2008年01月31日
aftertalk #16
clasics #16をお送りしました。 まあ、現場からも離れた位置にいるんで応援がどうとか歌がどうとか言う気はない。あえて言うならこれを書いてから応援のバリエーションもタイミングも良くなったってことくらい。 どんなチャントを作ろうかとかアウェイ時代はあんまり考えたことがなくて、それはホームの応援スタイルを主流としてやっていこうということを考えていたからこそ何もしないということもあったし、それよりも才能がなかったというのも……(カジヒデキの曲を提案したら却下されたこともあったっけ……)。海外リーグの応援なんかもよく知らなかったし、見ている限りでは札幌に導入できるようなものも見あたらなかった。ワールドカップの盛り上がりとともにタイアップされる楽曲には耳もくれず、聴いているのは応援とは無縁の曲ばっかりだったし。何を聴いていたんだろうかね、と昔のMDを探していたら小谷美紗子やら川村結花やら電気グルーヴやら……音楽的趣味と応援とは結びつかないものだったようです。でもサッカーを見るようになってoasis聴き始めたりしたなあ。 応援とは結びついていなくても音楽を聴くのは好きで、遠征の時は最初はウォークマン、そのつぎはMD、今ではiPod。文明の進化を感じるねえ。10歳の時にはじめて買ったウォークマン(的なもの)にオフコースのカセットテープを入れて毎日聴いてたり、塾の行き帰りにガンガンとテクノをかけてたり。MDは確か99年あたりにMDラジカセと合わせてシャープのを買ったんだけど電池があまりにも保たなくて毎日充電してたら2年くらいであっさりと壊れて、MDウォークマンを買い直した。これもガム型充電池を入れるところが壊れてしまって、外付けの電池ボックスをつけたままで持ち歩くようになってしまった。どこに行くにも音楽が一緒。鞄の中にはMDがいつも5枚くらい入っていて、それが遠征になると10枚近くにふくれあがるので荷物をまとめるのに苦労したとか。これだけ聴いてても音楽的才能っていうのは育たないなあ、やっぱああいうのは天性のものなのかね、とチャントを考えるときに困ったこともあった。自分のアイデアで今でも歌い続けられるようなチャントを作りたかった、という気持ちもあったけど、自分の役目ってそっち方面ではなかったんだろうと今では思っている。 応援スタイルの流行り廃りのサイクルがえらく早かった昔だけど、数年前からは落ち着いてきたのかなと思う。札幌だけでなく、Jリーグ全体を見て。「これがウチ」っていうスタイルがチームごとにだんだんできてきたんだろう。あと、ひとつのチャントがだんだん長くなってきているというのも感じる。あくまでもそれがいいのか悪いのかどうかは別としてということだけど、ってこう書くと今の応援が悪いなんて意味に取られてしまうな。でも昔と比べれば良いですよ。少なくとも自分がリードを取っていた当時よりは勢いも流れもある。試合の流れを作るという意味では、今の方が格段に上だろう。 つまりは自分も歳を取った、そういうことだ。なんだかユニコーンの「すばらしい日々」みたいな境地。
posted by retreat |23:31 | aftertalk | コメント(0) | トラックバック(1)
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