2012年04月23日
ワクワクできることを探して
選手は自信を失ったであろう川崎F戦。 こうなってしまった以上はある程度開き直りも大切。 細かいことを考えずにサポーターを魅せるプレーをしてやろう。 そういう風にいい意味で開き直ることも必要だと思います。 サポーターも、ワクワクできる試合を見せてほしい。 「バルデスは今日も決定的な仕事をしてくれるのか?」 「エメルソンは今日も相手をぶっちぎってくれるのか」 「ウィルは今日もゴール記録を伸ばしてくれるのか」 「フッキは今日も相手を吹き飛ばしてくれるのか」 超がつく一流の選手は、結果を出すだけでなくサポーターを いつもワクワクさせてくれます。 今、ワクワク(ドキドキ?)するのは、奈良が今日は何回相手を 止めてくれるか? 前田はどんなトリッキーなパスを出すのか ・・・私としてはこの2点だけです。 そんな私は昨年の近藤のゴリゴリドリブルが鳴りを潜めていることが寂しい。 さて、次節は選手のプレーにワクワクしながら開き直って見てみよう。
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2012年04月15日
臥薪嘗胆
昨日の名古屋戦、1-3の敗戦でした。 柏に続き、名古屋にもやられましたね。 やっぱり決定力の差が出たように感じます。 そんななか、古田もがんばってくれました。 山本以外で初めてリーグ戦で1点取ってくれました。 「絶対に点を取る」気持ち。大切ですね。 さて、現実論として 今シーズンの目標はあくまでJ1定着(残留)です。 10位 柏レイソル (勝ち点 7 得失点差 0) 11位 川崎フロンターレ (勝ち点 7 得失点差 -1) 12位 ヴィッセル神戸 (勝ち点 6 得失点差 -6) 13位 アルビレックス新潟 (勝ち点 5 得失点差 -2) 14位 大宮アルディージャ (勝ち点 5 得失点差 -6) 15位 横浜Fマリノス (勝ち点 4 得失点差 -3) ・・・・・降格圏・・・・・ 16位 ガンバ大阪 (勝ち点 4 得失点差 -5) 17位 鹿島アントラーズ (勝ち点 4 得失点差 -5) 18位 コンサドーレ札幌 (勝ち点 1 得失点差 -7) 現状を見ると、2勝(勝ち点6)の範囲内にまだこれだけのチーム があります。 実力差はありますが、手遅れではありません。 今シーズンは15位以内に入ればいいのです。 ただ・・・ 最初から目標を低く持つと、まず間違いなく降格します。 現実的に今、どの点を重視すべきか? ワタシは ①現時点で15位以内という目標は低すぎます。 →現実路線で考えて12位以内あたりに目標を設定すべきだと思います。 (まだ勝ってもいないのに、現実路線のようには聞こえないと思いますが) ②得失点差をできるだけプラスに →残留争いの場合、勝ち点の次に重要なのは得失点差です。 (去年の昇格争いでも、冷や冷やしたのは記憶に新しいところ) たとえ圧倒的に押されて負けるゲームでも、1点でも多く取る、1失点でも少なく抑えることが、あとになって絶対に効いてきます。 昨日の古田選手の得点は、焼け石に水ではなく、シーズン終盤に間違いなく効果がある1点でした。 ③実力差があるのはわかっていること、ならばやるべきことを意思統一してポイントを絞って徹底すること。 サッカーはやってみなければわからない・・・だけではなく、チームとしてJ1でどういう場面で通用している・通用していないということを今一度再確認して、通用している部分を数多く出せるよう意思統一を図り、通用していない部分で改善可能なポイントを絞って徹底的に改善すること。 守備はある程度通用しています。 この「ある程度」をなくして「通用する」守備にすること 攻撃に関してはあいてもこちらの選手の特徴はすでに把握しているでしょうから、相手の想定を超えて、その特徴をいかに出せるか、そういうプレーの精度を上げること 正直言って、今札幌は相手を圧倒する力を持っていないのです。 鳥栖は徹底的に守り勝ち、今の順位をキープしています。 