人は無実だった訳ですが、幽霊の証人が登場しなければ 有罪となったかもしれません。

冤罪事件では 無実の罪を着せられた人に焦点が当てられがちで、それは当然の事なのですが、それならば どこかに真犯人がいる訳で、真犯人が のうのうと生きているという事は 被害者やその家族にとっては とても許せない事でしょうし、我々にとっても 恐ろしい事です。

この映画の中で 中井貴一扮する検事が 深津絵里扮する弁護士に「我々は敵ではない。真実を追究するという意味では むしろ味方同士なのだ。我々の敵は 真実を隠そうとする者たちだ」 と言っていましたが、本当にそうだと思います。
警察も 検察も、犯人を挙げないと 世間の批判を浴びるから、とりあえず怪しそうな奴を捕まえておけ、というような安易な捜査だけは止めて欲しいものです。

そういえば、同じ中井貴一のセリフで 「君は証拠を書き換えようと言うのか!」というのもありましたが、これは 当然 あの事件を意識しているのでしょうね。

半面、冤罪だ 冤罪だ と過剰に騒ぐのも困る訳で、過去には 冤罪として無罪となった殺人事件の犯人が、その後 再び 殺人を犯して無期懲役となった事がありました。

本当に難しい問題ですが、根本的な解決方法は やはり真犯人を見つける事しかないですよね。


映画の感想から外れてしまいましたが、映画は本当に面白かったです。
DVDになったら 細かいところをチェックしながら もう一度観たいと思います。


post by aozora

21:28

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【映画】 ラピッド・ホール

2011年11月23日

親より先に死ぬのが一番の親不幸 だといいますが、その通り。
我が身に そんな状況は想像したくないけれど、この映画は 子供を事故で失った夫婦が それを乗り越えていく過程を描いた作品です。

我が子を失った喪失感から どうやって立ち直るか。
思いは同じでも、その方法や方向性は違っている。
そのすれ違いから起こる 更なる悲劇の予感。

飛び出して来た子供を轢いてしまった高校生。
彼もまた 罪の意識に苛まれている。

簡単な解決の道などありません。
そうした中で 母のアドバイスは的確です。
悲しみはいつまでも消えないが、時と共に姿を変える。
重くのしかかる大きな石が、ポケットの中の小石くらいになる。
時々忘れる事もあるくらいにね。

最後まで 何も特別な事は起こりません。
お互いの思いやりと時間だけが 解決へ到る道なのでしょう。
最後のシーン、友人や子供がいる当たり前の風景が この夫婦が前へ踏み出すための最初の一歩。
ストレートなハッピーエンドではありませんが、よい映画を見たという余韻が残りました。


ニコール・キッドマンの抑えた演技が、心の葛藤をよく表現していました。
アカデミー主演女優賞にノミネートされただけの事はありますね。



昨日は いい夫婦の日。
仕事帰りに 焼き肉屋さんへ。
予定していたお店が満員だったので、近くにあった全国チェーンのお店へ。
プレモルは美味しかったけれど、お肉も海鮮も 全体に低評価。
北海道メニューだというホタテなんて、ボイルしたベビーホタテだもん。最悪。

今日は 勤労感謝の日。
昼過ぎまで庭仕事をして、夕方から映画へ行った後は、その近くの居酒屋さんへ。
クラシックは当然ながら、網焼きが美味しい。
特にホタテ。昨日のホタテとは全くの別物。
北海道のホタテはこうでなくちゃ。
20111124-00.jpg




post by aozora

23:58

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【映画】 探偵はBARにいる

2011年10月05日

一番印象に残ったのは カルメン・マキが歌う 「時計を止めて」 がバックに流れる エンドロール。
切ない終わりに ピッタリでした。

繁華街の裏側、ヤクザにエセ右翼、暴力、陰謀、男と女、
ベタな設定にベタなストーリー、登場するキャラクターもベタ、と
和製ハードボイルドの王道を行くようで、結構ユルイ映画です。

