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2006年03月31日

お弁当

ドームでの練習が多かった去年。
お昼を食べたら昼寝するという事だそう。
夏には、芝生の上で。肌寒いと寄り添いながら。

寮生は、昼寝の時間を確保する為にお弁当を買ってきて食べる事が多かったらしい。

でも、ごはん1パックでは、お腹を満たさないそうで、「ごはんだけ持っていきたいんですが。」との事。

彼等が持ってきたのは、ありえないほどの大きさ。
軽く2合半は、入りそう・・。

「よっしゃ。」翌日から全てのジャーにゴハンをセットして、朝、朝食の支度の時にご飯を詰めた・・・。

・・・・余りに寂しい・・。

にこやかに「はい!いってらっしゃい!今日もがんばってね!」等と渡せられる代物ではないのだ。

「ごはんだけでいいです。」って言われても。ごはんだけでは、さみし。

梅干を乗せても・・。ふりかけを乗せても・・。寂しさは募るばかり・・。

朝食のウインナーやチキンナゲットを乗せてみる・・。
大きな大きなタッパにドカ~ンと白いごはんと。ポツンとおかず。

前の晩の残りだって殆どきれいに食べているのでない・・。
いっそのこと全ての選手がお弁当を持っていけば公平なので問題は解決するのだが・・。

朝から15個のちゃんとした弁当を時間内に作る自信も無い。



・・頂けない。胸を張って出してあげられないご飯。

「必ずおかずは買いなさいよ!このお弁当じゃカロリーもたりないのよ。」
と言いながら、半ば未完成なお弁当を持たせていた。

ある時、時間がなくて、石井ちゃんの乗車する車が早くて日の丸弁当のまま、手付かずのまま出してしまった。

その日の夜。「石井が俺の弁当だけ、日の丸弁当でした・・。と
こんにゃろ~言ってましたぜ!」と聞き何故かツボにはまって大笑いしてしまった。

やっぱりか。おかず買ってないかもしれないな。

『うわ~~言わないで!言わないで!』と石井ちゃんが後ろで騒ぐ。

以前「みにくいアヒルの子」というドラマで先生役の岸谷五朗さんが生徒にお弁当を作ってあげるシーンがあった。

先生は、お弁当の下に早起きして作ったオカズをご飯で隠して日の丸弁当を持たせたのだが、

女子生徒は、「こんなお弁当じゃない!」とかなんとか言ってその日の丸弁当を食べずしてぶちまけてしまったのだ。

・・・私は、その先生のセンスに感銘を受けた・・。
いつか、いつかやってみたいなと・・。

その“いつか”がまさに訪れる時が来たのだ・・。ターゲットは(今のところ)可愛い子羊。
これ以上のキャストはいない!

開けると日の丸弁当!だけれど、下にはおかずが埋まってるなんて素敵。
(あ~あったぁ!おかずあった~!)(今のところ可愛い子羊の)石井ちゃんなら喜んでくれるはず。
翌朝15分寝坊してしまった。
朝の15分は、余りにも大きい。

もくろみは徒労に終わってしまった。口が痒くなって石井ちゃんに↑こんな弁当作ってやろうと思ったのにさ~!
とネタばれまでしてしまった以上プライドにかけて、それはもう使えない。

結局、色々考えたけれど、みんな同じお弁当を作る事にした。


その後、宮の沢の芝生も使えるようになりお昼は、しまふく食堂で食べるようになったので、大きいタッパは他に利用させてもらっている。

海苔弁チーズは。ウケルと思ったが不評だった・・。
真ん中の海苔の上にトロケルチーズを乗せて炊きたてごはんを被せる。

トロケルものの。固まった後は、問題ありだったらしい。

大体自分で食べてもいない物を思いつきだけで堂々と出してみる自分に問題がある。


今日は、明日オフなので、みんな出かけている。

久しぶりに静かなしまふく寮だ。


今年は、殆ど宮の沢で練習すると聞いている。
お弁当を持たせる機会は、ないだろうな。





posted by murano |20:33 | 選手ウオッチング | トラックバック(3)

