2008年03月28日

aftertalk #34

ということで、clasics #34でした。もうこのDVD持ってないや。どうしたんだっけ。
サッカーをメインテーマにした映画は考えてみるとあまりなくて、この回で触れた『リトル・ストライカー』以外だと、ブータン代表とモントセラト代表の「もうひとつのワールドカップ」のドキュメント映画である『アザー・ファイナル』や、インドの少女が戒律や親の反対に遭いながらも女子サッカーを続ける『ベッカムに恋して』あたりがこの頃公開されていたものだろうか。その後の映画になると『レアル・ザ・ムービー』や『GOAL!』もあるんだけど、そのあたりは個人的にサッカー映画として認めたくないというか……。最近ではグァテマラの娼婦達の結成したサッカーチームを追う『線路と娼婦とサッカーボール』という映画もあって、見てみたいんだけど札幌では上映される予定がないらしい。あと、純粋にサッカーを題材にしたアクション映画として『少林サッカー』もあるか。サッカーの映画がそれなりに公開されだしたのって、やっぱり日韓ワールドカップ後だよなあ。確か『リトル・ストライカー』も、日本での劇場公開はされずにDVDになってやっと日本に来たんだったかなあと思う。

もうひとつ思うことは、自分自身を奮い立たせるような言葉ばっかり書いているなあ、ということだ。こういうことばかり書いているということは、裏返せば自分自身がいろいろなものに怖がっているということに過ぎない。この文章を書いているとき、僕は確かにしんどい時期だった。体調は一向に回復しないままで、むしろ悪化しつつもあった。現実の中を生きていかなければ、なんて決意じみたものを書いているけど裏を返せばそれだけ現実が厳しかったということで、背けそうになる顔を必死になって前を向かせようとしていた。今でもしている。目を背けても背けなくても怖いものは怖いんだけど。
怖いものなんてない人間だと昔は思われていたフシがあるけど、実際は怖いものだらけで応援していた。それをずっと隠し続けていただけのことだ。降格が怖い、負けるのが怖い、認められなくなるのが怖い、仕事ができないのが怖い、何もかも怖い。そして今でも怖がりながら生きている。サッカーはそれを和らげてくれた(こともあった)けど、勝ったのは自分の臆病な心だ。だからこそ、怖がらずに戦う選手達には敬意を払いたいと思っている。

posted by retreat |22:12 | aftertalk | コメント(0) | トラックバック(0)

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