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2008年12月01日

最後のスター

どうやら来季はまたしても生でカズを見られそうなのが嬉しい俺ですこんにちは。
「もうこれが最後だろう」と思ってから早数年。サッカー選手には、心の底から未練が無くなるまでプロを続けてほしいと思っている自分としても、カズの現役ぶりにはただひたすらに脱帽でございます。
来年はJ2の舞台でカズゴン対決か!?


しかし一方、これまた自分にとっては特別な選手、池内がまさかの契約なし通告・・・。
確かに最終ラインの選手としては若干の不安定さが気になる池内ではあるけども、まだまだ十分に使える・・・ましてやJ2であればなおさら心強い戦力になってくれるであろうと、再びのチーム得点王を狙うくらいの活躍だって見込めるだろうと期待していたのですが。

一応、本人の口ぶりでは、実力云々よりも資金面の問題でチームは苦渋の判断を下した・・・ということらしいので、池内の実力を信じる応援派としてはそれがせめてもの救いと言えるかな・・・。
事実、千葉が獲得を検討しているとかしていないとか。能力だけを見れば欲しがるチームは他にもありそう。いきなり引退に追い込まれるようなことにはならなそうで良かった。妻子を抱えるサッカーしかできない31歳がいきなり無職になるととてつもないことになりそうで恐ろしい。

思えば池内は自分にとって最後の「室蘭大谷のスター」だったかもしれない。
高校サッカーといえば室蘭大谷、下手すると北海道のサッカー=室蘭大谷、即ち、俺たちのチーム=室蘭大谷という図式が自分の中に完成されていた十数年前。高校選手権で右サイドバックでありながらハットトリックを達成する記録を作り、オリンピック代表候補に名を連ね、鳴り物入りで柳沢&バーモントと共に王者・鹿島に入団した池内は北海道の誇り、俺の誇りであったのだ!

その後コンサドーレへ意識がシフトしたことと、室蘭大谷の道内での絶対的地位がすっかり揺らいでしまったことで、「室蘭大谷のスター」は自分の中でいなくなってしまったというのが正直なところ。
池内を見る時、あの熱かった室蘭大谷への気持ち、燃えていた自分を少しだけ思い出すことができる。

そんな池内が一度ならず二度までも地元にやってきてくれて、思いがけず長い間活躍してくれただけ幸せだったと思わないといけないだろうか。
財前よりも、小野よりも、阿部よりも、そして尽よりもずっとずっと輝いてくれた。願わくばJ1の舞台でさらにもう一花咲かせてほしかったところだが・・・。
いや、その願いはまだ絶たれた訳じゃないね。どうか、個人でJ1残留を果たし、新たなユニフォームでも活躍して欲しい。「また池内か!」と爆笑させてくれ、イケ!!

今までありがとう、これからも頑張れ、そして最終戦は勝ってくれ!




・・・ん? 名古屋戦?
パリのクリスマスの美しさには程遠いものの、それなりに劇的な試合だっただろうかね。でもそれは単にグランパスの自作自演でしかなかったよな。
ウチのチームは完全なる抜け殻だった。てか空気読み過ぎ。
こんな魂の入ってないチームを見るのは辛いぞ。
もうカンベンしてくれ。

posted by ヨートク |13:10 | コンサ雑記 | トラックバック(0)

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