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2021年12月18日

公式グラフはいつから?

先日、15日に発売された「公式グラフ2021」を紹介しましたが、そういえば公式グラフはいつから発行されていたのか? と疑問に思ったので、わが家のコンサドーレ蔵書から調べてみました。すると、今の形の公式グラフとしては2011年、そうです、J1昇格を決めた年で「クラブ創設15周年記念号」とうたい、「J1復帰!」の大きな文字が躍っています。もちろん北海道新聞社様の発行で、各選手のクローズアップと全試合のプレーバックがメインで、その後の公式グラフの原型となったようです。おそらくこれが売れたのでしょう。以後、北海道新聞社様から毎年発行されてきましたが、2019年版だけは「ニュースファイル」と称して北海道新聞様の記事を基に構成したユニークな内容でした。2020年版は元の体裁に戻り、2021年版で大きな転換期を迎えて「月刊コンサドーレ」別冊に至ります。

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公式グラフの前史も振り返ってみます。初めてのJリーグ昇格を決めた1997年に当時、「コンサドーレマガジン」を発行していたイエローページによる「JFL優勝記念写真集 コンサドーレの瞬間。」があります。写真集と銘打つだけあって潔いほど写真ばかりで、読み物はほとんどありません。また、2度目の昇格を決めた2000年には、北海道新聞様が発行していた月刊誌「道新TODAY」別冊として「祝J1昇格記念号」が出ています。各試合の振り返りのほか、選手・監督の物語や厚別劇場、サポーター、コンサドールズなどさまざまな記事を満載しています。そして2001年には「月刊コンサドーレ」別冊として「J1戦記 勇者たちの弾道」が出ています。当時、退場後に坊主頭になった野々村社長も登場しています。さらに3度目の昇格を果たした2003年に「J1復帰への軌跡」が出され、後の公式グラフとほとんど同じ構成です。なお、これらの本はブックオフのサッカー雑誌コーナーあたりで見かけることがあります。

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posted by papa12 |20:00 | 温故知新 | コメント(0) |

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