大泉洋と松田龍平のコンビは絶妙で、面白かったですよ。
格好を付けたいのに 今一決まらない二枚目半の 探偵。
とぼけているようで 飄々とした 相棒。
大泉も 松田龍平も なかなかいい味を出していました。


いろいろ感じるところはありましたが、それを


西田敏行って 悪人顔ですね。冒頭のパーティのシーンでは 絶対に悪役だと思いましたもん。

でも、それ以外は 悪役は悪役らしく、判りやすいです。
特に高嶋政伸は 狂気を感じる迷演技でした。

エンドロールで吉高由里子の名前が出ていたのだけれど、全然思い出せなくて、帰ってから調べてみたら、ああ あれがそうだったんだ というオチ。

ススキノの魅力は出ていましたか?

小雪ママのお店で飲んだら いったいいくらかかるのだろうか?

ケラーオオハタ、正直、行きたいとは思わないな。

探偵業法が施行されている今、あのような依頼の受け方は違法です、なんて無粋な事を書いてはいけません。



さて、明日は北見です。
今回は平日の出張なので、休みがつぶれず 嬉しいな。



post by aozora

23:56

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【映画】 コクリコ坂から

2011年09月16日

やっと観て来ました。
あっと言う間の 95分でした。
シンプルで判りやすいテーマと テンポの良いストーリー展開は、不満も残ったけれど、素直に面白かったです。
ただ、大人向けの作品で、小学生くらいだと 難しいかもしれません。



以下、多少ネタバレがあります。




もう少し長くて良いから、もう少し丁寧に説明して欲しい場面、もう一工夫して欲しい場面がありました。
例えば、主人公の海は ある時点から メルと呼ばれていましたが、その経緯が語られていません。見終わった後で調べてみたら、フランス語で 海をラ・メールというからのようですね。1シーン挿入すれば済むのにな、と思います。
海たちは カルチェラタンを残す為に いろいろ工夫して頑張りますが、その経緯の描写も足りない。失敗して そこから盛り返すシーンがあると、成功した時に もっと嬉しくなるのにな と思います。時計台の鐘のシーンなどがそれなのかな とも思うけれど、そうだとしたら やはり説明不足です
そうした諸々の積み重ねが 物足りなさとして残ったのが 少々残念でした。

それでも、舞台は東京オリンピックを翌年に控えた 1963年の横浜。
工場群の高い煙突から吐き出される煙、砂利道を走るオート三輪、スーパーではない商店街、氷川丸に 山下公園、桜木町駅 などなど、当時の横浜なんて知る由もありませんが、懐かしい気持ちにさせられます。
その横浜を舞台に、ストレートに気持ちをぶつけあう若い恋人達のラブストーリーは眩しいくらいで、爽やかで気持ちが良かったです。


ジブリ作品としてはどうだとか、宮崎親子の確執がどうだとか、声優がどうだとか、外野はいろいろうるさいですが、そういうのを一切抜きにして見た方が ずっと楽しめると思います。


post by aozora

23:39

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【映画】 ハリーポッターと死の秘宝 PART2

2011年07月20日

仕事を早めに切り上げて、札幌駅の上で観て来ました。
3番スクリーンは ガラガラでした。


第一巻の『賢者の石』の単行本が日本で刊行されたのは 1999年12月。
映画が公開されたのは 2001年。
第七巻で最終章の『死の秘宝』が刊行されたのは 2008年7月。
映画はPART1と PART2に分かれたため、10年目にして大団円です。



面白かったですよ。
ポッター役のダニエル・ラドクリフが すっかり おっさんになっていたとか、細かく言えば いろいろあるけれど、10年来のファンにとっても 充分に満足できる出来ではないでしょうか。
ただ、PART1と2に分けたと言っても 端折られたエピソードも多く、原作を読んでいない方には 理解しづらい部分もあるのかなと思います。


スネイプ先生には 感動。
ロンとハーマイオニーには おめでとう。
ネビル・ロングボトムや ウィズリー家のお母さんの活躍が 嬉しい。
純血のマルフォイ一家は 実はとても人間らしい一家だった事に驚き。

