2009年04月13日
内容も結果も観客数もみんな残念
2009 J LEAGUE DIVISION 2 第7節 コンサドーレ札幌 1-1 カターレ富山 行ってまいりましたよ今シーズン初の現場観戦。 第一の感想は・・・ 聞きしに勝るイマイチっぷり ですね。 敢えて「ダメ」とは表現したくない。あれ以上の真のダメ状態を過去に何度か見ているので。 今のチームの持ってる力はあんなもんじゃないはずだ、という気持ちも強いし。開幕戦はTVで観た限りではもっともっと勢いがあって意欲的だったはず。 ここのところ「戦う気持ちが無い」という話をよく目にしていましたが、実際に見てみると確かに必死さが伝わってこない感じですね。何だかモッタリしていると言うか、どうも緩慢なイメージ。 その辺に関して具体的に特に気になった部分としては、荒谷のゴールキックがいちいち遅い。そしてコーナーキックをとってからカズゥがコーナーへ行くまでが凄く遅い。この2点。落ち着かせる意図があったのかもしれんけど・・・単に試合のリズムを著しく悪くしていたように感じられましたが。 自分的に最も残念だったのは、意図のあるパス交換がほとんど見られなかったこと。ルーズボールは取り合えず前に蹴り出すことしか考えてない感じだし、自陣でボールを持っても無責任なロングボールを前に放り出してばかりだったような。やっと前線でボールを持った時も近くの見方にボールを預けてばかりの印象。そのままマゴマゴして自陣最終ラインにまでボールを戻し、場内がザワザワと不穏な空気に包まれたりもしましたね。 クライトンがいない影響なのか、ここ数試合はいつもこうだったのか。 とにかく選手達は自信を失くしているんだろうし、吹っ切れてないんでしょう。 開幕戦を観た時は「勢いだけはあるが、それ以外が不安」と感じました。今はその勢いさえ全く消えてしまいました。監督に期待したチームの一体感なぞ望むべくも無い。 この期に及んでは石崎バッシングも止む無しと思えますが、でも自分はやっぱり石崎監督と共に幸福な時代を楽しみたい。どうか、更迭せざるを得ない段階の前に(それはもう目前だろうが・・・)立ち直らせてくれ、ノブリン! 以下、試合前から気になっていた選手たちの印象を。 この試合に関してのみの感想ではあります。 ・チョウ プレーが雑でアバウト。特にロングパスが酷い。別段高さに強い印象も受けず、DFの軸として選んだ外国人選手としては外れに近いのでは。 昨日のままでは、箕輪と曽田が帰ってきた時、曽田の出来によってはサブに回ることになるだろう。 ・キリノ 存在感薄過ぎ。全体的に目を覆うほどの酷さではないものの、割と簡単に倒されるし、頼りない印象。 売りだったと思っていたスピードはまるで感じられず、特にテクニックに秀でている様でもなく、ゴールへ向かう意欲が特に強い風でもなく、1対1の場面で高確率で相手を抜ける得意の技(フェイント等)も無さそう。時たまブラジル人らしい小技を光らせるのみの平凡な選手といったイメージ。 昨日のゴールは紛れも無く個人技で奪った得点なのに、どうもラッキーパンチだったみたいな印象がしてしまう。 ・宮澤 ゴールへ向かう意欲低過ぎ。てかシュート打ったか? 辛うじてポスト役としてボールを受けることはできるっぽいが、残念ながらそこから有効なプレーがほとんどできない。ワンタッチで近くの選手に叩くだけということが多く、ワンツーを意図してゴールへ走るとか直接振り向くとかする素振りが全く無かったような。なるほどワントップであんなプレーをされれば叩きたくもなりそうだ。 もう少しFWっぽい選手だったようなイメージを持ってたんだけど・・・完全なる勘違いだったかな? クライトンがチームを去った後のトップ下要員として育てる方がいいのかも。 ・カズゥ やはりキック、テクニックには光るものがある。でもまだまだ物足りない。 あと、とにかくコーナーキックの際にコーナーへ毎回のろのろ歩くのが凄くイライラした。「よーし、チャンスだ!」という気持ちを確実にトーンダウンさせられる。 主将であれば戦う姿勢をオーバーに表現することも心掛けてほしいが・・・そればっかりは人格に深く関わるので無理な人には無理か。願わくば、それができる人であってほしい。 ・セイヤ 期待値が高いだけに、今回も期待外れ。文句を言いたくなる程ではないが、残念な気分。 ・ヤス岡本 自分的には昨日最もプレーから必死さが伝わってきた選手。残念ながら空回り感が大きかったけど・・・。 でも意欲的なトライでのミスならば今後への期待もしたくなるというもの。引き続き頑張れ! 期待してるぞ!
posted by ヨートク |07:59 | コンサ戦記 | トラックバック(0)