2012年04月23日
ワクワクできることを探して
選手は自信を失ったであろう川崎F戦。 こうなってしまった以上はある程度開き直りも大切。 細かいことを考えずにサポーターを魅せるプレーをしてやろう。 そういう風にいい意味で開き直ることも必要だと思います。 サポーターも、ワクワクできる試合を見せてほしい。 「バルデスは今日も決定的な仕事をしてくれるのか?」 「エメルソンは今日も相手をぶっちぎってくれるのか」 「ウィルは今日もゴール記録を伸ばしてくれるのか」 「フッキは今日も相手を吹き飛ばしてくれるのか」 超がつく一流の選手は、結果を出すだけでなくサポーターを いつもワクワクさせてくれます。 今、ワクワク(ドキドキ?)するのは、奈良が今日は何回相手を 止めてくれるか? 前田はどんなトリッキーなパスを出すのか ・・・私としてはこの2点だけです。 そんな私は昨年の近藤のゴリゴリドリブルが鳴りを潜めていることが寂しい。 さて、次節は選手のプレーにワクワクしながら開き直って見てみよう。
posted by ykk-i |07:17 | チーム強化への提言 | コメント(1) | トラックバック(0)
2012年04月15日
臥薪嘗胆
昨日の名古屋戦、1-3の敗戦でした。 柏に続き、名古屋にもやられましたね。 やっぱり決定力の差が出たように感じます。 そんななか、古田もがんばってくれました。 山本以外で初めてリーグ戦で1点取ってくれました。 「絶対に点を取る」気持ち。大切ですね。 さて、現実論として 今シーズンの目標はあくまでJ1定着(残留)です。 10位 柏レイソル (勝ち点 7 得失点差 0) 11位 川崎フロンターレ (勝ち点 7 得失点差 -1) 12位 ヴィッセル神戸 (勝ち点 6 得失点差 -6) 13位 アルビレックス新潟 (勝ち点 5 得失点差 -2) 14位 大宮アルディージャ (勝ち点 5 得失点差 -6) 15位 横浜Fマリノス (勝ち点 4 得失点差 -3) ・・・・・降格圏・・・・・ 16位 ガンバ大阪 (勝ち点 4 得失点差 -5) 17位 鹿島アントラーズ (勝ち点 4 得失点差 -5) 18位 コンサドーレ札幌 (勝ち点 1 得失点差 -7) 現状を見ると、2勝(勝ち点6)の範囲内にまだこれだけのチーム があります。 実力差はありますが、手遅れではありません。 今シーズンは15位以内に入ればいいのです。 ただ・・・ 最初から目標を低く持つと、まず間違いなく降格します。 現実的に今、どの点を重視すべきか? ワタシは ①現時点で15位以内という目標は低すぎます。 →現実路線で考えて12位以内あたりに目標を設定すべきだと思います。 (まだ勝ってもいないのに、現実路線のようには聞こえないと思いますが) ②得失点差をできるだけプラスに →残留争いの場合、勝ち点の次に重要なのは得失点差です。 (去年の昇格争いでも、冷や冷やしたのは記憶に新しいところ) たとえ圧倒的に押されて負けるゲームでも、1点でも多く取る、1失点でも少なく抑えることが、あとになって絶対に効いてきます。 昨日の古田選手の得点は、焼け石に水ではなく、シーズン終盤に間違いなく効果がある1点でした。 ③実力差があるのはわかっていること、ならばやるべきことを意思統一してポイントを絞って徹底すること。 サッカーはやってみなければわからない・・・だけではなく、チームとしてJ1でどういう場面で通用している・通用していないということを今一度再確認して、通用している部分を数多く出せるよう意思統一を図り、通用していない部分で改善可能なポイントを絞って徹底的に改善すること。 守備はある程度通用しています。 この「ある程度」をなくして「通用する」守備にすること 攻撃に関してはあいてもこちらの選手の特徴はすでに把握しているでしょうから、相手の想定を超えて、その特徴をいかに出せるか、そういうプレーの精度を上げること 正直言って、今札幌は相手を圧倒する力を持っていないのです。 鳥栖は徹底的に守り勝ち、今の順位をキープしています。 「札幌はこういうチームだ」というイメージを相手に与えられているでしょうか? そういうチームとしての特徴(約束事)がゲームの中でしっかり出せるようにもっと徹底していく必要があると感じます。 「守る」チームなのか 「走る」チームなのか 「守って走れる」チームになる前に、まずどちらかの特徴を徹底的に出せるようにする必要があると感じます。 多少のリスク(結果を出せず連敗)を覚悟の上で、目先の勝敗に一喜一憂することなく、今やるべきことを徹底的にやることが大切です。 昨日のストイコビッチ監督の試合後の談話より 「札幌よりも技術が高いところを見せられたので、今日の結果には非常に満足しています」 「札幌や観客の皆さんに"我々は強い"というメッセージを送ることができたと思います。今日は、テクニック、動き、タイミング、全てが札幌より上回っていたと思います」 ・・・まさに臥薪嘗胆の心境です。 ホームで名古屋に借りを返せるように、これからの奮起に期待しています。 ※臥薪嘗胆 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)とは、復讐のために耐え忍ぶこと、また、成功するために苦労に耐えるという意味を持つ、中国の故事成語である。