今回は3Dで観ましたが、2Dで充分なように感じました。
(2Dで観たら、3Dで観たくなるのかもしれませんが。)

PART1のおさらいなど無く いきなりストーリーが展開するので、DVD等でもう一度 PART1を見直してからの観賞をお勧めします。

エンドロールの後に おまけ映像などはありません。
(様々な技術が使われるようになった影響なのか、最近の映画はエンドロールが長すぎる。以前は映画の余韻を楽しむために エンドロールは 最後まで観る主義だったのだけれど、近頃は ダラダラと関係者の名前を羅列するだけの工夫も何もないエンドロールが多く、観なくても良いと思うようになった。第2作のように エンドロールの最後に おまけ映像があるケースもあるので、一応 最後まで観てしまうのだけれど、がっかりする事の方が多い。
今回の作品では エンドロールの中で 19年後の映像が流れるというような構成の方が 良かったのではないだろうか。) 


post by aozora

23:58

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【映画】  英国王のスピーチ

2011年03月06日

昨日は ぜん屋で 愛媛戦をTV観戦した後で、口直しというか 気分転換も兼ねて 観て来ました。
アカデミー賞受賞作品なのに、札幌ではディノスシネマズ札幌劇場でしか上映していません。
昨日は17時30分からの回でしたが、3分の1位の入りでしたから、今後もこれ以上 上映館が拡大する事は ないかもしれませんね。

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注意! 以下、長文、ネタバレあります




映画ですから かなり脚色されている部分もあるようですが、基本的に 英国王ジョージ6世(幼名ヨーク公アルバート王子、現エリザベス女王の父)の 実話に基いた作品です。
吃音症のため 満足に演説が出来なかったアルバート王子が、兄・エドワード8世の退位(所謂、王冠を賭けた恋)によって 嫌々ながら王位に就き、苦悩の末に戴冠式を乗り越え、吃音症をギリギリのところで克服し 全国民に向かっての演説を成功させるまでのドラマが描かれています。

わかりやすいシンプル&ストレートなストーリーで、予想外の展開や 大きなドラマはありませんが、あちこちにウィットに富んだ笑いを挟みながら進行します。
オーストラリア人 (言語療法士ローグ)や アメリカ人 (ウォリス・シンプソン夫人)の描き方が ステレオタイプというか 品が無く、素直には笑えない部分もありますが。。。。。

幼少の頃から厳しく帝王学をしつけられ、時には虐待され、萎縮してしまったヨーク公アルバート王子。
彼を支え、共に闘う エリザベス妃の愛。
親子、夫婦、家族の物語でもあります。

エリザベス妃役のヘレナ・ボナム・カーターは 大竹しのぶに似ています。

イギリス王室と 日本の天皇家が 重なって見えるような気もしました。
雅子皇太子妃の心労はいかばかりか。。。。。

1920年代後半から30年代のイギリスが舞台なのですが、所々に第二次世界大戦前夜のエピソードが登場するのも楽しめます。
イギリス王室が 親ナチスだったという事実には驚きました。

ラストの9分間の演説は なかなかの感動ものですが、それは吃音症をなんとか克服したということに加えて、その演説の内容にもあると思います。

無事にラジオの生放送での演説を終えた後、皆から拍手され、それまで対等の立場を求めて愛称で呼んでいた言語療法士ローグが 初めて“陛下”と呼びますが、ジョージ6世に 心からの笑顔はありません。それは 演説が暗黒の時代の始まりを宣言するものだったからでしょう。


原題は The King’s speech といいます。
Speech を辞書で引くと 話すこと、話す能力、話し方などに続いて演説という訳が出てきます。
開戦の演説がクライマックスになるので 「英国王の演説」のような気がしますが、演説だけではなく 話し方や話す能力という意味の方が強いのかもしれません。

「国民は 『王の言葉』を 待っているのです」 というようなセリフがあったと思いますが、現代の日本に 強い言葉を持ったリーダーは いつか現れるのでしょうか? 



