2017年02月16日
ロースコアな試合が続いても、選手たちを後押しして!
月1回の北海道新聞に2つのコラムが載っています。 先ずは、「J1赤と黒の闘士たち スポーツライター・斉藤宏則が迫る」です。 今回の内容は、「今季の展望」です。 見出しは、「残留、定着 守備が鍵」です。 「将来的にJ1に定着するための、質の高いサッカーを目指すことを念頭に置く」、「ただし、今季の目標は残留を果たすことを第一に考える」と四方田監督は話す。 2004年慢性化していた赤字解消を目指し、育成型クラブとして再生を図った。 自前選手育成に地道に力を入れ、その積み重ねが昨季のJ2優勝につながった。 小見出し「『脱却』目標」 J1であれば予算や戦力は充実するが、J2に降格すれば予算が減り、選手の顔ぶれも一変する。 J1とJ2を行き来を繰り返す〝エレベータークラブ”からの脱却を果たすことが現時点での最大のテーマとなる。 小見出し「強化費下位」 今季は、昨季の約2倍となる11億円程度を強化費として計上する見通しだが、J1の18チームでは、17、18番目の金額ではないだろうか」と野々村社長はみている。 過去の事例を見ると、予算規模の大きくないクラブがJ1残留を果たすためには、鍵を握るのは守備だ。 昨季MVP級の活躍を見せ、J1でも十分信頼できるGK具 聖潤が今季も中心になる。 さらにフィールドプレーヤー全員で守備をするスタイルを、より強固にしたい。 小見出し「勝ち点拾え」 リーグ戦では、手堅く慎重な戦いが昨季より増えるし、昨季のようにホームゲームをほぼ白星で飾るのは、困難とみるべきだろう。 机上の空論だが、仮にリーグ戦34試合を0-0で引き分けたとすれば、勝ち点は34になる。 昨季のJ1に当てはめると、14位で残留達成である。 残留争いでは、勝ち点1を拾えるかが極めて重要になる。 引き分けの重要性を再確認し、そのためにはロースコアの試合をベースにしていきたい。 今季は昨季加入したブラジル人の3選手がそろって残留しており、守備戦術はすでに浸透している。 再生を図った04年以降、J1の舞台を2度経験しているものの、どちらも1年で降格してしまった。 今季は、どんな形でもいいから残留して定着への足掛かりにしたいところだろう。 試合が行われる週末に一喜一憂できるのが、プロサッカーの醍醐味である。 サポーターもチームと同様、粘り強くなりたい。 リーグ戦全34試合をトータルで俯瞰するというプロサッカー観戦の更なる醍醐味を、今季J1で存分に味わいたい。 次に、「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。 見出しは、「出て来い 急成長選手」です。 J1回巻くまで、残り10日を切りました。 1次キャンプの沖縄では、DAZNニューイヤー・カップで優勝を飾って結果を出した。 一方で、J1の強豪である浦和との練習試合では力負けし、課題が残ったと言える。 浦和との実戦を通じて「もっと良い準備をしないとだめだ」と、攻守両面で感じてくれたと思う。 きっと選手たちも奮起して、熊本キャンプに臨んでくれるはずだ。 今季5季ぶりにJ1に望む。 その中でもっとも必要なのは、自分のカラーを出せるくらい急成長してくれる選手の出現だ。 そんな選手が出てきてくれなけれと、目標のJ1残留は遠のくかもしれない。 今季獲得した兵藤、早坂、金園らは、J1でも質の高いプレーを見せてくれると思う。 新戦力にプラスし、今までの札幌でプレーしてきた選手の内、どれだけの選手がJ1の舞台で戦い質のプレーができるか注目したい。 今季は、J1での戦いです。 正直、勝てない試合の方が多いと思う。 しかし、それだけで試合会場に行かないということは、絶対にしないで欲しい! J1には日本代表選手も多くいます。 質の高いプレーが目の前で見られる。 そんな質の高いプレーを、スタジアムに足を運んでみて欲しいものだ。 どんなに強い相手であっても、必ず負けるということではないのがサッカーである。 そして、そんな力が相手より劣っているチームであっても、多くのサポーターが選手を後押しすることで、持っている力以上のものを出せることもある。 コンサドーレのホームゲームでは、たとえ勝てない試合が続いたとしても、沢山の観客が観客席から選手たちを後押ししてくれるチームに欲しい!
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |
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