2010年01月15日
「11年に実行できることがあればやっていく」の意味は?>秋春制再提案
「3歩あるけば忘れる」鳥あたまです。(^^;
昨日の記事で「秋春制再提案の検討内容が見えない」ということを書きましたが,去年の11月下旬の犬飼会長の発言報道がありました。whiteowlさんの記事へのみんみさんのコメントを見て思い出しました。 要するに「春秋制+3月開幕・7月休み・1月閉幕」を11年から導入しようとしているのでしょう。 時事ドットコム: 犬飼会長「夏休み導入でシーズン延長を」=秋春制導入で新プラン-Jリーグ(2009/11/20-19:27) …「シーズンを移行するのではなく、7月に休んで1月まで期間を延ばす」とした新しい私案を明らかにした。 …変更できるのは、再来年以降となる。 SANSPO.COM: 3月開幕…犬飼会長「Jシーズン」新私案(2009.11.21 11:09) …「3月開幕、猛暑の7月をオフ期間にして、翌年1月に閉幕」とする新たな私案を明らかにした。 …11年以降の変更実現を目指す。
昨日の記事でとりあげた秋春制の4つのデメリットについては, 1.寒冷地・降雪地対策:積雪対策や設備投資の問題。真冬の集客の問題。 →設備投資やクラブへの補助については検討中。 2.学校の入学・卒業時期とのズレ:春に卒業した選手の扱いをどうするか。 →(継続検討?) 3.スポンサー企業の会計年度とのズレ:スポンサーが「9月~3月」と「4月~8月」のように分割売りを強いられる。 →(こういうのはどうにでもなる?継続検討?) 4.サマーブレイクによる収入減:夏休み期間の集客が望めなくなる。 →7月だけ休む。8月はリーグ戦がある。 ということで,「春秋制+3月開幕・7月休み・1月閉幕」案は,降雪地域でないクラブにとっては直接の不利益はほとんどなく,それゆえ反対しづらい内容になっています。 ※ついでに言うと,「7月休み&12月1月試合あり」が実現できれば,秋春制へのハードルは半分超えたことになります。残る半分は「年度の切れ目」の問題。 しかし,降雪地域のクラブにとっては大問題です。 12月中旬~1月のようにホームゲーム開催が困難な時期は「アウェイ連戦」→その間チームは雪のない地域でキャンプ状態,となる可能性が高いです。 最悪なのは,コンサドーレ主催試合を東京とかで行わさせられることで,これは絶対に阻止しなければなりません。
それにしてもみんみさんのブログはよく整理されていますね。とても助かります。ありがとうございます。m(_ _)m
posted by ○た |12:33 | クラブ経営・運営 | コメント(0) | トラックバック(0)