posted by ykk-i |07:40 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)
2012年04月14日
名古屋戦展望
今日はグランパス戦。 己を知り相手を知れば百戦危うからず ということで、私なりに今日の試合展望を・・・。 今日のポイントはズバリ中盤(ボランチ)戦。 ダニルソンVS河合&前 の部分でしょう。 コンサドーレはこれまでセカンドボールをなかなか取れていません。 このボールを札幌時代から「1人で2人分の働きができる」と評価の高いダニルソンと争うわけです。 このボールをダニルソンに拾われると ①藤本・中村へのパス ②自ら突破 ③ミドルシュート ④前線の永井・玉田へのスルーパス と、ダニルソンの選択肢がかなり多くなります。 特に前線に代表クラスのスピードと決定力のある選手が多いですから、パスを出される前にいかに相手のパスの出しどころを潰せるかがカギになります。 ①・④を防ぐためには、CBは相手FWのマークを外さないことと、正確なラインコントロールが絶対条件です。おそらくフィジカルでダニルソンに勝てる選手は札幌にはいないでしょう。 ②・③を防ぐためには、とにかく体を張ってフリーでボールを持たせないようにするしかありません。 そうして札幌が受け身に回った時、いつもの悪い癖で ①前線の前田孤立 ②ラインがずるずると下がる という現象が起こり、勝機は見えてこないでしょう。 相手の最終ラインには楢崎・闘莉王という経験豊富なDF陣が控えているのですから、攻撃の時には厚みのある攻撃を出せなければまず勝利は見えてきそうにありません。 おそらく、今日のコンサドーレは最初の15分で徹底的に走りまわり、得点を狙い、その後疲れてきたらしっかり守ってカウンターという戦術をたててくると予想しています。 そういう意味では、今日の試合は前半最初の15分で得点できなければ、少なくとも勝利の確率はかなり下がると思いますし、名古屋も、ここ数試合の札幌のゲームを分析して、開始15分の主導権争いに真っ向から挑んでくるかもしれません。 あ、あとセットプレーの時は闘莉王の飛び込みに要注意です。 とまぁ、データ的には不利な条件しかない札幌ですが、ピッチはソロバンでは計算できないたくさんの可能性が埋まっています。 そのチャンスをいかに数多く拾うかということも、勝敗の要素になりますから、一概に悲観することもありません。 ただ1つ言えることは、「勝ちたい」という気持ちが強い方が数多くのチャンスを拾う可能性が広がるということです。 さて、どのような展開になるのか? 楽しみです。
posted by ykk-i |11:45 | 思いつきコラム | コメント(0) | トラックバック(0)
2012年04月07日
明日のために(その1)・・・その2はないけど
柏レイソル戦 結果0-2の敗戦。 しかし、点差以上のチーム力・個の力の差を大きく感じるゲームでした。 失点の場面 1失点目は奈良のミスでした。 日本代表合宿に呼ばれて、彼なりにプレッシャーを感じていたのか 動きが固いとまでは言いませんが、奈良にしてはいつものような積極性にかけたように感じました。 最後の角度のない位置からのシュートを入れるあたりは相手を褒めるべきでしょう。 でも、弱冠18歳でJ1の舞台のCBにいる彼に、これ以上何を望めるか? 周りのベテランは奈良を助けるどころか、奈良に頼っていませんか? 2失点目 守備のほころびを見事に突かれました。 1つのミスが命取りになることを教えてもらった失点でした。 ではなぜ、失点につながるのかということを自分なりに考えてみたいと思います。 ① 後半、前が投入されてからボールが少し前に行くようになりました。 古田・前・宮澤・前田が前線でボールをもらう動きをできるようになり、ボールを持った選手が相手のプレッシャーがかかる前に、前線にパスを出せるようになってきたからだと思います。 ② それ以前は、ボールを奪っても周りの選手が誰も動かず(動けず?)パスを出せない。