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2007年09月05日

未来の自分へ

一昨日、今年になって初めてライブに行って来た。

Keiko ・Lee というジャズシンガーの。

スピカで、一緒に行くお友達を待っていた。

彼女との約束まで、30分早く着いてしまった。

携帯のバッテリーは、もう残りわずか。

読みかけの本も持っていなくて。

さて、何をしようかと。

バッグをゴソゴソ探していたら。




ボールペンを発見。




手帳も、持っていなくって。




・・・紙ナフキン。



しまふく寮の手拭の紙での手紙は、書きなれてるから、口を拭く紙ナフキンだって便箋に変わる。






誰に、手紙を書こうかな。




封筒を開けて、紙ナフキンにびっしり書かれた文字を見つけたら友達笑うだろうな。




・・・・でも、やめた。




keiko.Lee って、とても大人の女性の匂いがする人の歌を生で聴けるくらい私も大人になったんだなぁ。


と感慨深くおもったので。




10年後の自分に手紙を書くことにした。




10年たったら、50歳。




遠いようで、多分すごく早く訪れるだろう。




「10年後の私へ」


と書いたら、なんだかスゴクおかしくなった。


小学生のタイムカプセルみたいだな。


紙ナフキンで書いた手紙を50歳の私が手にとって、何を思うだろう。





何処にいて、何をしているのか?



って言う事は、さっぱり解らないから。ペンは、なかなかすすまなかったけれど。



今、小学生のうちの子供たちは、すっかり大人になっていて。


こうなっているか。ああなっているか。と結局、親ばかぶりを発揮する内容になってしまった。



関わってきた、しまふく寮生も、ほとんど30歳を過ぎている。

高校生のユース達も25歳を過ぎてるし。


結婚していたりパパになっていたりしてる子もいるだろう。

骨格だって変わってがっちりとしてるころだろう。

サッカーを続けて頑張っていたら、サッカー界を背負って立っている世代だ。




紙ナフキンがびっちりと文字で埋まった頃。



10年後が、楽しみだと思えるようになれた。




書いてる途中のまま、家に帰って。真新しい「しまふく寮通信」の間に押し花のように挟んで、茶封筒に入れて引き出しにしまった。







       


         
           
黒着ていこうか。赤着ていこうか。


posted by murano |08:44 | 気持ち | トラックバック(0)