2008年01月06日

CONSAISM clasics #7

年が明けても通常営業。clasics #7です。
タイミング良く、今回はオフシーズンの話。


社会人になって初めてのオフシーズン、僕は何をしているかというと特に何かにこだわることなく過ごしています。
サッカーだけにこだわらず過ごせるこの時期というのはとても大切なものだと思っていて、あえてサッカーから離れるというのが以前からの過ごし方になっています。
たとえばシーズン中にはお金を回せなかったものにお金を使う(CDとか本とか、その他いろいろなモノ)のも一つですし、サッカーの絡まない旅行なんかをするのも楽しみの一つです。おかげであまり遠征費をためて、というわけにはいきませんが。
そうして昨シーズンが終わってから一月以上が経ちますが、今年はいつもよりも外に出ているなぁ、という感じがします。学生時代は音楽を聴く(というか、金がないので借りるのですが)か本を読むかといったあまり金のかからない、インドア的なことが主流でしたが、今年は休みのたびに外出しては東京やその近辺を歩いて見ています。この前は築地から銀座、有楽町と歩いてみましたし、その前は鎌倉の寺を歩いて見て回ってきました。スタジアムだけではない、いろいろな街を見て歩くことで、シーズン中では目を向けることの出来なかった、というかサッカーでいっぱいだった頭では見ることのできなかったいろいろな風景を見るのが今の楽しみになっています。ちなみに今年は最近デジカメを購入したので(これもサッカーに金を使う時にはできなかったことです)、さらに「デジカメで気に入った風景を撮ってみる」というのが加わりました。

こうして今年僕がよく出歩くようになったのは、社会人になったのと無関係ではないような気がします。「毎日が日曜日」状態の学生から社会人になって基本的に休みが土日になり、「休みにいろいろ動かなければ、せっかくの休みだから損だ」と考えている所もあります。もう一つは、こうやってサッカーや日々の仕事から自分を大きく切り離してみることで、自分を再確認するというか、客観視するような意識を持っているところがあります。特にサッカーとの関わりで言うなら、野球選手がオフの時には一切ボールにさわらない、という話がありますがそんな感じでしょうか。例えすぎかもしれませんが。
 
こんな風にサッカーに出来るだけ触れない日々を過ごしていざシーズンになると、新鮮にサッカーに接することができます。サッカー以外ではないものによって刺激を受けた脳が、サッカーを見ることでさらにまた別の所を活性化させるような、そんなところがあります。そうしてまた新たに「ああ、やっぱりサッカーが好きなんだ」ということを再確認するための時間が現在の日々でもあります。そしてサッカー以外のモノに触れたことでいろいろと充実した状態でサッカーを見ることができると思っています。サッカーが自分にとってとても大切であるからこそ、できるだけ楽しんでいけるように充電する時間が今なのかもしれません。
 
でも、時たまサッカーや札幌のことを考えるときはあります。たとえば今年のスタメンを勝手に予想してみたり(酒井と平間をどのように使うのか、というのが今の自分の最大の関心事です)、札幌だけにとどまらず移籍選手の動向に一喜一憂してみたり、音楽を聴いていて「これ来シーズンの応援に使えないかな」などと思ったりします。そういうことを知らず知らずのうちに考えている自分に気がついて、思わず苦笑してしまうのですが。
 
自分が生活していく上でも、サッカーファンとしてあるためにも
大事なこの数ヶ月、もう少し楽しんでみるつもりです。
 

posted by retreat |20:34 | classics | コメント(0) | トラックバック(1)

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