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2005年12月02日

分岐点(しまふく寮通信)を読んで

 プロフェッショナルである選手は、その実力が所属チームにとって必要か不要かということで、チームを去らなければならないことがあるんですよね。
 でも、18歳でも38歳でも同じプロ。
「若い」とか「可能性」という言葉だけでは片付けられない現実がそこにあります。

 さて・・・

 しまふく寮通信を読み、村野さんの非常につらい気持ちが心に伝わってきました。寝食をともにした我が子同然の選手達とのある日突然のお別れです。

 選手はもちろん辛いことでしょう。
 ショックもあることでしょう。

 彼らにかける言葉なんて私たちサポーターには見つかるわけもありませんが、せめて最終戦に赴き「がんばれ!」と声をかけたいと思っています。
 現役を続けようとする場合、すぐに合同トライアウトなどの日程が組まれていますから、ショックを引きずったり感傷に浸っている余裕も彼らには許されないのです。「自分を売り込む」という営業をサッカー選手もしなければなりません。

 昔、ジュビロの中山選手が海外チームに移籍した選手とTV番組で対談した時に「オレの履歴書とビデオはいつも用意しているから、身分照会があったらすぐに連絡くれよ」・・・と冗談半分に言っていましたが、当時全盛期だった中山選手でもなりふりかまわず営業活動をしてるんだなァ・・・と感心したものです。

 話が横道にそれました。

 次に彼らに会うときは、ピッチの反対側で別のユニフォームを身にまとっているか、スーツを着てサッカーの仕事をしているのか、サッカーと関係のないところに自分の可能性を見つけているのか・・・。

 どんな場所にいても、彼らの活躍を願わずにはいられません。

「愛すべき彼等なのです」・・・村野さんのひと言が、心から離れません。

 最終戦、札幌ドームに足を運ばれる方。
応援しているコンサドーレに1年以上在籍した選手達です。
 時にはプレースタイルやプレー態度に賛同できないことがあったかもしれませんが、できることならば最後に大きな声で彼らに激励の、そしてねぎらいの言葉を一緒にかけませんか?
 もちろん、チームに残って来年のJ昇格をともに目指す選手への激励・期待の言葉とともにです。


posted by ykk-i |06:06 | 私的コラム | コメント(0) | トラックバック(1)

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