2015年02月24日
2015開幕にあたり。山口編。
山口についても少し書いていきたいと思います。 ご存知のように今年からJ参入の唯一のチームがレノファ山口。 札幌サポの皆様には中山元気のイメージと共に認知されていることだと思います。 このブログでも参戦した都度レポを書いてきましたが、自分もこのチームを見てきて早今年で6年目。 山口にJリーグが来る時が来たんですねぇ・・・。 まぁ今年は新参者らしく、楽しむことを目標に応援していきたいと思います。 ということで、J初年度の山口を個人的にどのように見て行くのかを書いていきます。 ①順位目標 順位についてはチームからも発表されてない(?)ようですし、個人的にもあまり重要視はしていません。ただ、ネット上の大方の予想よりは上に行くのではないかという印象です。 昨年のJ3は二極化のリーグでした。個人的には中位であった盛岡、相模原ほどの順位は十分実現できるものだと思っています。もちろん今年はチームが変わり相模原なんかはかなりの補強を行っているようなので去年と全く違う展開になるのは承知ですが。でも、上位は上位でしっかりと補強を行っていて、引っ張っていくのは富山、長野、町田なのかな、と感じています。そういった中で山口はどこまでやれるのかが楽しみです。昇格争いにできるだけついていってほしいという願いです。個人的には6位以上を期待します。 ②地域に根付くことを目指して 今回のJ3参入の盛り上がりもあり、おそらく山口市民でレノファの名前を知らない方はごく少数になったはず。ただ、実際に試合を見に行った人、興味を持っている人の数を考えるとまだまだこれからだと思います。 また、市外の方たちにとってはまだまだ認知度が低いです。自分はアルバイトで山口市から車で1時間ほどの周南市の塾に行っていますが、中学生・高校生はレノファという名前は知ってるくらいです。未だ試合に行った子には会えていません。 この理由の一つとして考えられるのが、山口県はいわゆる都市といわれる大きな街が無く、人口20万人ほどの街が5か所ほどに点在している街構造なため基本的には各々自分たちの街から出て出かけてことがあまりないというのもあるかと。こういった人たちに「山口市にレノファの試合を見に来てもらう」ような努力をクラブ・サポーターがいかにしていけるか。県全体にサッカー文化が広げられればまた一つ山口が変わると思います。 ③開幕戦15000プロジェクト 先月、立ち上がった開幕戦(3/15ホーム鳥取戦)で15000人を集めようとするプロジェクト。さらに年間平均入場者10000人を目標にするとか。 正直言います。見た瞬間に「何言ってるの?」と思いましたよ(笑) 他サポの人ともそのネタで盛り上がり、「Jリーグなめてんの!?」とか「広島でも10000切る試合あるのに!」などなどあきれることを通り越して、怒りちらし(笑) で、その後気づきましたね。こうやって話題にさせるのも一つの狙いだと。やられました。 真面目な話、15000は限りなく不可能に近い数字であるのはJのサポであればわかると思います。10000ならまだ目指せる数字であったかとも思います。ただ、一般の山口県民にとっては10000も15000も違いがわからないほどの数字であり、インパクトは大きい方がいいと。 これまで山口県にはプロスポーツチームがなく、こういったイベントに街全体が一体となるという経験もこれが初めて。じゃあ15000を目標に本気で頑張ってみようじゃないか、といった感じだとは思います。ここまでの取り組みを見ても、史上最多の観客数になるのは確実。当日の観客数には山口の本気が現れるものだと思います。 ただ、心配な点がいくつも。。。 ここでは一つだけ書くことにしますが、それはアクセス問題。 自分はこれまで30近くのスタジアムに行っていますが、ダントツにアクセスが悪いです。 JR主線の山陽本線は1時間に2~3本。競技場の最寄駅の矢原駅は支線の山口線でこちらは1時間に1~2本。まぁ山口県は車社会なので車が基本・・・といっても多くの地方の競技場のように郊外の立地ではなく、維新公園自体が主要道路に囲まれたところにあるので駐車場も観客数が3000人以上で満車になるような規模。理想としては主要駅前からのシャトルバスがあればいいですが今のところアナウンスはなく。うーん・・・頭が痛い(笑) その辺のところも対策していることでしょうから、なんとか乗り越えてもらいたい問題です。 ④子供たちのあこがれに! 先ほども書きましたが、バイトで山口の子供たちと接している身としてレノファが山口の子どもたちにとって地元の誇りであり、全国を相手に戦う目標になってほしいと思っています。 札幌から山口にやってきてひとつ思ったこと。 それは「全国レベルのものに触れ合う機会が圧倒的に少ない」ということ。 もちろん、山口には山口なりの魅力があることは承知ですが、 例えばプロ野球やほかのプロスポーツ、一流アーティストのコンサートやライブ、有名人の講演などそういったものに触れる機会が相当少ない、もしくは県外に行かないと触れられないという現状に驚きました。 そういうこともあってか、自分のやりたいことに関して「都会の子たちはレベルが高いから・・・」「山口ではこれが限界・・・」という地元に対してネガティブな発言が若さに溢れた子供たちから多く聞かれます。そういった子たちに対しても「山口でもできる!」というのをレノファには見せてほしいですね。 といった感じです。すべてが初めてのJリーグ初年度。 自分自身、レノファに対してはホームサポラスト1年になります。 歩いて20分の維新公園にはできるだけ通いたいと思います。 参戦した際にはレポも書いていくのでよろしくお願いします。 それでは。
posted by みっちぃ |21:29 | コメント(0) |