2015年06月24日
気になっていた失点前のプレー
週1回の道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「日程タイト 稲本に疲れ」です。 ホームだったこと、先制点を取ったことを考えると、勝ち点3を取れてゲームだった。 前半から守備がうまくはまらず、決定機は与えていなかったが、最後に足が止まり踏ん張れなかったのはパスミスが多く、チームとして守備がいまひとつ機能していなかったからだろう。 要因としては、稲本の調子が下降気味であることだ。 相手ボールへの寄せ、運動量を見ても鋭さが感じられない。 キレのなさをポジショニングやボールさばきで補ってはいるが、ちょっとガス欠になっているのは事実だろう。 稲本が、J2のタイトな日程でゲームに出続けたことが疲労につながったのだ。 怪我をする前に休養を与えた方がいいのかもしれない。 宮澤の先制点は、ボールに寄せてきた相手DFをトラップでかわし、ゴールネットを揺らした。 ゴール前でのひらめきはまだ、さび付いていないようだ。 守備がうまくいっていなかったが、忘れてはいけないのは、素早い切り替えから古田が相手ボールを奪ってそれが宮澤のゴールにつながったことだ。 評価は「悪い」のDが、櫛引「集中続かず失点に絡む」の1人でした。 あとは「普通」のCで、具「あれ何とか触れない?」、河合「カバーもつなぎのミス」、福森「惜しいFKも失点起点」、前寛「らしくないつなぎミス」、稲本「目立ったプレーなし」、荒野「試運転はまずまず」、宮澤「点は取ったけど・・・」、堀米「決めて内村」、古田「ボール奪い得点起点」、内村「決めきれない」、深井「さばきはOK」、都倉「さばきのミス多し」でした。 稲本の疲れが目立ってきていますが、他の選手も疲れが出てきているのではないだろうか? 北九州戦での失点した場面は、福森のパスを奪われてからの櫛引の対応ミスによっるものだが、その前のプレーを見ていて不安に思っていた。 少し前のプレーでは、守っている相手を崩すすべがなく、攻め倦んでいるように見えた。 パスは回っているが、前に進めていなかったからだ。 そんな不安を感じた直後に、相手にボールを奪われ失点してしまった。 攻め込めなかった理由はいくつかあると思うが、その一つはボールを持たない選手のパスを前で貰おうとする動きが少なかったことだ。 福森もパスの出しどころがなく、後ろに戻したところを奪われて、あの失点につながった。 また、せっかく攻め込んでいて決定機を作っても、決めきれなかったのも勝てなかった要因だ。 今回、怪我人などが出て控えにFWが1人もいなかったことで、交代枠を1枠残してしまったことも、勝ちきれなかった要因だろう。 都倉を途中で代えることは、千葉戦のように終了間際で失点したときに、得点源が減る。 古田の動きが良かったので、代わりに石井を入れる選択肢がなかった。 次はホームで大分戦そしてアウェー横浜FC戦と続くが、確実に勝ち点3を取らなければならない。 リーグ戦折り返しの後半、初戦の大宮戦と第2戦目にC大阪戦と厳しい試合が待っている。
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |