スポンサーリンク

2007年11月19日

勝点1と同じくらい嬉しかった若い輝き

コンサドーレ札幌 2-2 京都サンガFC

開場一時間前から並んでいたものの熱烈席に空席が無かったショックを味わったオレです一夜明けてこんにちは。

いやー、昨日は悔しい思いをしました。でもやっぱり三位以内を確定させたんだから「おめでとう」、「ありがとう」ともいうべき勝点1だったでしょうかね。

試合は、さすがに選手達が硬くなったのか決定的チャンスを与えまくる展開に、一体どんなことになってしまうかと不安に駆られました。異常にファウルを取りまくり、案の定簡単にPKを宣告してしまう不安定なレフェリーも不安を倍化させてくれやがります。少なくとも前半のPKはいらない判定だったと思いますね。むしろあのPKを決めてしまわなくて良かった。

さて。
後半頭からの二枚代えには驚かされましたね! ミスターコンサドーレ候補の筆頭かと思われる二人、曽田と砂川を同時に下げるとは!! 二人は共に札幌の攻守を支える大きな柱のはずだったのに。
一瞬、カトQを差し置いてウチのみうみうの方がテンパリ采配を爆発させてしまったのかと青くなりましたが、これが大正解! 続いて投入したケンゴも含め、交代出場の三人が見事に試合の流れを変え、得点に絡んだんだから凄い。

いや本当に凄かったですよ。特に岡本!
最初に見た時に「コイツはちょっと違うな」と思ったし、その後も評判は良かったけども、この大事な試合であそこまで輝くとは。思わずジョホールバルでの中田を連想してしまうほどインパクトがありました。あれで高卒ルーキーだからねえ!
監督の采配からは、攻撃力だけを比べるなら砂川をも上回ると判断したと理解できる訳ですが、確かに大きな期待をしてしまいたくなる超新星です。

そして、その岡本と大悟の絡みには、砂川&西谷の絡み以上のワクワク感がありました。セイヤの陰に隠れてすっかり存在が消えかかっていた大伍がここまでヤル奴だったとは。親父の心境で嬉しくなってしまいます。

ケンゴは爆発的な成長はしていないものの、少しずつ着実に期待する方向へ成長してくれてる気がしますね。期待する選手が期待する通りに着実に成長してくれるケースってかなり少ないので、サポ的に非常に貴重な存在だと思います。
私的に昨日のケンゴで一番嬉しかったシーンは、PKのキッカーを誰にも譲らなかったところ。ダヴィが寄って来てボールをよこせと手を出しましたが、ケンゴは拒否しました。「やった! そうだ!!」と思いましたね。(゚∀゚)
そして見事ゴールのど真ん中にブチ込んだハートの強さに痺れました。(*´Д`*)

若手育成を第一目標に据えたはずの過去の三年ではなかなか期待通りに若手が成長してくれませんでしたが、ここへ来てやっと大きな希望が見えてきた気がします。3、4人の若手が同時に頭角を現し始めてくれたから。
現在の主力選手がまだ元気なうちにこうして若手が輝き出すのは、チームとして理想的なのでは。
このまま順調に強力な選手へ成長してくれるかどうかはまだわかりませんが、山瀬、今野に続く代表級の強力選手に是非脱皮して欲しいものです!

リーグ三位以内確定はもちろん素晴らしいし大きなことですが、同じくらいに、若手に希望が見えたことが嬉しかった昨日の試合でした。

posted by ヨートク |14:12 | コンサ戦記 | トラックバック(0)