2008年05月27日

aftertalk #50

clasics #50でした。きっちり100エントリ目でこのネタも終わるというのはちょっと気持ちいい。そういう性格なんです。減資増資が完了したのとまたタイミングを同じくするかのように債務の話になってるけど、当然のように意図してたわけじゃない。何を書けばいいのかわからないのでちょっと放置してただけ。

道営競馬の話題から入っているけど、そういえばここ数年は道営競馬には行ってない。競馬自体も年に一度札幌開催に合わせて行くくらいになってしまった。コスモバルクが道営から中央へと活躍していったときには応援してたけども、今ではそんなんでもないし。
競馬と言えば忘れられない馬がいる。競馬を好きになるきっかけとなった、ツインターボという馬。小柄な馬体ながらその凶暴な逃げはいろんな意味で観客を唖然とさせ、逃げては潰れ、たまに勝ち、最後は(今は廃止となってしまった)上山競馬に移籍した。オールドファンなら知っていることだろうと思う。あの馬を見たときから逃げ馬ばかり買うようになってしまったし、逃げ馬を軸に展開を予想するようになってしまった。イングランディーレとかサイレンススズカとか見ててもなんとなく「こうじゃない」と思ってしまうくらい狂気の逃げ馬が好き。もしくはちょっとどこか足りない感じの馬が好き。というわけでマイナー好みな自分の性格に沿って、好きな馬までマイナーになってしまったわけでした。

「コンサイズム」の連載はこれで終わったわけだけど、特に最終回とかそういうことは考えてなくて、普通に書いていて原稿を出した。ただ、書き方とかネタの持ってき方にマンネリを感じてはいたので、そういう意味ではここら辺が潮時かな、という感じはしていた。人生のタイミング、という意味においてもやっと動き出したところだしそれもちょうどいいのかな、と。昔のように深く考えることも、情熱を持って書き続けることもできなくなったからそういう意味で転換点だったのかもしれない。そしてどんどん僕の書く文章は減り続け、クオリティは落ち、情熱は薄れ、歳ばかり取る。このブログを更新し続けているのはそういう昔の自分への嫉妬と今の自分への慰めの部分が確かに存在している。そして自分はそれを肯定している。なんとか昔と今とを繋げようと、これからへ繋げようとして書いている。人を感動させるような文章も、真摯に綴ることも少なくなったけどそれでも書いていたい。書き続けたい。例え僕が歳を取り、冷淡で皮肉な人間になってしまったとしても、自分を守るために生きることが最大の目的となったとしても。最低の人間になってしまったとしても。それでも何かを書き続けていたい。だから、このブログは続けていこうと思う。自分の醜さを自覚するために、生きていることを実感できるよすがとするために。

posted by retreat |23:50 | aftertalk | コメント(0) | トラックバック(1)

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