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2021年12月22日

オールスター

もはや私のような年寄りしか知らないかもしれませんが、かつてJリーグでも毎年夏に「Jリーグオールスターサッカー」という試合が行われていました。札幌ドームでも2003年8月9日に1度だけ開催されました。現在、大量の本を断捨離中で、その時のプログラム(B4判の大判です)が出てきて思い出しました。ただ、すでに怪しくなった記憶では試合の日は私は仕事で、休みだった前日に公開練習を見に行き、試合は録画して後で観たように覚えています。

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出場選手の顔触れは、残念ながらコンサドーレはこの年、J2だったため地元の選手は不在。元所属の吉原宏太(当時G大阪)がJ-WESTで出場しています。大半の選手がすでに引退しており、今季限りで引退した阿部勇樹(当時市原=千葉)、田中達也(当時浦和)、大久保嘉人(当時C大阪)らも出ていました。三浦知良(当時神戸)はまだ現役続行ですか。すごいですね。ちなみに2001年まで監督を務めた岡田武史さん(当時横浜M)はJ-EASTのコーチ、翌年に監督になる柳下正明さん(当時磐田)はJ-WESTのコーチでした。

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オールスターは1996年から2007年まで、主にサポーター投票により選出し東西対抗で行われていたようです。その後、東西対抗に代わって一時、韓国Kリーグとの対抗戦を実施しましたが、そのうちに行われなくなりました。私個人としてはJリーグ人気を高めるためにも、ぜひ東西対抗のオールスター戦を復活させてほしいと願っています。今ならコンサドーレからも出場できますからね。


posted by papa12 |18:58 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年12月18日

公式グラフはいつから?

先日、15日に発売された「公式グラフ2021」を紹介しましたが、そういえば公式グラフはいつから発行されていたのか? と疑問に思ったので、わが家のコンサドーレ蔵書から調べてみました。すると、今の形の公式グラフとしては2011年、そうです、J1昇格を決めた年で「クラブ創設15周年記念号」とうたい、「J1復帰!」の大きな文字が躍っています。もちろん北海道新聞社様の発行で、各選手のクローズアップと全試合のプレーバックがメインで、その後の公式グラフの原型となったようです。おそらくこれが売れたのでしょう。以後、北海道新聞社様から毎年発行されてきましたが、2019年版だけは「ニュースファイル」と称して北海道新聞様の記事を基に構成したユニークな内容でした。2020年版は元の体裁に戻り、2021年版で大きな転換期を迎えて「月刊コンサドーレ」別冊に至ります。

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公式グラフの前史も振り返ってみます。初めてのJリーグ昇格を決めた1997年に当時、「コンサドーレマガジン」を発行していたイエローページによる「JFL優勝記念写真集 コンサドーレの瞬間。」があります。写真集と銘打つだけあって潔いほど写真ばかりで、読み物はほとんどありません。また、2度目の昇格を決めた2000年には、北海道新聞様が発行していた月刊誌「道新TODAY」別冊として「祝J1昇格記念号」が出ています。各試合の振り返りのほか、選手・監督の物語や厚別劇場、サポーター、コンサドールズなどさまざまな記事を満載しています。そして2001年には「月刊コンサドーレ」別冊として「J1戦記 勇者たちの弾道」が出ています。当時、退場後に坊主頭になった野々村社長も登場しています。さらに3度目の昇格を果たした2003年に「J1復帰への軌跡」が出され、後の公式グラフとほとんど同じ構成です。なお、これらの本はブックオフのサッカー雑誌コーナーあたりで見かけることがあります。

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posted by papa12 |20:00 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年12月14日

21年目の月刊コンサドーレ

オフィシャルマガジン「月刊コンサドーレ」は2001年2月24日に創刊され、今年で21年目です。わが家では北海道新聞様の販売所から定期購読していて毎月の発売日に届けてもらっています。ですから買い忘れたりすることはなく、必ず発売日に届いています。通算7年半に及んだ単身赴任先でも異動先の販売所に頼んでいました。1年分をとじられるローリングファイルをシースペースなどで販売しており、これに入れて整理しています。先日、ようやく今年分を含め21冊を1カ所にまとめて置きました。単身赴任中に購入した書籍類は私がだらしないため元々あったものと合流できないでいて、ローリングファイルも分けて置いてあったのがようやく初めて集合させた訳です。入れた棚はカミさんが私のアナログレコードのコレクションを整理するために家具店に注文した嫁入り道具のボックスです。大量にあったレコードはすべて処分したため、空いていました。ちょうど良いサイズでした。下の写真の右端のローリングファイルは買いだめしてあるものです。

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「月刊コンサドーレ」では今年9月号から「あれから20年 創刊の話」を連載しています。創刊当時の編集長が現在、再び編集長を務めているそうで、創刊当時の裏話が書かれていて面白いです。とりわけ創刊号の幻の表紙案や題字案が披露されていて興味深いです。また、明日15日発売の「公式グラフ2021」はこれまでの北海道新聞社様の発行ではなく、「月刊コンサドーレ」の別冊として発行されます。別冊は創刊の年の「2001J1戦記『勇者たちの弾道』」以来の2冊目だそうです。昨年までとどう違のか、明日、確かめたいと思います。

