2008年02月04日

aftertalk #17

clasics #17でした。名古屋戦のはっちゃけぶりからちょっと落ち着いた感じになってます。

あのあとすっかり負け続きだったから勝った思い出もネガティブな方向に持っていってしまうのはしょうがないというのか、根がこういう性格だからか。時期的にはナビスコで柏に何もできずにまた負けた(ロースコアだったが試合内容はぐだぐだ極まりなかった)後あたりに書いたと思う。柏の葉に行ったらちっとも人が並んでないのにえらく気が抜けた。ナビスコ予選リーグなんて昔からそんな感じだと言ってしまえばそれまでなんだけど、気合い入れてきたはずの肩の力がごっそり抜けた。そして例によって試合内容はよく覚えていない。まあこれだけ年月が経ってしまうと試合内容なんてさっぱりと忘れてしまうものだけど、ゴール裏のことだけは覚えているのがなんというか。確か試合開始直後まで誰かが女の子に変な絡み方をしていて、ゴール裏にいた他の人がそいつを引き離して連れて行ってというトラブルがあった。あの時の柏の葉に限らず、試合前に何らかのトラブルがあるとテンション落ちるなあ。大小を問わずにトラブルというか事件というかはゴール裏にいたらどこかであるものだけど、こういう風にサッカーとか応援とか関係ないところで何か起こってしまうのがいちばん参った。応援に関する議論なんてのはなんぼでもできたんだけど、それ以外のところではもうほんとにノータッチっていうか関わりたくなかった。応援のこととサッカーのことで頭がいっぱいだったし、良い意味でも逃げという意味でもそれ以外のことは考えたくなかった。幸い、周囲の人たちがいろいろと気を遣ってくれたおかげで自分はそういう状況に放り込まれることはなかったんだけど。

そんなモヤモヤがあったのか、今回の話も過去の思い出話に逃げてるところがある。ゴール裏で昼寝ができたっていうのは97年の愛鷹のこと。沼津からタクシーに乗ったらこれがまたのどかな雰囲気の漂う山の中の競技場で、札幌ゴール裏に集まったサポーターも、グラウンドの札幌選手より少ないくらい。春の日差しを浴びてみんなほのぼのした雰囲気で、選手が練習に出てくるまではヒマでヒマでみんな芝生に寝っ転がって昼寝して、選手が出てきたところでやおら起き出して応援するという。今となっては、トップチームの試合でもうあんな空気は味わえないだろうなと思うと少し寂しいという気もする。多分にノスタルジーとロマンチシズムが含まれすぎている気持ちではあるけど、否定はしない。それほどにあの時の空気は幸せなものだったから。

posted by retreat |23:07 | aftertalk | コメント(0) | トラックバック(1)

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