コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年05月30日

三浦采配に脱帽(福岡戦)

先日書いた湘南戦の感想の最後のほうで,「先制されてもなかなか反撃ののろしが上がらなかった」「同じ絵を思い描けていない」と書きましたが,どうやら私の考えは間違っていたようです。

福岡戦の戦い方を見て,今の札幌はそういう戦い方を目指しているのではないのだと気がつきました。

前半は無理に点を取りに行くことはしないのですね。仮に先制されたとしても取り返しに行こうとしてあせって前がかりになったりしない。前半のうちは戦い方を変えないで膠着状態を維持する。そうやって前半を0-1でしのげば,後半には大駒2枚を使った「変身」で必ず1点は取れるから引分け以上に持ち込める。こういう自信に裏付けられた膠着状態だったのですね。

何よりすごいと思うのは,こういう自信をチーム全体が共有しているってこと。“連勝の勢い”ってやつですかねえ。

福岡は別に悪くはなかった。ロスタイムの一瞬の隙がなければ引き分けだったはず。こちらは“連敗病”。

それにしても逆転ゴールは見事でした。
砂川がヒールで戻したボールをカウエが砂川と相手選手の前に浮かせて砂川に戻したのもすごかったけど,その後の砂川のクロスに札幌の選手が3人も走りこんでいた,ということがすごいです。これが札幌のサッカー。決して引きこもりぢゃない!

posted by ○た |11:47 | コメント(0) | トラックバック(0)