「札幌はこういうチームだ」というイメージを相手に与えられているでしょうか? そういうチームとしての特徴(約束事)がゲームの中でしっかり出せるようにもっと徹底していく必要があると感じます。 「守る」チームなのか 「走る」チームなのか 「守って走れる」チームになる前に、まずどちらかの特徴を徹底的に出せるようにする必要があると感じます。 多少のリスク(結果を出せず連敗)を覚悟の上で、目先の勝敗に一喜一憂することなく、今やるべきことを徹底的にやることが大切です。 昨日のストイコビッチ監督の試合後の談話より 「札幌よりも技術が高いところを見せられたので、今日の結果には非常に満足しています」 「札幌や観客の皆さんに"我々は強い"というメッセージを送ることができたと思います。今日は、テクニック、動き、タイミング、全てが札幌より上回っていたと思います」 ・・・まさに臥薪嘗胆の心境です。 ホームで名古屋に借りを返せるように、これからの奮起に期待しています。 ※臥薪嘗胆 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)とは、復讐のために耐え忍ぶこと、また、成功するために苦労に耐えるという意味を持つ、中国の故事成語である。
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2012年04月07日
明日のために(その1)・・・その2はないけど
柏レイソル戦 結果0-2の敗戦。 しかし、点差以上のチーム力・個の力の差を大きく感じるゲームでした。 失点の場面 1失点目は奈良のミスでした。 日本代表合宿に呼ばれて、彼なりにプレッシャーを感じていたのか 動きが固いとまでは言いませんが、奈良にしてはいつものような積極性にかけたように感じました。 最後の角度のない位置からのシュートを入れるあたりは相手を褒めるべきでしょう。 でも、弱冠18歳でJ1の舞台のCBにいる彼に、これ以上何を望めるか? 周りのベテランは奈良を助けるどころか、奈良に頼っていませんか? 2失点目 守備のほころびを見事に突かれました。 1つのミスが命取りになることを教えてもらった失点でした。 ではなぜ、失点につながるのかということを自分なりに考えてみたいと思います。 ① 後半、前が投入されてからボールが少し前に行くようになりました。 古田・前・宮澤・前田が前線でボールをもらう動きをできるようになり、ボールを持った選手が相手のプレッシャーがかかる前に、前線にパスを出せるようになってきたからだと思います。 ② それ以前は、ボールを奪っても周りの選手が誰も動かず(動けず?)パスを出せない。そのため相手にボールを奪われるかバックパスをするしかなく、相手のDFラインがどんどん前にコンパクトに押し上げられ、コンサドーレの攻撃が手詰まりになっていました。 ③ ではなぜ選手は動けなくなったのでしょう? 柏の中盤の構成が分厚く、完全に中盤の支配力の差が生まれました。 その差は、やはりレアンドロの存在です。 柏はレアンドロにボールが入ると同時に攻撃のスイッチが入り、周囲・サイドの選手が積極的に前に上がってきます。 札幌はレアンドロやワグネル、サイドの酒井やFW工藤の存在が気になりすぎて、守備と攻撃に走りまわらされ、どんどんスタミナを消耗していきます。 体力がなくなってくると、体の切れはもちろん判断力も失われていき、ミスも増え始め、どんどん相手のリズムでゲームを支配されていきます。 ④ ではなぜそういう守備になったのでしょうか コンサドーレの守備は 「多少、相手にパスを回されても、しっかりと守備ブロックを作って最後の最後で跳ねかえす守備」なのか 「中盤から積極的にプレッシャーをかけていきショートカウンターを狙う守備」なのか? 前者は体力を温存できますが、後者はどんどん消耗していきます。 局面局面での選手判断の部分はあったものの、DF意識が今一つ統一しきれていなかった印象を受けましたが、最後は河合キャプテンがなんとか声をかけて修正し続けているようでした。 ⑤ 柏の攻撃は、レアンドロを中心に攻め上がってきます。 