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2007年03月11日

★おーっ、中山!?

コンサドーレ札幌 1 vs 0 鳥栖

誰もが異口同音に語っていることの繰り返しになってしまうだろうが・・・。
何しろシーズンが始まったばかり、鳥栖が一人足りなかった、等々の要素を考慮するとどうにも評価が難しい試合だった。
でも、「つまらねえぞ」と野次を飛ばさずにいられなかった前半の前半でさえ恐れていたほどダメダメではなかったし、一点を取って調子こいてからは気持ちのいいパス回しや連携がいくつか見られ、今後への期待が持てそうな希望が感じられた。

そんな中で特筆すべきは、セイヤ・・・ではなく中山!
セイヤの活躍は正直期待通り。あれくらいやってくれる選手だと思えていたから、あの活躍は普通に嬉しい。でも中山は、自分の中では過去に一度完全に見限っていた選手。去年終盤にいいプレーを見せてくれてはいたが、だからといって期待は全くしていなかった。ノーマークだった選手が思わぬ活躍をしてくれると、凄く嬉しい!w FWの中ではケンゴに一番期待している自分だけど、いっそ中山にはFWの軸になるくらいのブレイクをして欲しいと思ってしまった。

一方の注目のFW、ダヴィは、期待外れとまで言うほどではないにしても正直物足りなさは否めない。
異常な攻撃力を持つ一方で球離れも異常に悪いFWと、そこそこボールが収まり球離れも良いもののシュートを打てないFWとでは、どちらが勝利に貢献しやすいかは明らか。だがしかし、ここは敢えて緑色に染まったフッキの大活躍を妬むよりもダヴィの今後に期待したい。今後チームにもっとフィットしたなら、フッキよりも遥かに好感度の高い助っ人になる気がするから。

そう言えば、今回の試合の攻撃面で気がついた点を一つ挙げておきたい。
サイドの選手がクロスを上げた時、ゴール前では必ずと言っていいほど選手が二人以上待っていた。これは当たり前のようでいてなかなか実現しないことではなかろうか。現に去年までの札幌ではなかなか上手くそうならず、自分的に大きなストレスの要因になっていたのだが。これが、鳥栖の選手が一人少ないことによって実現できたのかどうかが怪しいところなのだが・・・是非とも次節にも見せて欲しい攻撃だ。

さて、懸念の守備。個人的に4バックのゾーンディフェンスの理想形である華麗なボールカットと両サイドバックの攻め上がりはまるで見る影も無かったものの、それはまだ当然であるとして、不恰好ながらなんとか頑張ってくれた印象。これはもしかするとボランチの二人の頑張りが大きかったのかも。前節ではとにかく中盤がダメだったという話をよく聞くが、言葉の壁がある新人・カウエとの連携に大きな問題があるのかもね。だとすると、今回イマイチだった西嶋の位置にカウエを入れて、カウエ&ブルーノというブラジルの壁を作り、中盤には日本人を並べるっつーのも一つの手なんじゃないかと思ったりなんかして。

・・・とまあ、喜びと不安と夢と不満と希望と不審etcがいろいろとない交ぜになってしまっていた開幕戦だったね。うっかり「期待できる!」と勘違いさせられて後でとことん落胆させられるよりはずっと良かったのかも。w

posted by ヨートク |22:55 | コンサ戦記 | トラックバック(0)

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