実は僕も 吃音症(どもり)でした。
映画のアルバート王子ほど酷くはありませんでしたが、緊張すると 言葉が出てこなくなるのは同じ。今でも時々どもってしまいますし、滑舌が悪い と指摘されます。なので、他人事には思えない部分もありました。今はからかわれても笑い飛ばせますけど、若い頃はちょっときつかったな。なかなか 他人には理解して貰えないですよね。。。。


post by aozora

22:43

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【映画】  あしたのジョー

2011年02月16日

予想通り 家内は観たくないとの事だったので、今日のメンズデー、仕事帰りに 札幌駅の上で 一人で観てきました。
12番スクリーンでしたが、ガラガラでした。

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オープニングテーマは インストゥルメンタルの “あしたのジョー”。
どや街をバックに 哀愁をおびたハーモニカ(ブルースハープ?)の音色が切なく しっくり来ます。

なんと言っても 良かったのは 丹下段平役の香川照之の熱演。いやぁ本当にリアルだった。本当にボクシングが好きなのだろうな。
それだけに、「立て!立つんだ、ジョー!」の名セリフにはグッと来た。
今回は香川段平を観るだけでも 充分に価値があるのではないだろうか。

矢吹丈役の山下智久、力石徹役の伊勢谷友介も 予想以上に良かった。
特に 力石役の伊勢谷。役作りの為とはいえ あれだけの減量は大変だったろう。計量シーンの肋骨が浮き出た骸骨のような姿には驚かされる。中途半端な減量ではファンは許さなかっただろうけど、あれなら納得。 

ジョーも良かったのだけど、力石の遺体にすがって泣くシーンには ちょっと違和感。
ジョーはもっとクールなニヒリスト(?)で、皆の前であの醜態はないように思う。葬儀に参加せず、暗い中で一人 無人のリングを見つめる姿の方がしっくり来た。

マンモス西役の勝矢、誰の役なのかは判らなかったけど どや街の中で2階からジョーを見つめる倍賞美津子も良かったな。

もちろんボクシングの試合のシーンも大事な訳で、緩急をつけたカメラワークは良かったし、パンチがヒットした時の 顔面が歪み 汗が飛び散る映像の処理、あれはさすがにCGなのだろうけど、劇画チックでなかなか良かった。

暗闇で闘っているようなエンドロールも良かったのだけど、エンディングテーマはもっとブルージーな曲が良かったな。


細かな不満を挙げればもっとあるのだけれど、あの“あしたのジョー”の実写版としては充分に及第点をつけられると思います。



post by aozora

23:36

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【映画】  ノルウェイの森

2010年12月15日

昨日の夜に 札幌駅のシネコンで観てきました。
当たり前ですが トラン監督の解釈による 「ノルウェイの森」です。
村上春樹のOKが出るまで 何度も書き直したという脚本、菊地凛子や松山ケンイチの好演、美しい映像の持つ力もあって、原作よりも判りやすく仕上がっていると思いますが、それでも重く苦しく難しい作品です。
評価に迷います。




注意! 以下、ネタバレあります。


ナメクジを飲む 永沢、ラジオ体操をする 突撃隊、緑の家の物干し台からの火事見物、緑の父親の病室での介護、13歳の女の子に翻弄される レイコ、レイコとワタナベによる 50曲のお葬式、などなど。
原作にある印象的なエピソードやシーンが削られていて、2人以外の登場人物の描き方が浅くなったり、ストーリー的にも不満や物足りなさを感じる部分は少なからずあります。
ただ、2時間強という制約の中では やむを得ないのでしょうか。全体としては なかなか上手くまとめていると思います。


細かい事を書き出すと キリが無いので、ちょっとだけ。

菊地凛子、演技はとても良かったけど、如何せん今回の役は 20歳前後。
瑞々しい水原希子と並べられると ちょっと厳しい。

いろいろ言われているようですが、水原希子はとても良いです。

ワタナベが寮を出て借りた部屋。あの部屋では直子は癒せないと思う。

ラスト近くで レイコがワタナベに抱かれるシーン。
あそこでブラスリップを着けたまま というのはあり得ない。

ラストのワタナベが緑に電話を掛けるシーン。
電話を掛ける場所を原作と変更した意図がわからない。
あのシーンが象徴していたものが失われてしまうように思います。


予告編では 「この曲を聴くと深い森の中で迷っているような気分になるの」という台詞があるけれど、本編の中にありました? 僕が気付かなかっただけ?



