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2024年04月17日

シーズン移行の水曜討論

今朝の北海道新聞様6面の「水曜討論」は1面の3分の2を使って「Jリーグ シーズン移行」をテーマに、三上大勝代表取締役GMとJリーグの樋口順也執行役員兼フットボール本部長が紙面上で討論しています。樋口氏はシーズンを欧州に合わせるメリットを酷暑の試合が減るなどとして強調する一方、「降雪地域への対応は冬季中断期間を設けるだけでなく、期間中の練習場所の確保などで増えるクラブの負担をリーグが金銭面でもサポートします」と説明しています。具体的にはJリーグと日本サッカー協会で計100億円規模の予算を準備しているそうですが、「足りないと思っています」として、さらに上乗せする意向を示しています。一方、三上GMは基本的に昨年実施した意見交換会での説明と同じです。Jリーグが屋内練習場として設置が簡単なエアドームを検討していることを紹介しつつ、仮に道内に屋内練習場ができた場合の活用策について語っているほか、Jリーグの支援により試合時の札幌ドームの待機列のために防寒のフード付き通路を設けることを検討しているそうです。また、三上GMは賛否の投票で「移行を決めず、継続検討」にした理由として「全国で見ると理解度が十分ではない地域もある」と指摘。そして「私は降雪地域にだけ手厚い支援をしてほしいとは思っておらず、シーズン移行が全クラブにプラスになればいいと考えています。Jリーグには、リーグ全体を考えた平等な視点の中で、降雪地域への配慮を示してほしいです」と結んでいます。シーズン移行問題を考えるには大変参考になりますので、必読の記事です。

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posted by papa12 |14:22 | スポーツ紙&道新様 | コメント(0) |

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