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2021年10月15日

審判のしくじり

サッカー専門サイト「フットボールチャンネル」で興味深い記事を見ました。国際審判だった小幡真一郎さん執筆の「Jリーグ、審判が犯したしくじり事件5選」です。取り上げられた5試合のうち、ストイコビッチがイエロー2枚をもらい、主審からイエローカードを奪って主審に突きつけた映像はよく放送される有名なシーンですね。主審は小幡さんだったんですね。

コンサドーレ関係が2試合あります。いずれもコンサドーレ側が不利益を被った「被害者」と言えるかもしれません。1試合は1999年5月16日、厚別で行われたJ2第12節の仙台戦で、仙台の選手が44分に2枚目のイエローをもらいながら主審が別な選手と思い込みそのまま続行、ハーフタイムに確認して退場にしたそうです。3-0で勝ったようですが、この試合のことは見たかどうかも含め、まったく記憶がありません。

もう1試合は2001年5月3日、日本平でのJリーグ1stステージ第7節・清水戦です。2-5で大敗するのですが、問題は清水の5点目。FKで4点目を決めていたアレックス(後の三都主)が72分にもFKを直接たたき込んで決めてしまったのですが、実は間接FKだったんです。テレビ観戦していた私は実況や解説者が主審のポーズから間接FKと言っていたのに、決まってしまった後は誰も問題視せず、そのまま進行し、試合終了を迎えてしまいます。なぜゴールが認められるのか、不思議に思ったことをよく覚えています。これも主審は小幡さんだったんですね。以前は日本平は鬼門で、清水にこてんぱんにやられた記憶ばかりあります。それが2年前に8-0で勝利する日が来るとは夢にも思いませんでした。

なお、今回の記事は小幡さんの新刊「しくじり審判 失敗から学ぶサッカー審判の教科書」(カンゼン、1870円)から抜粋したものらしいです。面白そうな本ですね。

posted by papa12 |19:44 | 温故知新 | コメント(0) |

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