post by aozora

23:27

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【映画】  SPACE BATTLESHIP YAMATO

2010年12月09日

20101209-00.jpg

昭和49年にTV放映された「宇宙戦艦ヤマト」の第一作は 「アルプスの少女ハイジ」の裏番組だった為に 視聴率が伸びず、人気が出たのは再放送と劇場映画からでしたが、当時高校生だった僕の周囲では 「科学忍者隊ガッチャマン」と並んで 当初から大人気でした。
年齢的なものもあるのでしょうが、その後のヤマトシリーズには魅力を感じず、劇場版は殆ど観ていません。


それから30年以上を経て、今回の SPACE BATTLESHIP ヤマト です。

家内は 特に観たくないというので、昨日のメンズディ、仕事帰りに札駅で 一人で観てきました。


注意! 以下、かなりネタバレがあります



1.様々な設定やストーリーが変えられているのは仕方ないと割り切る事にして、全体を通して原作に対するリスペクトが感じられ、思ったよりも悪くない出来に仕上っている。
2.音楽は宮川泰作曲のテーマが程よいアレンジで使用され、名場面、名台詞も原作に近い形で登場。
3.CGに関しても、ヤマトが地上から発進するシーンは圧巻。ただ、良かったけれど、CGではあのシーンがこの映画のクライマックスかな。
4.配役も意外と良かった。キムタクと古代は髪型が同じだし、黒木メイサのストレートな黒髪も良かった。古代と島の年齢が倍ほどになったのはご愛嬌。佐渡酒造+森雪=高島礼子か。
5.ヤマト側が原作のデザインを比較的忠実に再現している割に、ガミラス軍は現代風のデザインだったが、違和感無く納まっていた。


気に入らない点。
1.艦隊を守る楯になるために死に行くゆきかぜ艦長古代守の表情が軽すぎ。ヤマト艦内も出発早々から酒を飲んだり、雰囲気が軽い。
2.古代進が仲間を見殺しにして悩む森雪にキスをして押し倒してしまうのはやりすぎ。仮に相思相愛だったとしても、あの場面であの行為は許されない。
3.人間模様でいろいろなエピソードが出てくるが、説明不足で唐突な印象は否めない。原作を知らないと理解できないシーンが多々登場。
4.イスカンダル星到達までに戦闘シーンが少なく、割とあっさり着いてしまう。その割に到着後の地底での戦闘シーンが長い。
5.ガミラスやイスカンダルが思念の集合体とされた点。思念ならば存在できる環境は問わないだろうから、ガミラスが地球を放射能汚染させるために攻撃する意味が無くなる。
6.ガミラス星の地底でワラワラと沸いてくるロボット?スターウォーズのクローンとそっくりだ。
7.アナライザーにあんなトナンスフォームは似合わない。尚、アナライザーは昭和49年、SWのR2-D2は昭和52年だから、アナライザーの方が先。これはSWの方が真似たのかも。
8.戦闘や危機を目の前にして逡巡やお別れシーンが長い。そんな事していたら、ヤマトが、地球が、やられてしまう。
9.最後に古代がヤマトと共にガミラスのミサイルに突撃するが、古代の死によって沖田艦長の死が霞んでしまった。


なんだか、マイナス点の方が多くなってしまったけれど、これは原作への愛情ゆえで、原作を知らずに観ても(むしろ知らない方が)結構楽しめる出来になっていると思います。もっとこうして欲しかったという希望はたくさんありますが、限られた予算の中では頑張ったのではないでしょうか。
DVDを待つのも良いですが、ヤマト発進のシーンは大きなスクリーンで観て欲しいですね。


post by aozora

20:29

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