2006年03月29日

春が近づいてくると、雨がよく降ります。
今も、チャラ~ン ピチョンと換気口から音が聞こえます。

雪になると天気予報では言っていたようなのに、雨。
これからまた、雪になるのでしょうか。

こんな雨の音は、眠りがとても深くなって気持ちいいです。
・・・・みんな、寝ているようです。

今日は、午後の練習なので、朝ごはんを食べたら、また雨の音を聴きながら眠るのでしょう。

いわゆる2度寝。

午後には、雨が止むといいんだけどな。


昨日の夕飯は“マグロ漬けキムチ”簡単ですし。火も使わず混ぜるだけ。
・・どうです?やってみませんか?


材料: マグロ(赤味)長芋 オクラ ゴマ ごま油 麺つゆ 酒 キムチ 刻み海苔


①マグロを小さめのサイコロ状に切って調味料に漬けておく(ごま油、麺つゆ、酒)

最低3時間は、漬けておきたい。・・でも、即席でもおいしい。その場合刺身を小さく切る。


② 長芋もサイコロ状にきって置く。 ③オクラはさっと湯がいておく。
湯がいたら水でさらして切る。





④キムチもさりげなく切っておく。

⑤全部混ぜる。ゴマをかける。味を見る。味が薄かったら、麺つゆなり、キムチなり好きなほうで味を調える。





炊き立てのごはんにかける。刻みのりを散らす。ガツガツ食べる。



お刺身が残ってしまったら鮭でも、鯛でも、イカでも ホタテでもいいと思います。漬けておいてちよっと手をくわえて、長芋やお蔵でカサも増えますし、野菜も摂れるのでお勧めです。

夏野菜なので、(時期はずれ)食欲のない夏に思い出したらやってみてください。
おつまみとしてもピッタリです。

いつもながら・・・アバウトなレシピです。
 
調味料以外は、好きなものを食べれそうな分だけ切ればいいのです。
最後にキムチが入るので“麺つゆ”の量だけ、少し加減して最後にキムチを入れた後で整えて下さいね。



              

               わー。いっせいにおりてきた。


posted by murano |07:24 | レシピ | トラックバック(4)

2006年03月28日

春。

2週間ぶりの休みを終えて、朝食を済ませて宮の沢のグランドへと向かった。
昨日、今日といいお天気だ。
辺りの雪も溶けて、アスファルトが顔をだし、車も徒歩も気持ちの良い季節へと1歩踏み出した。

もう暫くするとしまふく寮の辺りは、フキノトウと真っ白いマーガレットが咲き乱れる。

去年の種が風に飛ばされ、新しいマーガレットの花が今年は、また増えて目を楽しませてくれるのだろう。

近所の川の小さい土手は、真っ白い雪の変わりに真っ白いマーガレットが咲く。
道行く、小学生の目に大人になってもこのマーガレットが焼きつくといいな。

しまふく寮の隣の空き地には、フキがたくさん生えてくる。

今年こそは、軍手とハサミでこのフキと格闘しフキの煮びたしにしよう。

フキノトウは、悩む。

地面に沿うように、生えているので、“食べちゃってもいいですか?”と。

犬が幸せそうに散歩をしている。“食べちゃっても平気ですか?”




あれから、朝食にヤク○トをだしている。
夕方、パソコンをしてるセバに「飲む?」と聞いたら『まさか!』といった感じで首をブンブン振られて断られた。

・・・ヤク○トを教えてくれた人が「1日1本以上、決して飲むべからず!』と
教えたのだろうか・・。

飲み終わったヤク○トの容器は、おもしろい。

指でちょっろっと開けて飲む人がいる。チューチューと吸うのだろう。

唇が容器に吸い取られて飲みにくいだろう・・。子供の頃から変らない飲み方なのだろう。ポリシーというのか。

小耳にはさんだ話だけれど、関君と高原君は、どちらが多く“寮めし”を食うか。
という競争をしてると聞いた。

ほのぼのとした争いだ。

今のところ、夜が一回多い関君と昼が一回多い高原くんで五分と五分だ。
・・・・〆はいつだろう?