札幌はレアンドロに来たパスをどんどんインターセプトして攻撃に結び付ける守備ができればいいのですが、レアンドロはどこにでも顔を出してくるのでマークが離れて・ずれていきますし、技術・フィジカルも強いので、そうやすやすとボールを渡してくれません。 また、レアンドロだけマークしていても、サイドからは酒井が飛び出してきます。コンサドーレはそういう意識が強すぎて、受けの姿勢の試合展開をしてしまったように感じます。 ⑥ 宮澤と岩沼がボランチでパスを出したくても、誰も動いていません。 顕著な部分として、今日の縦パスはサイドに出たパスは全体で何本あったでしょう?また、前半は近藤がいるサイドに出しても、通ったパスは何本あったでしょう。 攻撃がすべて中央へのカウンター攻撃のみに集中してしまい、いつまでたっても攻撃の厚みが出てきませんし、相手も簡単に攻撃を潰せます。 ⑦ 縦パスが何本か相手GKに直接わたる場面がありました。 サイドへ縦パスを出せないのです。柏のサイドに押されっぱなしでコンサドーレのサイドバックは相手陣内へ入ることができなかったのです。 これはコンサドーレのサイドバックの能力的な部分だけでなく、ボランチや3トップのサイドの選手がしっかりサポートできていなかったことでもあります。 ⑧ では、改善方法は? A ボールを奪ったら、必ず周りの選手が相手DFを振り切りパスをもらうこと。 B 中央一辺倒の攻撃パターンから脱却して、もっとサイド攻撃を意識して攻撃に厚みを持たせること C 守備は意識の統一。いまは積極的にプレスに行く守備をするのか、しっかりと守備のブロックを固めて最後の最後に守るのか、体力と状況・試合時間を考えながら河合・奈良あたりが最後まで守備を統率すること D 前田がボールを持ったら、少なくとも前田よりも前に2人は中央・サイドに分れて走りこむように攻撃の枚数を保つこと。前田はパスを出した後もそれで終わりでなく、継続して積極的に攻撃参加すること。 私としては、今日のゲームを見てまず、この4点の改善が必要だと思いました。 ところで、ひそかに上原が骨折で戦線離脱。痛い~!!!! (ソースはオフィシャルです)
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2012年04月05日
ターニングポイント
ナビスコカップでの勝利、ホッとします。 昨日は試合を見られなかったので、内容の話はできませんが 結果をあげたのはいいきっかけになりそうです。 次節、柏戦。 石崎監督の古巣でもある柏は言うまでもなく今季J最強チーム。 そのチームを相手に勝利をあげることができたら間違いなく勢いづきます。 たとえボコボコにされて負けても、そこから這い上がるきっかけをつかめることと思います。 中途半端な結果はいりません。 次節はリーグ戦初勝利&自信回復(負けた場合でも浮上のきっかけづくり)を目指してほしいと思います。 リーグ戦組は尻に火が付いてきました。 ナビスコ組との入れ替わりが現実的に起こるかもしれません。 今、チームが一番欲しいのは、上手さではなく勢いなのですから。
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2012年03月25日
敗戦後の選手コメントから感じたこと
逆転負けを喫した選手のコメントから感じたことです ●岡本賢明選手(札幌) 「同点にされてからも、チャンスは作れていた。そこで決められるか、決められないかでやはり大きく違ってくる。攻撃と守備のどちらかというよりも、両方とも向上させていく必要がある。ただ、悲観する内容ではないので、いい部分はしっかり次につなげていきたい。次の試合が本当に大事になる」 やはり前節のシュートミスが精神的に引っ掛かってますね。 思いっきりのいいプレーよりも精密なプレーをしようとしているのでしょう。 1つ1つのプレーの精度を上げることは大切ですが、思いっきりのいいプレーができないと、はた目からは怖がっているように見え、自分の良さも消してしまいます。 