そのため相手にボールを奪われるかバックパスをするしかなく、相手のDFラインがどんどん前にコンパクトに押し上げられ、コンサドーレの攻撃が手詰まりになっていました。 ③ ではなぜ選手は動けなくなったのでしょう? 柏の中盤の構成が分厚く、完全に中盤の支配力の差が生まれました。 その差は、やはりレアンドロの存在です。 柏はレアンドロにボールが入ると同時に攻撃のスイッチが入り、周囲・サイドの選手が積極的に前に上がってきます。 札幌はレアンドロやワグネル、サイドの酒井やFW工藤の存在が気になりすぎて、守備と攻撃に走りまわらされ、どんどんスタミナを消耗していきます。 体力がなくなってくると、体の切れはもちろん判断力も失われていき、ミスも増え始め、どんどん相手のリズムでゲームを支配されていきます。 ④ ではなぜそういう守備になったのでしょうか コンサドーレの守備は 「多少、相手にパスを回されても、しっかりと守備ブロックを作って最後の最後で跳ねかえす守備」なのか 「中盤から積極的にプレッシャーをかけていきショートカウンターを狙う守備」なのか? 前者は体力を温存できますが、後者はどんどん消耗していきます。 局面局面での選手判断の部分はあったものの、DF意識が今一つ統一しきれていなかった印象を受けましたが、最後は河合キャプテンがなんとか声をかけて修正し続けているようでした。 ⑤ 柏の攻撃は、レアンドロを中心に攻め上がってきます。 札幌はレアンドロに来たパスをどんどんインターセプトして攻撃に結び付ける守備ができればいいのですが、レアンドロはどこにでも顔を出してくるのでマークが離れて・ずれていきますし、技術・フィジカルも強いので、そうやすやすとボールを渡してくれません。 また、レアンドロだけマークしていても、サイドからは酒井が飛び出してきます。コンサドーレはそういう意識が強すぎて、受けの姿勢の試合展開をしてしまったように感じます。 ⑥ 宮澤と岩沼がボランチでパスを出したくても、誰も動いていません。 顕著な部分として、今日の縦パスはサイドに出たパスは全体で何本あったでしょう?また、前半は近藤がいるサイドに出しても、通ったパスは何本あったでしょう。 攻撃がすべて中央へのカウンター攻撃のみに集中してしまい、いつまでたっても攻撃の厚みが出てきませんし、相手も簡単に攻撃を潰せます。 ⑦ 縦パスが何本か相手GKに直接わたる場面がありました。 サイドへ縦パスを出せないのです。柏のサイドに押されっぱなしでコンサドーレのサイドバックは相手陣内へ入ることができなかったのです。 これはコンサドーレのサイドバックの能力的な部分だけでなく、ボランチや3トップのサイドの選手がしっかりサポートできていなかったことでもあります。 ⑧ では、改善方法は? A ボールを奪ったら、必ず周りの選手が相手DFを振り切りパスをもらうこと。 B 中央一辺倒の攻撃パターンから脱却して、もっとサイド攻撃を意識して攻撃に厚みを持たせること C 守備は意識の統一。いまは積極的にプレスに行く守備をするのか、しっかりと守備のブロックを固めて最後の最後に守るのか、体力と状況・試合時間を考えながら河合・奈良あたりが最後まで守備を統率すること D 前田がボールを持ったら、少なくとも前田よりも前に2人は中央・サイドに分れて走りこむように攻撃の枚数を保つこと。前田はパスを出した後もそれで終わりでなく、継続して積極的に攻撃参加すること。 私としては、今日のゲームを見てまず、この4点の改善が必要だと思いました。 ところで、ひそかに上原が骨折で戦線離脱。痛い~!!!! (ソースはオフィシャルです)
posted by ykk-i |16:23 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)
2012年04月05日
ターニングポイント
ナビスコカップでの勝利、ホッとします。 昨日は試合を見られなかったので、内容の話はできませんが 結果をあげたのはいいきっかけになりそうです。 次節、柏戦。 石崎監督の古巣でもある柏は言うまでもなく今季J最強チーム。 そのチームを相手に勝利をあげることができたら間違いなく勢いづきます。 たとえボコボコにされて負けても、そこから這い上がるきっかけをつかめることと思います。 中途半端な結果はいりません。 次節はリーグ戦初勝利&自信回復(負けた場合でも浮上のきっかけづくり)を目指してほしいと思います。 リーグ戦組は尻に火が付いてきました。 ナビスコ組との入れ替わりが現実的に起こるかもしれません。 今、チームが一番欲しいのは、上手さではなく勢いなのですから。
posted by ykk-i |08:11 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)