野本君(いつの間にか彼を例える形容詞も底をつきた)のソファーも雪が溶けて
無事、部屋に納まって喜んでいた。


今夜は、暫く試合もないので“マグロの漬けキムチ”にしよう。


いろんなところでささやかな春を感じる今日この頃だ。





posted by murano |09:06 | 季節 | トラックバック(1)

2006年03月26日

ブログ

「これであなたもブログ通!」を2時間肩を上げながら緊張して見ました。
「しまふく寮通信」の何処を取り上げられるのか?と思いながら2時間、
最後まで正座してみてました。


だって、エントリーナンバー30番でした。

コンサドーレのブログが始まらなかったら、始まる事のなかった
「しまふく寮通信」

どなたかがエントリーして下さいました。

『40歳の女性から(それしかわからないのですが)ご応募があり現在
の所、番組でご紹介する候補の一つになっています。』

と番組の担当者の方からのファックスを事前に頂きました。

“40歳の女性”私と同世代の女性が私の背中をポンと押してくださいました。
この場を借りてお礼を言わせてください。

               
            ほんとうにありがとうございました。


コンサドーレがブログを始めなかったら。
文章から離れたところにいたでしょう。

ブログを書こうとパソコンに向かうと今までサラサラと流れていた
日常を振り返る事が出来るようになりました。

ほんの会話。

ほんの笑い。

ほんの涙。

ほんの憤り。

選手たちが、身近に伝わりますように。

なかなか。うまくいかない事もあるけれど。

今日、番組で紹介されていた色々なブログをみて私も改めて大切にしよう。

「しまふく寮通信」と思いました。



posted by murano |22:49 | 気持ち | トラックバック(4)

2006年03月25日

お知らせ

「これであなたもブログ通」という番組にコンサドーレ札幌オフィシャルブログの「しまふく寮通信」が紹介される事になりました。


3月26日(日)19時30分~21時30分(NHKBS 2)
  3月31日(金)20時~22時    (NHKハイビジョン)再放送



番組のどこかで少し紹介してもらえると聞いています。

もし、お時間があったら見てください。


posted by murano |21:05 | お知らせ | トラックバック(2)

2006年03月23日

隣の晩ごはん




この日は、カズ君の誕生日の日でした。牡蠣とほうれん草のグラタンと豚ソテーです。



セバ用に焼いた不恰好なピザですが、ミーティングが長引いてギリギリまでオーブンに入れていたのが敗因・・。少し冷めてからセバに出したのが切なかったです。厨房から、ぱりぱりと春巻きをかじっている油断している関君に「食べっか?コレコレ??」とピザを掲げて言葉なき会話をした日です。厨房より念力ともいえるアイコンタクトです。




セバが来てからパスタが増えました。ホワイトソースの上にかかってるのは青海苔ではありません・・。かけなきゃよかった・・。



芝生の上で油揚げが昼寝してるみたいです。さて、中身はなんでしょ。福袋って名前です。





うかつにも魚の向きを間違えてしまいました。失敗失敗・・。
鶏手羽の甘辛焼きです。へなちょこな蒸しパンものんびりしています。




そして、昨日は、またすごい失敗をしました。
材料を入れて混ぜるだけのチーズケーキが熱いうちに固まらずお皿に置いた瞬間に崩れてしまいました・・。
思い起こしてみれば、砂糖ではなく液状のオリゴ糖で生地がゆるくなってしまったから。あとは!小麦粉を入れ忘れてしまった事でした・・・。



ですが、ただじゃ転びません・・。わざとだよ!風味で蒸しパンとイチゴと生クリームで触感も変化があり、美味しかったです。




昨日の夕飯は、寒かったので、体が温まるものとボリュームがあるものにしようとポトフと挟みカツです!アボカドとモッツァレラチーズとトマトのサラダです。アボカドは変色しやすいですが、アボカド種を入れておくと不思議と変色しないのです。
                  それって、すごい。

みんなあったまれ~!




 末筆になりましたが、昨日、皆様からの“しまふくごはん”のご感想をみちのく食品の方がお届けに来て下さいました。

温かい目で見て下って、本当にありがとうございます。
次回からの“しまふくごはん”作りの参考にさせて頂きます。

まだまだ、いたらない事ばかりですが、宜しくお願いいたします。

いろいろ教えて下さい。




                         村野明子


posted by murano |07:10 | レシピ | トラックバック(3)

2006年03月22日

おつかれさま。








勝ったときよりきっと疲れてかえってくる。
やっぱりあったかい夜食を用意しよう。

11時20分ごろドアの音が聞こえた。
ちょうど、出来上がったところ。

あら?林くん。

おなかすいてない?ビビンバあつあつだよ。食べてく?


「いいんすか?」
いいんすよ。

お・・池ちゃんもお立ち寄り。
食べてくか?夜食。

「いいんすか?」
いいんすよ。


うちの寮生たちは・・ところで?

「ただいま・・。」
おつかれさま。

足りなそうだったので、インスタントラーメンを追加しよう。
そういえば、インスタントラーメンは余りだす機会がないから、この時間のインスタントラーメンは、さぞうまいだろう・・。

みんなお腹いっぱいになって、ビビンバのお鍋も空になって。

              おやすみ。


朝になった。今、食堂で箸も止まって寮生、誰もが見逃したWBCの日本一の瞬間を見てる。
今日の練習は午後からだから、普段なら食べてすぐ寝てしまうのにみんなで見てる。

セバもみてる。

セバは、ドーレ君の自動で販売機でリア○ゴールドが気にいったようで立て続けに2本も飲んでいた。

セバ!また飲むの?美味しい?

「おいしい~。」

夜はオロナ○ンCを飲んでいた。元気ハツラツだろう。

昨日の夜、ヤク○トを私に手渡し、

毎朝1本だして。
いいよ。


ということで、明日から、みんなヨーグルト+ヤク○トを追加することにした。
どこからヤク○ト覚えてきたんだろう。
フッキかな・・。

筋肉マンのフッキがちっちゃいヤク○ト飲む姿か・・・。

 
                    


posted by murano |07:26 | 食堂 | トラックバック(2)

2006年03月20日

テレビ

先日の山形戦は、しまふく食堂にて観戦するために2時前に、しましまセーターを着た野本君と西嶋くんがやってきた。
(ゆっくり彼らだけで観るがよい・・・)と思い昼ごはんの片づけを終えて自宅で洗濯物を畳んでいた。
2時を15分くらい過ぎた頃・・遠慮がちな㌧㌧㌧・・・。

自宅と管理室の境にあるドアを誰かがノックしている。

開けてみると、しましまセーターを着てる野本君が「あのぉ・・スカパーの見かたがわからないんですけど・・・・・」

ふうん・・。行ってみると若い男の子達が色んなリモコンのチャンネルを握り締めてチコチコやってるけど、チャンネル設定さえままならない。
「なんだ?男の子がこんなに居てもダメじゃダメだ。」と自分だって知らないくせに大きな事を言いながらチャンネルをいじくる。
時刻は20分を過ぎててみんな焦ってる。私も焦ってる。

そうだ!確かビデオ3だ!そうだ!たしか入力はこの画面だ!

みんなで指差し確認しながらようやくコンサのユニフォームが目に入った瞬間。『うお~~~~~~!』

まるで初めてテレビがうちにやってきた!

