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2006年05月24日

夢との両立。

家庭内の話です。

長男は高体連の真っ最中である。
試合にこそ出ていないが、応援で声を枯らし、朝早くに家を出て
会場に行っても、雨が上がるまで数時間待機。風邪も引きそうだ。
先輩たちの素晴らしいプレーに酔いしれ、帰って来た途端、
その興奮を話しまくる。「○○先輩は神だ!!!」
神? コンサにもいたような。

言えないなあ・・・。

実は昨日、彼が通っている塾の先生と話をした。
彼には憧れの職業があり、そのために行きたい学部がある。
今の彼の自宅での勉強時間は、物理的に限られている。
塾の先生にも充分わかっていた。
疲れ果てていると・・・。それでも痛々しいくらい、くらいついてくる
ので、これ以上 「あれもしろ、これもしろ」と言えないそうだ。
その塾のことを彼は大好きである、念のため。

部活で学ぶことは、そのスポーツの技術を磨くことだけではない
のは重々承知している。
しかし、プロのプレーヤーになるわけではない・・・。
大学に入ってからも、社会人になってからも 趣味としてスポーツ
は出来る。
部活のスポンサーもそれはわかっていてくれて、「退部したい時
には言え。俺は・・・たぶん止めないからな」 そう言ってくれたそうだ。

とどめの一言を息子が言う。
「そうだ。学祭まであまり時間ないから。バンドのメンバーと最後の
 気合い入れるために、家に全員泊めるからさ、家の中きれいに
 しといてよ」

・・・・・・・・
やっぱ、言えない。
こりゃ、浪人間違いなしだぜ。

posted by aru |10:10 | 日記 | コメント(4) | トラックバック(0)