岡本にはもっとミドルから、彼の最大の特徴でもある意表を突くようなタイミングでのシュートを期待しています。 ●内村圭宏選手(札幌) 「やはり失点の時間帯が良くなかった。去年までだったら、あそこでしっかり守れていたが、耐えきれなかった。ただ、攻撃のところでもっとチャンスを作れていれば状況は全然違ったはず。先制してからも積極的に追加点を狙っていかなければいけない。J1では無失点で勝つことはなかなか難しいと思うので、攻撃の選手としてはもっと得点を生み出さなければいけない。次に向けてまた、いい準備をしていきたい」 攻撃の選手から真っ先に出たのが守備の感想ですか。 確かに、このゲームの勝敗の分かれ目であったことは間違いありませんが、攻撃の場面でもっと行かなければならないと思うのなら「自分はこういう攻撃をしたいからもっとこういうパスをよこしてくれ!」という要求をもっとしてもいいんじゃないかと思います。 前田に合わせるばかりではなく、前田が俺に合わせろ・・・くらいの傲慢さをFWとして、もっと出してもいいんじゃないかと思います。 ●山本真希選手(札幌) 「得点の場面はトラップミスだったが、シュートで終わろうと思い切って蹴ったのが良かった。ただ、勝利につなげることができなかったのは残念。今日もたくさんのサポーターが来てくれてたので、何としても勝かった。内容面ではそんなに悪い感じもなく、チームとしていいプレーができていたと思う。でも、J1のチームは一瞬の隙を見逃さない。細かな部分を突き詰めていきたい」 山本は自分の特徴をしっかりと出し、結果を出してきているので自信は失われていないことを感じました。山本がシュートに行くためには、彼の積極的な前線に絡むプレー意識はもちろん必要ですが、彼より前の位置にいる選手がいかに相手DFをサイドやゴール前まで引っ張り、山本にいい位置で一瞬でもフリーのスペースを与えられるかということですね。 しかし、このパターンも次節はしっかり相手も研究してくることでしょうから、山本のこの動きを逆にオトリとして、前の選手にゴールを決めてほしい。 ●榊翔太選手(札幌) 「監督からは、どんどん裏に抜け出してシュートを狙えと言われた。最初のプレーが大事だと思っていたので、積極的に仕掛けたが、クロスがちょっと弱くなってしまったのが悔しい。浦和はレベルの高い選手が多く、いい経験にはなったが、やはり結果につなげていかなければいけない。もっと考えながらプレーしていく必要があるので、改善していきたい」 榊は若さを前面に出し、今のコンサドーレに一番足りなかった前への推進力と気迫を体現してくれました。 ゴールはなりませんでしたが、相手DFにとってこういう勢いのある、がむしゃらに来る選手は絶対にやりづらい相手であり、今のコンサドーレの前線に一番欠けている部分です。 一番気になったのが彼のコメントの最後にある「もっと考えながら・・・」 という言葉。考えすぎて彼の良さをみずから消してしまう・・・そう、今の岡本のような消化不良のプレーになってしまわなければいいんですが。 ●河合竜二選手(札幌) 「守備のところは、そんなに悪い内容ではなかったと思う。ただ、全部が全部、ボールを奪いにいくのではなく、ブロックを作って守るところももっと必要だった。チームとしてどう守っていくのかというところに、今日はちょっとズレがあったと思う。ただ、また試合があるので切り替えていかなければいけない。しっかりと修正して次の試合に挑みたい」 守備的には一瞬のすきをつかれてやられてはいるものの、総崩れせずに踏みとどまれているのは河合の貢献度が高いです。全体のバランスを見てしっかりチームをコントロールしようとしているあたりはさすがキャプテン。 昨日は浦和相手にパスカットからのショートカウンターがチームの狙いの一つであったんでしょうが、なんだかそればっかりでとにかく素早くボールを奪うことばかりを意識しすぎて空回りしていたようにも感じました。 相手チームにとって、同じ単調な攻撃のリズムで来られるよりも、もっと変則的なタイミングで仕掛けられる方が怖いのではないでしょうか? チームの決まり事だけを必死に守ろうとして、相手の脅威にならない攻撃を展開し続けているように感じました。 意表をつくという意味では、最後のセットプレーのホスンの上がりからのヘッドは、まさに実践できた部分です。ゴールにはつながりませんでしたが、しっかりとゴール前でシュートまで持って行けました。 ああいうリスクを冒してでも1点取りに行くという姿勢は非常に大切なことだと感じながら、個人的には昔のディドを彷彿させてくれたので懐かしさも感じました。 ところで、前田のプレーは賛否分かれるところのようです。 結果が出ていない以上、批判されても仕方ないところですが、単調になりがちなコンサドーレの攻撃の中で、私は彼のリズムを変える攻撃スタイルが相手にとって守りづらい攻撃も生み出していると思います。 彼のプレースタイルは運動量ではなく、一瞬のひらめきなのですからそういう部分を理解しないでみると、サボっているように感じる人がいるかもしれませんが、私はあれでいいと思っています。 (過去、クライトンのプレーでも賛否分かれたことがありましたが、あの時を思い出します) チームとしての約束事はあっても、ピッチ上の局面での判断は選手に委ねられています。そこでどんな判断をしてプレーするのか? 昨日の試合で結果はともかくDF以外の選手の中でそういう判断がしっかりとできているのは、前田・山本・河合・榊くらいしかいなかったように思います。 私としては、まず向上させてほしい個人のプレー精度はそのあたりです。
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2012年03月18日
昨日の敗戦から感じた危機感
神戸との対戦。
前節、今野のいるG大阪から3点ももぎ取って勢いのあるチームに
奈良・ノースのCBとホスンを中心にどのように抑えていくのか?
相手チームの野沢の精度の高いFKをいかにして止めるのか。
私は守備面を中心に注目していましたが、結果は1-2の逆転負け。
監督も試合後のコメントで随所に言っていましたが、守備・攻撃面ともに全体的に精度が低い。
J2サッカーを続けている。
そんな話でした。
私も同感です。
あそこで決めていれば
あそこを抑えていれば
そんな言葉が選手からも漏れているようですが
それができなきゃ1年で降格は必至です。
「あと一歩を決めきれない」
「惜しい試合が続く」
「敗戦にも手ごたえを感じた」
何年も前から札幌のサッカーは、こんなゲームを繰り返し最終的には順位とともに選手の自信がどんどん落ちて悪い流れにはまり込み、結果を出せない。
こんなリーグ戦を繰り返しています。
だから弱いんだ
ということをもっと自覚しなければ今回も生き残れません。
昨年のJ2でジェフにコテンパンにやられたゲームがありました。
選手はその試合で目覚めて、その後の試合から快進撃を続けていき昇格を果たしました。
「おしい!あとちょっとなんだけど」
というゲームを繰り返すぐらいなら、去年のように一度ショックを受けるくらい撃沈されたほうが今のコンサドーレには良い薬になると思います。
去年のジェフ戦を思い出し、もう一度J1サッカーができるようにしっかりと個人の精度を上げてほしい。
早い段階でそこに気づかないと、またJ2に逆戻り。
私はそんな気がして、早くも危機感を抱いています。
posted by ykk-i |06:14 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)
2011年05月23日
逆説的考察
なぜ得点力が弱いのか? このことをテーマに私なりの視点で逆説的に分析していきたいと思います。 なお、このブログは一方的な見かたになりますが、サッカーは無限に色々なパターンが組み合わさって成り立っているゲームです。 私の分析はそのうちの1つのパターンに過ぎません。 私の指摘するところは選手はもちろん、チームも認識していることでしょうから、私の文章が即チームを良くするためのカンフル剤にもならないと思いますが、1つの気づきを生み出すきっかけになると良いのかなと思います。 では、お暇な方は良かったらお付き合いください。 以下、( )内の部分はプロ選手として私が物足りなく思っている部分です。 なぜ得点力が弱いのか ↓ シュートをうてないから (ゴール前で誰もしかけられないから) ・・・では、なぜシュートをうてないのか ↓ シュートチャンスを生み出せないから (シュートの意識が薄いから) ・・・では、なぜ、チャンスを生み出せないのか ↓ パスがつながらないから (ドリブル突破しないから) ・・・では、なぜパスがつながらないのか ↓ 他の選手の動き出しが少ないから (パスを出す選手の視野が少なくとも自分の周り360度に届かないから) ・・・では、なぜ動き出しが少ないのか ↓ 相手の攻撃(パスなど)に振り回され、ディフェンスに追われて体力を消耗するから (暑くて動けないから) ・・・では、なぜ体力を消耗するのか ↓ ボールを拾ってポゼッションできないから (オフ・ザ・ボールの動きの意識が弱いから) ・・・では、なぜポゼッションできないのか ↓ 相手が積極的にディフェンスをしにくると、無理にでもパスをだすだけで、簡単に取られるから (仕掛けようにもフォローする選手がいないのでカウンターが怖いから) ・・・では、なぜパスにこだわるのか ↓ 1対1の勝負を選手が極端にできないから (1対1の局面勝負は組織戦といわれるサッカーの中でも必要不可欠です) ・・・では、なぜ勝負できないのか ↓ 自分のスキル、チームの攻撃戦術に自信がないから (チームの戦術にこだわりすぎの優等生が多いから?・・・かも) ・・・ではなぜ自信がないのか ↓ 【結論】 負け続きだから。 結果を出せていないから。 ということになります。 連敗が続くと負のスパイラルにはまります。 選手も人間ですから、そういうメンタルの部分が局面局面の勝負に影響することは当然あると思います。 解決策としては勝って結果を出すしかないのですが、結果を出す(勝つ方法)としてははいくつか挙げられると思います。 過去、イバンチェビッチ監督がシーズン途中で就任したときのような状況ですね。 私の考えは次の3つです。 ①チームの方向性を変える(監督を交代する) ②現実的に現在の順位から「自分達は弱い」と認め、 選手自身がいい意味で開き直り、もう1度自分のプレーを見直し 個々人の長所を活かして短所をカバーしあえるよう徹底し、 自分で限界を決めずに新しいことにもどんどんチャレンジしていく。 ③低迷を打破するため、攻撃的な新しい選手を補強する。 ただし、上の3つはどれを選んでも、必ずリスクを伴なうものです。 例えば①を選ぶと、また最初から戦術の浸透を図らなければならず、クラブの方針(育成しながらJ1昇格を目指す)に合致した適材適所の監督の人材がいるのか。今からそれをやるとスポンサーも離れないかという問題が浮上します。 ②を選ぶと選手によほどの刺激がなければ即効性はありません。 今シーズンは育成の年として辛抱を続ける日が多くなります。 また監督3年目の今期、今の監督で基礎を作るなら新監督で基礎を作るという方法も浮上します。 ③を選ぶと、コンサドーレに来てくれる有力な日本人選手がいるのか?外国人選手の場合は当り外れ、強化費の限界などがあります。 石崎監督は今のところ②を選び、先発選手の交代を示唆し選手の意識に刺激を与えようとしている・・・というように見えます。 私も正直言って何が正解かわかりませんし、 楽観的な見方をすれば何かが変わることで劇的によくなる可能性もあります。 ただ、今のままでは何も変わらないような気もします。 うまい解決方法があれば、私よりもチームが先に取り組んでいるはずなのですから。
posted by ykk-i |14:51 | チーム強化への提言 | コメント(2) | トラックバック(1)
2011年05月21日
ラグビーサッカー
現在、鳥栖戦をスカパーで観戦中です。 今期はどうしても攻撃がつながりません。 見ていてその理由に気づきました。 コンサドーレはラグビーのようなサッカーをしています。 ①パスは後ろにしか出さない。 ②前に出すときはクリア。 全くラグビーと一緒です。 恐らく攻撃のときも後ろに移動する距離の方が選手は多いのでは? こちらのチャンスのときは大体前へのパスが2~3本つながったときだけです。 アウェーの試合ですから、アウェーの戦いかたがあるかもしれません。 でも1点ビハインドでそれはないんじゃないかと思います。 サッカーはゴールを奪うゲームですが、札幌の選手は怖がって前に行けません。サッカーの目的がゴールではなくパスであるかのように、とにかくパスに関してはバックパスにこだわりすぎです。 これでは点が入らないのも仕方ありません。 このブログを見ていただいた皆さんも、もし放送時間に間に合ったら そのあたりの視点でみてはいかがでしょうか? なお、前にパスが出せないのは大体こういう理由があると思います。 ①選手がミスを怖がって消極的になっている ②前にパスの出しどころがない ③パスを受ける前に味方の位置を確認できていない ④チームの約束事として前に出せない ほかにも原因があるのかもしれませんが・・・ 石崎監督がチアゴを起用する理由として、私が思うに前に必ずパスの出しどころを設定することで、パワープレーという意味ののほか、パスを前に出す意識を選手に持たせるという意味合いもあるように感じます。 さて、攻撃に関して改善しなければいつまで経っても勝点③は遠いです。このあと、どのように改善されるのでしょうか?
posted by ykk-i |14:30 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)
2011年05月15日
勝利にもスッキリしない理由
今日の勝利。 ホームである以上、勝点3を取れた結果はまず上出来だと思います。 でも、結果だけで内容が何かすっきりとしない。 試合を見ていてその理由がわかりました。 今日の試合、とにかくコンサドーレの選手は自分から仕掛ける選手や場面が非常に少なく、常に受け身な戦い方をしています。 ゴール前でなんとか自分から攻撃を仕掛けるのは高木・近藤・砂川・古田・日高・宮澤くらい (名前の順に私個人の印象で仕掛ける回数が少ないと感じた選手です) で、前半の30~40分以降から非常に流れが悪くなったのは、常にパスにこだわってリスクを冒さないプレーばかりになっていたと思います。 対戦相手としたら、つっかけに行ったら「ドリブルの勝負はほぼ100%ない」とわかってしまえばあとは連動してパスコースを消すだけ。 非常に守り安いわけですし、現にまずいパス回し、無理なパス回しからボールを奪われ、リズムが悪くなり防戦一方になる悪循環にはまっているように感じました。 たとえば、バイタルエリアで2対1の状況になっても、積極的に勝負(抜き)に行かず苦し紛れにミドルを放つ。シュートは枠の外。 こんな場面はなかったでしょうか? もっと積極的に中に入って勝負しないと、J1に昇格しても強いチームになりません。 そんな内容でも、今日の得点シーンは2点とも受け身ではなく、積極的な仕掛けから生まれたゴールでした。 「きれいなパス回しにこだわりすぎ」ということは選手の公式コメントにもありましたが、防戦一方になった時の展開はまさにこれだと思いました。 ゲーム展開として、相手のパスをクリアするだけで、マイボールにしたときにキープしていったん落ち着かせる人がいません。 難しいパス交換の連続で、結局はミスから自滅して相手にボールを渡してしまう展開も結構ありました。 悪い流れを落ち着かせるボールキープは悪いゲームの展開の中では必要だと思うのですが、それができた選手は今日はいません。 結局は選手が自信を失っていて、早く自分のところからボールを離そうとしているのか?と思うくらい、攻撃では単調なパスが続きました。 今日の勝利は少しは選手の自信になるかと思うのですが、次節以降はもっと堂々とした、ダイナミックなプレーを見たいと感じたゲームでした。
posted by ykk-i |17:36 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)
2010年12月07日
何が違うのか?