といった状態だった。ビスケットとコーヒーを入れて彼らのテーブルに置いてた。気配を殺して黄粉トーストを焼いてモグモグと一人食べていたが食べ終わって気配を殺すのも難しくなったので食堂を後にした。

試合が終わって、よかったよかったと食堂に戻るとしましまセーターを着た野本君が他の試合をきりっとしたまなざしで見ていた。

西嶋君は、いつのまにか居なくなっていた。

邪魔にならないように静かに私は手紙を食堂で書いていたら。
ぽそっとしましま野本君が『ソファーかったんですよぉ。』と
「ほぉ~それは、素敵。」
『やっと見つけた、欲しいソファーでね。色は黒でね。足を取り外せば低くて、足をつければ、ちょっと高めにもなってね。3人掛けが欲しかったけど間取りを考えると2人掛けでいいかなって思い直してね。』
・・・どうやら入魂のソファーらしい。
『・・・でもね、でも、ダメだったんです。』

何が?なにがダメだったの?

『入り口から、入らなかったんです・・・。』

あきらめんのかい?そんな入魂のソファー・・?

『いえ、あきらめません。除雪して窓からいれます!』

美談だね~!それ、美談だね~!

雪解けまでまたないの?『日陰の吹き溜まりなんで雪とけそうにないっす・・・。しかも2階なんです。・・部屋』

日陰の吹き溜まりで、入り口からもはいらないけど、2階からでも入れたい入魂のソファーかぁ・・・・・・・。

除雪は、まさか自分で?『はい。シャベルでやろうと思っています!』
しましまのセーターを着てるだけあって見所のある男だった。

ピアノのように2階まで吊り上げて窓の冊子をはずして入れる黒くて足の取れる2人掛けのソファー・・・。

いったいどんなソファーなのか、知りたくてうずうずする。

・・・んで?野本君?・・・・『あ~どうぞ!使って下さい。』

んで?野本君?で私の話を理解してくれる見所のある男。キミのソファーは私は無駄にはしないよ。

そうこうしてると、何処からか西嶋君も戻ってきて2人はごはんを食べた。ふと西嶋君に問うた。

「あさごはんは、食べてるか?」『はい!たまごやきと・・ご飯と味噌汁・・・・・・・・・・・・・・・
くいたいんですけど、パンとヨーグルトとジュース』
そか・・・じゃ、このカスピ海の繁殖ヨーグルトをキミに託すから繁殖させて毎日たべんさい。」

しまな野本君は、「寝る前にごはん研いで、朝卵焼いたりしてくってます。」

!!!!!!素敵。なるべく自炊しますと言い切っていただけの事はある。
野本君のご自宅はお米農家だと聞いている。
新潟のじぶんちの米で元気百倍のようだ。

みんながごはんを食べ終わった頃、夕飯は今日いりませんと出かけていったダイゴくんが帰って来た。

その頃、ソファーで阿部君が、テレビに夢中になっていた。
私も見入ってしまった。コマーシャルになりダイゴくんが阿部君にちかより袖をグッと近づけた。
「お~高校を卒業して、初めてのフレグランス購入か!いい香り選んだのか?」という私の問いかけに、私にも嗅いで見ろと袖を鼻先に近づけた・・・・。

ウッディーな香りでもなく、シトラスでも、グリーンでもない!
そこに猛烈に放っていた匂いは、お腹いっぱいには結構えぐい焼き肉の残り香だったのだ・・・。


山形戦を終えて帰ってくる智君、石井ちゃん、征也くんにおにぎりを握ってカウンターにおいておいた。
11時頃、うどんでも作ろうと思って食堂へ行くと、スーツを着た彼等が帰って来たところだった。
「今日は、お疲れ様ね。あったかうどん作るね、ラーメンがいい?」と聞くと「いや、帰りに買ってきちゃったので大丈夫です。」と石井ちゃん。
「じゃ、ゆっくり寝なね。」といって2階に上がっていったけど、私が握っておいたおにぎりは、私の気持ちを考えてくれたみたいで、ちゃんと持って上がっていった。
買ってきたお弁当とおにぎりでは、食べるのが大変だっただろうに。
ペーパータオルに「ごちそうさま。」と書いてある。

               


                  みんな素敵だなぁ・・。

posted by murano |07:34 | 食堂 | トラックバック(1)

