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2017年03月22日

中心は都倉・宮澤・具の3人

道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「3戦連発 都倉に迷いなし」です。

4試合目で今季初勝利を手にした。
広島とは相当分が悪いと踏んでいただけに、5年ぶりのJ1での勝ち点3は格別である。
広島は昨年の主力がチームを去り、全体のバランスを崩したことも札幌には有利な点であった。
しかし、ここ5シーズンで3回チャンピオンになっている広島を破ったのは自信になる。

C大阪戦で積極的ゲーム内容であったし、ルヴァン杯では主力も投入し、磐田を撃破。
2試合連続ゴールで、調子を上げていたのは明らかで、広島戦でも3戦連発となる先制ゴールは、広島の出はなをくじいた。

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兵藤からのロングパスに反応し、DFラインの背後に抜け出した。
その際都倉は、相手DFが接触し倒れたので、ファールかな?と思ったが笛はなし。
C大阪戦の得点も相手DFを手ではね退けたため反則くさかった。
笛が鳴らなかったのは札幌サポーターが醸し出すアドバンテージと都倉のプレーに迷いがないからだ。

まだ本領を発揮できていない金園には、泥臭く走り回って攻撃の起点になるものの、ゴール前での落ち着き、思い切りがない。
前半の相手の決定機に具がセーブし、望みがつないだ。
あれが入っていたら、結果は別のものになっていただろう。

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評価は「良い」のBが、具「前半の決定機阻止」、宮澤「完璧なボールさばき」、都倉「失点場面は反省を」の3人です。
「悪い」のDは、田中「何回裏取られんの」、金園「あれ止まらんか」の2人で、あとは「普通」のCで、金「よく触ってクリア」、福森「正確なキックで2点目演出」、マセード「1回裏取られる」、荒野「特になし」、深井「少々ミスも慌てず」、石井「運ぶ」、兵藤「先制演出ももっと絡んで」、河合「積極的に前へ」です。


道新には、「コンサドーレ データーは語る」も載っています。

見出しは「宮澤 正確なパスで打開」です。

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後方からの組み立てを徹底する広島対策として、3-4-3と陣形を変更。
3バックの広島は攻撃時、ダブルボランチの片方がDFラインに下がって組み立てるため「前線3枚の方が(守備で相手を)はめやすいと思った」と四方田監督。
前線からプレスで、広島に自由を与えない狙いだった。
だが、広島のパスワークが「想像以上にスピーディー」で、プレスをかわされる場面が多かった。
ボールを奪ったエリアは、自陣ゴール付近に集中。

劣勢の中で際立ったのは宮澤のプレー。
パスとパス成功数はチームトップ。
プレーエリアも広く、サイドや自陣ゴール前でのプレーも目立つ。
さまざまな局面に顔を出してパスを受け、冷静に展開していた証しだ。
こぼれ球の奪取数(4回)とインターセプト数(3回)もチーム1位。
札幌が大崩れせずに勝ち切れたのは、主将のゾンザイ存在が大きい。


平川さん評価でもわかるが、宮澤の働きが今回の勝利には、大きく貢献していた。
そして都倉の迷いのないプレーと、全試合出場でJ1のスピードになれてきた具の働きは大きい。
次の試合でも、3人が試合の中心になることは間違いないだろう!

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posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |