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2009年07月05日

悔しさより切なさ

久々に現場で応援したヨ。
仕事の進捗が過去最悪の酷さなので、行くか行くまいかギリギリまで迷ったけど、コータの姿も是非見たかったし、敢えて昨日一日を潰す事に。
果たして・・・。
まさか、ノブりん監督の試合でこんな気分になるとは思ってもいなかった。「来るんじゃなかった」とさえ思えるダメ試合。

全くスムーズじゃないパスワーク。
パスを停滞させるだけのクライトン。
相変わらず裏が弱いCBの二人。
いいクロス、いい突破が一度も出来ないセイヤ。
存在感激薄の1トップ。
若干良かったのは、前半の上里と後半開始からしばらくの中山だけだったかな。砂川は相変わらず体がキレているようだったけど、いかんせん投入が遅過ぎる。

シーズン開始直後ではない現段階でのこの有様に、正直、監督の根本的方針にミスがあるのではないかとさえ思えてくる。
4バックにこだわっているようだが、その両サイドはあくまで攻撃主体の選手を置くし、リードされた試合終盤では単純にDFを削ってFWを投入するケースが多い。退場者が出た緊急時にダイゴを3バックの中央に置くのも謎。「他にいないからしょうがない」ではなく、そんな場合に備えてサブにはDFを必ず一人入れて置くのが当然では。
三浦監督の超現実主義に少なからず感銘を受けた私としては、ノブりん監督の采配はあまりにバランスが悪いように感じる。楽観的過ぎる。理想主義的な。

この水戸戦、確かに主審はダメなヤツだったと思う。西嶋の一枚目のイエローは絶対に不当だったと感じた。
が、西嶋が退場しようがしまいが、チームとして見事なまとまりを見せていた昨日の水戸に勝てた可能性はかなり低かったのではないか。
巧みなパスワークと三人目の動きで我々の守備を何度も破った水戸に対し、札幌は上里の突発的ミドル以外に決定的チャンスは全く作ることが出来なかった。
観客の怒りの矛先がチームのダメさではなく主審に向けられたことで内心ホッとしたHFCの人間は少なくなかったかもしれない。

石崎監督は、札幌の監督をするのが一つの夢だったと語ってくれた。
複数年契約のオファーも断り、一年契約にしている。
背水の陣で手がける夢の仕事。
百戦錬磨の兵、石崎監督であっても肩に余計な力が入り、本来の能力を自ら制限してしまっている可能性はないだろうか。
いや、むしろそうであって欲しい。

完全に諦めるには早いかもしれないが、昇格は現実的な目標ではなくなってしまった感がある。
いっそ開き直って、余計な力を抜いてくれることを期待したい。

posted by ヨートク |11:17 | コンサ戦記 | トラックバック(0)

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