2007年06月08日
「今喜ばずにいつ喜ぶ」
と言う趣旨のトピを,LOBOさんがおひさるブログに立ててくれました。 本当のタイトルは「Q:コンサドーレ札幌は強くなったのか?」なのですが,裏タイトルというか趣旨は「今喜ばずにいつ喜ぶ」だと,私は勝手に思っています。 興味のある方はぜひそちらのほうにコメントまたはTBして下さい。
こっちにはいきさつを書いておきます。 先日,某所で京都戦の感想やら今季の札幌の印象について語らっていたら,「もっと喜んでいいんじゃない?」という意味のことを言われました。 私があまり大喜びしていないのは, 「こんなにいい事ばかり続く筈はない。きっと何か落とし穴があるに違いない」 とか 「大喜びしたとたんに負けだして結局ガックリくる」 などという一般論ではなく, 「去年のように圧倒的な強さを見せて大勝する,ということがないので“勝点差ほどには実力の差はない”ことを実感している」 からなのです。また,漠然とではありますが,「今のままもしJ1に昇格しても去年の京都や福岡のように1年ではね返されるのでは」のような不安もあってのことです。 それに対しLOBOさんが言っていたこと。 「もしJ1に昇格できたらその後のことはそうなってから心配すればよい」 「そもそもうちは圧倒的な強さを見せて大勝できるチームではない(財務状況から見ても)」 言われてみれば全くその通り。 だからもう5年もJ2にいるわけです。J2に落ちて主力選手が抜けても戦い方を変えずに圧倒的な強さを見せつけて1年でJ1に戻っていくチームもありますが,残念ながらうちはそんな地力のあるチームではありません。 だからといってめげる必要はなく,ヤンツーさんの指導の下で培った攻撃力は去年のJ2では最強の部類に入っていたと思いますし,「鍛えれば俺たち結構いけるじゃん」のレベルにはあるわけで。そんな札幌が,「J1で勝つためのアクション&ムービング」を一時封印して「守りから入るサッカー」に切り替えて,それが大成功しているのですから何を不安・不満に思う必要がありましょう。 他チームや他チームサポから「どうせそのうちにコケルさ」と思われている第2クールまでがチャンスです(いや,そろそろマークがきつくなってきたかな?)。勝ち続けている今はどんどん勝点を貯金しておくことも大事です。三浦監督だって攻めるスタイルを否定しているわけではなく,むしろそれが札幌のベースにあることを理解しているからこそ守備意識の立て直しを当面の間優先させているだけで。
と,まあ,一応理屈ではわかっているのです。一応はね。 でも心の片隅に「本当にそんなに大喜びしていて良いのか」「喜んでいる場合なのか」という気持ちもあるのです。 そんなわけで,もう答は半分出ているのかも知れませんが,そういう思いを語り合う場を作ってくれと頼んだところ,LOBOさんが上記のトピを立ててくれたのでした。
posted by ○た |17:51 | 赤黒戦士 | コメント(0) | トラックバック(0)
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