スポンサーリンク

2007年05月26日

ないしょのはなし。

ぎーまるさんにだからいったんだからね!

トップチームの晩御飯を作り終わって、一旦、自宅へと行き再び食堂に戻る途中の玄関で娘とぎーさんとのやりとりだった。

「いっひひ。わかったよぉ。いわないようぅ。俺の言う事を聞いたらね!みんなにいっちゃおっかなー。」

ぎーまるさん(突然こう呼んでた。)いわないでったらぁ。もしみんなが、しってたら、ぎーまるさんのせいだからね!

・・・この2人。波長があうようで、割と仲がいい・・。


じゃね。とぎーさんは帰っていった。

娘は、誰もいなくなった食堂で私のひざに乗って内緒の話を私にしようかどうしようかモジモジしていた。


そんな時、帰ったぎーさんが戻ってきた。

車のキー忘れちゃって。

あのこっちを押したら開いて。こっちを押したら閉まるキーを忘れたのか。


探すぞー!ソファーにおいてあるケットを畳みなおし。

ビーズクッションの下をめくり。

子供たちと私とぎーさんは、ちょろちょろうろうろ。


隠してるんだろ?出せ出せ!とぎーさんの足の長さぐらいの娘をコチョコチョ。

かくすわけないじゃん。でもないしょだからね。

やっぱ隠してるんだなぁ?

・・・・なんだか付き合い始めのカップルみたいだ。


そこに、息子が登場して、更にややこしさ倍増・・。

鍵だ!鍵をさがせ~~!

私が指令をだす。


ないないない。どこどこどこ。

その間、付き合い始めのカップルもどきは、

ナイショだよぉ。

言っちゃうよ。


鍵を探したおかげですっかり食後の雑然とした辺りは、片付いた。

あ~~~!あった。


ぎーさんが、見つけた。

畳んであった今日の新聞紙の上に、小ばかにしたように置いてあった。


・・・かえりま~す。

・・・ぎーまるさん。ばいば~い・・。

大捜索だったにもかかわらず、目の前にあった鍵に徒労の色は隠せなかった。


娘のないしょの話は気が済んだみたいだった。


posted by murano |01:56 | トラックバック(0)