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2015年12月02日

大きくなって戻って来い!

今朝は、道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

年間の各選手の評価が載ると思ったのだが、今回はちょっと違っている。
見出しは、「古田 大きくなって戻って」です。

J2は福岡とC大阪が、J1昇格プレーオフの決勝戦を戦うことになった。
毎年「下克上」が見られたが、今年のプレーオフは今のところそういうことはない。
決勝戦ではリーグ上位の福岡が、引き分けOKというアドバンテージを持つが、試合会場はC大阪のホーム長居。
個々の能力についてはC大阪の方が高いが、チームのまとまりや勢いは福岡の方が断然上。

佳境のプレーオフに加われず、寂しい年末となった札幌だが、今季も「戦力外通告」が行われた。
現在のところ前田俊介、菊岡拓朗、古田寛幸、薗田淳、ナザリト、ニウドの6人に来季の契約更新しないことを告げた。

驚いたのは下部組織でプレーし、優秀なアカデミーを擁する札幌の象徴的存在だった古田を切ったこと。
能力の強さは折り紙付きだが、ポジションを固定できなかったこともあり、組織の中で機能したとは言えなかった。
もう一つは、海外志向が強く、「札幌愛」が足りないことが、大きかったのではないだろうか。
今回は契約満了で移籍金がかからないように配慮したとも取れるが・・・。
寂しいが、愛媛から戻ってきた石井の例もある。
いろんな意味で大きくなって帰ってきてほしい。

四方田修平監督の来季の続投が決まった。
退路を断った?四方田監督の勝負を応援したい。


個人的には、福岡にJ1に進んでほしい!
リーグ戦では、最後まで自動昇格した磐田と勝ち点で並んだにも拘らずのプレーオフを考えると、当然福岡が昇格するのがベターだと思う。
勝ち点差が福岡とC大阪では15もあり、実力では明らかに福岡である。
福岡が上がらなければ、昨年徳島や今年の山形と松本のように、1年でJ2に降格してしまう。
札幌はしっかり力をつけて、2位以内でJ1に昇格しなければ、J1に定着するのは難しいと思う。
プレーオフはリーグを盛り上がるのには大きいが、過去の昇格チームを見ると実力の伴わないチームは、J1に昇格しても定着は難しい!

古田の契約期間満了は、「海外志向」の強さが「札幌愛」が少ないと見られがちだが、そう思われても仕方ないと思う。
正直、海外で活躍できる力は、まだないと思う。
自ら海外に積極的に行こうとするのではなく、海外から注目されるようにならなければ、そして代表に選ばれるくらいにならなければ、海外でプレーするのは難しい!
古田程度(ちょっと失礼な発言ですいません)の選手なら、国内には結構いると思う。
海外でプレーしたいと思うのは悪いことではないが、海外に出て行くのは誰もが実力を認めてからでも遅くはない。
もし、認めてもらえなければ、それだけの実力だったと言うことだ。
今回の契約満了を糧に、大きくなって戻ってきてほしい!

posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |

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