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2012年07月03日

努力が報われる時のために

北海道の人は、地元思考の強い土地柄である。

高校野球の甲子園大会では、北海道のチームを応援する。

そんな北海道のチームということで、プロ野球では以前は巨人ファンの人が殆んどだったが、日本ハムが札幌ドームに本拠地を移してからは、大部分のファンが日本ハムのファンになった。

日ハムにファンが動いたことには、新庄剛・ダルビッシュ有・中田翔そして斎藤佑樹などと、スター選手が次々と入団するなどしたことも大いにあると思うが、名前に「北海道」と入っていることが大きい。

道内ではコンサドーレが最初に、北海道初のプロチームとして誕生したはずだが、日ハムが北海道に移ってからは、観客を奪われているのが現状だと思う。

コンサドーレは、中々勝てないこともあり、観客数は伸びていない。

「日ハムを応援してもコンサドーレは応援しない」という話が良く出るが、札幌以外の人は「コンサドーレを北海道全体のチームではなく、札幌のチームだから」と言う声を良く聞く。

「コンサドーレ北海道なら応援するのだが」などと言われるが、Jリーグの規定で「地元中心としたチーム名で無ければならない」という部分があって、名前を変更することは難しく、チーム名に「北海道」を入れることが出来ないのだ。

しかし、会社名は「北海道フットボールクラブ(HFC)」としており、紛れも無く北海道のチームなのだ。

北海道の経済が潤沢ならば、道内にJリーグチームがもう一つくらいあっても良いとも思うのだが、そうも行かず北海道は他のチームと違いって、練習相手としてJリーグのチームと出来ないことで、チーム力アップのための障害になっている。

コンサドーレは名称で、他のJリーグチームのような全県での応援がスムーズに出来る環境になっていない。

コンサドーレは、「スタジアムに応援に行っても勝てないから、行かない。」とか、「強くなったら行く。」などという声も良く聞くが、面白い試合を見たいのならどんなに負けても、きっと次ぎは勝つと思ってスタジアムに足を運ぶべきである。

スタジアムに足を運ぶことで、スタンドがサポーターで埋め尽くされ、選手たちに与える力は大きい。

チームが勝てばスタジアムに足を運ぶ人が人が増えるし、観客が増えれば経営が安定する。

経営が安定すれば、良い選手を獲得できるし、チームは益々強くなる。

負けが続いている時は、どうしても「どうせ負けるのなら行かない」となりがちだが、応援し続けることでチームが強くなれるのだから、行ける時間があれば必ず行くことが必要なのだ。

いつか必ず、その努力が報われる時が来るはずだ!

posted by consa.kazu |07:12 | コメント(2) |