なお、「月刊コンサドーレ」は毎月25日発売(曜日の都合で多少前後することがあります)で、定価は税込み366円。1冊につき25円がクラブに還元されます。サポーターなら必読です。


posted by papa12 |19:52 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年12月08日

日本代表歴代5人目

昨日、来年1月のキリンチャレンジカップに向けた日本代表に小柏が初選出されました。今朝の北海道新聞様によると、わがコンサドーレからは歴代5人目で、初選出は2019年の進藤亮佑(現C大阪)以来だそうです。小柏にはぜひとも出場し、得点して日本代表の歴史に名を刻んできてほしいと思います。

歴代の日本代表をあらためて調べてみました。第1号は吉原宏太(1999年コパ・アメリカパラグアイ大会出場1試合)。2人目は鈴木武蔵(2019年EAFF E-1サッカー選手権など出場7試合1得点。移籍後の2020年出場2試合)、3人目は菅大輝(2019年コパ・アメリカブラジル大会に初選出も出場なく、EAFF E-1サッカー選手権で出場1試合1得点)、そして4人目が進藤で、2019年キリンチャレンジカップに初選出も出場なしでした。また、田中駿汰は入団前の大阪体育大学所属で2019年EAFF E-1サッカー選手権出場1試合を果たしています。過去にコンサドーレが育てた選手で代表となったのに今野泰幸と山瀬功治がいますが、すでに所属選手ではありませんでした。

吉原を除けば全員が2019年以降、ミシャ監督の下で鍛えられたからにほかなりません。今後も次々と選手を育ててほしいと願っています。

posted by papa12 |20:07 | 温故知新 | コメント(2) |

2021年12月07日

J2オリジナル10の現在地

1999年に誕生したJ2リーグは、Jリーグから初の降格となったわがコンサドーレとJFLにいた仙台、山形、大宮、FC東京、川崎、甲府、新潟、鳥栖、大分の10クラブでスタートしました。2021シーズン終了時点で、来季は札幌、FC東京、川崎、鳥栖の4クラブがJ1、仙台、山形、大宮、甲府、新潟、大分の6クラブがJ2で戦います。思えば、全クラブがJ1経験があり、川崎に至ってはJ1優勝4回を誇ります。なかなか優秀なクラブぞろいだったのではないでしょうか。ただ、鳥栖を除く全クラブが1度はJ2降格を経験しており、鳥栖だけはJ1に2012年に昇格して以来、1度も降格していません。わがコンサドーレも来季で6年連続になりますが、鳥栖を見習って、もう2度と降格することのないようにしてほしいと願っています。

なお、Jリーグが発足した1993年のオリジナル10は鹿島、市原(現千葉)、浦和、V川崎(現東京V)、横浜マリノス(現横浜Fマリノス)、横浜フリューゲルス、清水、名古屋、G大阪、広島でした。このうちフリューゲルスが98年限りで消滅(形式上は横浜Mに吸収合併)しています。鹿島と横浜Mを除くクラブはJ2降格の経験があり、とりわけ千葉と東京VはなかなかJ1に戻れずにいます。名門クラブが多い顔触れですが、明暗を分けたのはクラブの総合力なのでしょうか。

posted by papa12 |21:04 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年11月24日

J2熱狂読本

以前にもお伝えしましたが、6月の退職以来、絶賛断捨離中です。一番の強敵が大量の本です。大学時代以来、購入したものの読んでいない、いわゆる積読(つんどく)の本も多数ありますが、なかなか捨てることができず、死ぬまでにどれぐら読み終わるでしょうか。片付ける途中でつい手に取ってしまい、読み始めてしまうものもあります。「J2熱狂読本」(洋泉社編集部著)のそんな1冊です。わがコンサドーレもJ2にいた2015年の6月に刊行されています。「J2戦国時代、到来。」「激闘のJ2 16年を振り返る」などの章立てで、J2の魅力を紹介してます。コンサドーレでは、斉藤宏則さんによる野々村社長のインタビューが「『今度は一緒に勝とう!』と言い合える地域との絆」が載っています。野々村社長は「プロサッカーの本当の楽しみ方というのは、ただ単に試合を観るだけでなく、自らもクラブの一員となって、勝ったときは喜ぶ、負けたときは悔しがる。そうやってチームと感情を共有し、ともに成長、発展していくところにある」「サポーターというのは、クラブにとってのパートナーだと私は考えています。一緒に強くなり、喜怒哀楽をともにする仲間。そういう輪を広げていきたいです」などと熱く語っています。この方は就任以来、考え方がまったくぶれないですね。J1に昇格して5年目の今も変わりないですね。いつまで社長を務めていただけるか分かりませんが、できうるならばJ1優勝まで導いていってほしいものです。なお、この本のことに戻ると、当時の所属チームはいくつかはJ1に昇格する一方、J3に降格したクラブもあります。この明暗はどこでついたのか。J2にはもう2度と戻りたくないですね。

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posted by papa12 |19:52 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年11月11日

ドーレくんたち

9日のエントリー「お引っ越し」でスーパービッグドーレくんが和室の床の間から追い出されたことを紹介しましたが、実は普通サイズのドーレくんも一緒に何体か居場所がなくなりました。やむなく階段上の壁のスペースに並べることにしました。これまではドーレくん以外のグッズも置いていたのですが、ドーレくんだけにしました。以前から置いているドーレくんはかなりホコリをかぶっていますけど。とても数が多すぎて並びきらず、同じドーレくんが何体か出てきたので、いくつかはご近所の方のお宅に婿入りさせることにしました。こうして見ると、以前は雪だるまドーレくんとか、ヒグマドーレくんとか、変わり種が多数ありました。ビールドーレくんもいますね。最近は普通のしかなく、少し残念です。あまりに増えすぎたので、カミさんからは新しいドーレくんの購入禁止令が言い渡されているので、これ以上は増やせないかもしれませんが。

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posted by papa12 |20:09 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年11月09日

お引っ越し

6月5日のエントリー「さらば、BIGドーレくん」で2011年版のBIGドーレくんとのお別れを報告しましたが、今回、わが家内の大整理の結果、身長120センチの「スーパービッグドーレくん」が引っ越ししました。2003年の購入以来、これまでは和室の床の間に鎮座し、私は観戦に向かう前に手を合わせて必勝を誓っていました。この度、カミさんが床の間を復活させることを決意し、追い出されたスーパービッグドーレくんは、寝室で窓際に追いやられた私のベッドの脇に引っ越しました。足を伸ばして座るのが本来ですが、それだと低すぎるので、いすに座ってもらいました。これからはJ1優勝の夢を見ている私を見守ってくれることでしょう。

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posted by papa12 |20:03 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年10月15日

審判のしくじり

サッカー専門サイト「フットボールチャンネル」で興味深い記事を見ました。国際審判だった小幡真一郎さん執筆の「Jリーグ、審判が犯したしくじり事件5選」です。取り上げられた5試合のうち、ストイコビッチがイエロー2枚をもらい、主審からイエローカードを奪って主審に突きつけた映像はよく放送される有名なシーンですね。主審は小幡さんだったんですね。

コンサドーレ関係が2試合あります。いずれもコンサドーレ側が不利益を被った「被害者」と言えるかもしれません。1試合は1999年5月16日、厚別で行われたJ2第12節の仙台戦で、仙台の選手が44分に2枚目のイエローをもらいながら主審が別な選手と思い込みそのまま続行、ハーフタイムに確認して退場にしたそうです。3-0で勝ったようですが、この試合のことは見たかどうかも含め、まったく記憶がありません。

もう1試合は2001年5月3日、日本平でのJリーグ1stステージ第7節・清水戦です。2-5で大敗するのですが、問題は清水の5点目。FKで4点目を決めていたアレックス(後の三都主)が72分にもFKを直接たたき込んで決めてしまったのですが、実は間接FKだったんです。テレビ観戦していた私は実況や解説者が主審のポーズから間接FKと言っていたのに、決まってしまった後は誰も問題視せず、そのまま進行し、試合終了を迎えてしまいます。なぜゴールが認められるのか、不思議に思ったことをよく覚えています。これも主審は小幡さんだったんですね。以前は日本平は鬼門で、清水にこてんぱんにやられた記憶ばかりあります。それが2年前に8-0で勝利する日が来るとは夢にも思いませんでした。

なお、今回の記事は小幡さんの新刊「しくじり審判 失敗から学ぶサッカー審判の教科書」(カンゼン、1870円)から抜粋したものらしいです。面白そうな本ですね。

posted by papa12 |19:44 | 温故知新 | コメント(0) |

2021年10月08日

最も古いスポーツ紙面

今でこそ試合のあった翌朝に必ずスポーツ紙を買い、A3のクリアファイルに入れて保存していますが、もちろん最初の頃からそうしていたわけではありません。手元に残っている最も古いスポーツ紙の紙面は昨日紹介した号外の翌日付の日刊スポーツです。Jリーグ昇格について1面で「札幌J バルデス祝砲2発 み~んな待ってた 2年目でつかんだV昇格」と報じたのをはじめ、2~3面、10面、13~15面と計7面も使った大特集となっています。実はこの紙面はもともと私が購入したものではなく、何年か後にサポ仲間からいただいたものです。そのサポ仲間の方は10年ほど前に病気で亡くなられたのですが、生前、集めていたサッカー雑誌の記事とスポーツ紙の紙面を私に託されたのでした。譲っていただいた時はそんなに重い病気とは知りませんでした。いただいたスポーツ紙の紙面はこの昇格時のほかは、岡ちゃんのファンだったので、岡田監督が指揮を執ってJ1で戦った2001年の初戦からラストゲームまでの主にニッカンと道新スポーツ様です。故人となったサポ仲間に代わって大切に保管しています。

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posted by papa12 |20:36 | 温故知新 | コメント(0) |

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