おはようございます。 西大伍の代表予備メンバー選出は非常にうれしいニュースです。 ところで、札幌ユース出身の西とほかのコンサドーレの選手との間にはどうしてこんなにも差が開いてしまったのでしょうか? 私はそれを選手個人の向上心(意識)の差ではないかと感じています。 私たちも普段、学校や職場の状況に慣れてしまうと気持ちが現状維持のみになってしまいがちです。 コンサドーレの所属選手達は、若手育成のチームでもあることから10代や20代前半の選手が非常に多いです。 若い人に「常に高い意識を持って」と言ったところで、選手自身が現状に満足してしまってはそこまでです。 が、人に言われても気づかないようではそこまでの選手ということかと思います。 決して西ひとりを持ち上げるための文章を書くつもりはありませんが、藤田や岡本、宮澤、上里は自分には西と違ってなぜ自分にはJ1からオファーが来ないのか考えたことはあるんでしょうか? 彼らと西の違いはどこにあるのか? 決定的な何かが違うから、オファーが来る選手と来ない選手がいるのではないでしょうか? 私は決定的に向上心が違うのではないかと思います。 たとえば練習中の負傷による長期離脱。 不可避的なケガもあるかもしれませんが、選手は練習にちゃんと集中しているのでしょうか? J1の主力選手が練習中に怪我で長期離脱なんてことは、あまり聞いたことがありません。そういうことが全くないわけではないですが、今のコンサドーレに比べるとすごく少ない気がします。 選手は自分の体が資本であり、それを管理するのはチームでもフィジカルコーチでもなく自分しかいないということをわかっているのでしょうか? (だからといって練習に手を抜けといっているわけではありません。) そのあたりをわかっている選手、いない選手で大きな差が出ているように思います。 そこが選手の質の差として如実に表れたのが今回の西の代表選出かと思います。 ココに危機感を感じ普段の練習やゲームで明らかに変れる選手と、口先だけで「危機感を感じる」という選手には将来的に大きな差が出ると思います。 今、コンサドーレにいて他チームからオファーが来ない選手。 もしかしたら、他チームからそういった質の差を見られているのかもしれません。 サポーターが甘いから・・・という議論がしばしば聞こえます。 仮に今の環境をあえて「ぬるま湯」と表現するならば、そのぬるま湯に浸かり続けてぬるい選手になるか、ぬるくならずに他チームから引き抜かれるような選手になるか? それは誰が決めるわけでもなく、選手自身が決めることだと思います。 ただ、コンサドーレという「ぬるま湯」にいては選手として向上できないと選手が感じるクラブでは、チーム自体の向上はありえないわけですが、ぬるま湯となった原因をサポーターの応援姿勢に転嫁するのは逃げ口上にしか聞こえない気がします。 選手には今回の西の代表予備登録選出を機に、もう一度、代表に選ばれる選手になりきれない自分達を見つめなおし、チームを活性化させて欲しいと思います。 今後もぬるま湯のままでは、いい選手は来てくれませんし生まれてこないと強く危機感を感じています。 (現日本代表ザッケローニ監督の報道記事より抜粋) 向上心。選手として満足しない、成長しようという姿勢を買う。Jクラブにも聞き取り調査を行った。Jリーグのカテゴリーは関係なく、条件さえ満たせば、J2からの招集も「あります」としている。 コンサドーレにいても代表にいけるかどうかは選手自身の姿勢が問われています。
posted by ykk-i |06:33 | チーム強化への提言 | コメント(6) | トラックバック(0)