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2007年01月15日

上田常幸という人

「あっこさーん!(何故か?お正月からこう呼ばれるようになった。)
区役所って今日やってます?」

やってないよ~!だって今日は3連休の月曜日だよ。

ツエ-ゲンに翌日には、向おうといている常クンだ。

何?何が必要なのよ。

「住民票の移動です。」

またかい!スインガポ~ルに行く時も、パスポートの申請がギリギリで札幌駅まで乗っけていってから1年。

まただな!

早速インターネットで、電車の時刻を調べた。

この時間までには区役所に行っても寮に帰ってきなさい!そうしたら余裕もあるから。

・・・・でも、その時間までは帰ってこなかった。

・・・・気をもませるぅ~!

ドアが開いた音で玄関にでると、普通に常君が帰ってきた。

急いで!駅まで送ってくから!

「あ、いいんすか?ありがとうございます。」

部屋に荷物を取りに行った。

その間に、どの駅まで送るのが一番早いかを検索していた。

「でもぉ~俺、宮の沢からバスでもまにあいますよぅ。」

のんびりと常君が答える。


常君がスインガポ~ルいっている間にバスが減っちゃったの。だからこの時間は電車なんだってぇ!時間がないんだってぇ!


え!!!!そうなんすか!

やっと慌てだして、少し嬉しくなった。

エンジンは温めてあるからすぐ!いくよ!

って玄関には、見慣れたスーツケースが。



・・・あれ?また持ってっちゃうのか?

「・・はいっ!今回も借りて行きます」

うちのスーツケースを今回もレンタルのお供に連れて行かれた。


冬には、これ持って返ってきてね。祈るような気持ちだ。


後部座席にのろうか、助手席に乗ろうか迷ってる。


もう。迷わない!乗って!


手稲駅に車をつけてみたものの、乗らなければいけない電車までの時間は4分・・!


     飛行機間に合ったのかな・・間に合わなかったのかな・・。         


           ・・・・毎回本当にヒヤヒヤさせられる・・。



ヒヤヒヤさせられるといえば。一度だけ私が常君をヒヤヒヤさせた事があるらしい。

シンガポールにいる頃。私が病気で危篤になって意識のない中、常君に会いに来て欲しいと

うわごとのように訴えてると言う話をお母さんから連絡があったというのだ。


本当に、すぐには帰れないしヒヤヒヤしましたよ。と11月に帰ってきた常君が言っていた。


結局、スタッフに連絡を取ってくれて私の安否がわかったというのだ。

・・・そういえば、常から私を心配してるという電話があったという話は聞いていたのだが・・。


危篤のうわごとに常君の名前を呼ぶとは思えないけれど。

私にとって上田常幸という人は本当に心配になるのだ。

寮にいたら、ご飯食べたか?気になるし。

「俺の名前は、常に幸せって名前なんですよぉ」何度か聞いた。

いい名前をつけてもらったな。




翌日ダイゴクンと電話で話していた常君。

ダイゴクンが気を利かせて私に代わってくれた。

「とりあえずホテル暮らしで何にもやることないっす。」

と言っていた。


ま・無事についたし。やることなくっても無事着いたし。



  

        ホント、気をもませる男の一人なのだ。





posted by murano |12:45 | 選手ウオッチング | トラックバック(1)