2006年03月17日

レシピ。






昨日の夕飯は、アボガドがまだ熟れていなかったのでグリーンサラダにしました。
ステーキと温野菜とカリカリフライドポテト(ガーリック味)
「しまふくごはん」の鮭のハンバーグです。
野菜いっぱいミネストローネとデザートは、ゴンちゃんの東京土産の黒バナナ。

そこで、“鮭のハンバーグ”ご自宅で作ってみませんか?
作り方は、申し訳ないほど簡単です。



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甘塩鮭(出来ればトラウトサーモン)一人に対し一切れ。
レンコン(冷凍でも可)一人に対して2切れ弱くらい。
溶き卵・・鮭一切れに対して大さじ1くらい。


①甘塩鮭をフードプロセッサーでミンチに。フードプロセッサーがなければまな板において包丁でトントンとミンチにすればいいだけです。粗めがあったり細かいとこがあったりでいいです。

②レンコンも同様。

①と②をボウルに合わせる。溶き卵も加えて混ぜる。

形を整えた鮭のハンバーグをサラダ油をひいてフライパンでやく。
(レンコンがつなぎになるので小麦粉などいりません。)


*タルタルソース 


“しまふくごはん”に入っていたタルタルは、ピクルス、ゆで卵、パプリカ、生パセリをみじん切りにしてマヨネーズと少しマスタードを入れて混ぜるだけです。

昨日は、オリーブ(種無し)があったのでそれもみじん切りにしてくわえました。水にさらした玉ねぎを加える日もあります。

たくさん作りすぎて余ったら、翌日食パンに乗せて焼いてタルタルトーストも美味しいです。
サラダのドレッシング代わりにつかってもいいですね。


~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~




豚ロース梅風味は、豚ロース薄切りに梅肉(瓶のものはとてもしょっぱいので本当に少しをぬって、プロセスチーズやとろけるチーズ、あればシソやインゲン、アスパラ等のお好きな野菜を入れてクルクル巻いて焼くだけです。塩や胡椒もいりません。


~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~
ミネストローネは、キャベツの芯が出たときに使います。トマトジュース7割水3割くらいでしょうか。ニンジンのみじん切り、ウインナーでもベーコンでも・・じゃが芋や、大豆や少しの生米を入れて煮込みます。味付けはブイヨンや塩、胡椒です。アスパラやブロッコリーの芯でもお好きな野菜を入れてたくさんお野菜を召し上がって下さい。

野菜の無駄が全くないスープです。


~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~



本当に簡単で、すみません。ご自宅で温かい“しまふくごはん”を作ってみてくださったらとても嬉しいです。


そして、どうだったかお聞かせ頂ければ幸せです。


セバの国では、味付けは殆ど塩、胡椒といったシンプルな味付けを好むようです。タルタルソースは掛けないで小皿でだして「よかったらつけて食べて?」と伝えたらタルタルをつけて食べてくれました。


みちのく食品さんのブログ3月6日投稿のに書いてあったどうしても“しまふくごはん”に入れたかったというリクエストに私が「それ、揚げ物ですし、だいいち余り美味しくないですよ。」
とあっさりお断りした食べ物は、『鶏胸肉のプロテェイン揚げ』です。

唐揚げ(こちらではザンギといいますね)の手順でつくり小麦粉と片栗粉(しまふく寮では、小麦粉と片栗粉を通常では、半分半分いれてます。ですが、その時は小麦粉とプロテェインを半分半分の割合でまぶして揚げるのですが、プロテェインの食感がモソモソした感じで、いまひとつでした。
始めた頃は、プロテェインを余り摂らない選手にどうにかこうにかしらばっくれて食べさそうとしたのですが。
プロテェインは、毎日料理に混ぜるのは難しい上に味が変ってしまうので料理に使うのはやめました。

いつも常備して各自の意識に任せています。

コラーゲンプロテェインは、赤ちゃんの粉ミルクのように美味しいのでデザートやジュースに入れてます。

昨日の晩ご飯の写真は、鮭のハンバーグが余り写っていませんね・・。
ついつい熱いうちに出したくて慌ててオロオロしながら撮ってます。
写真の撮り方もうまくなりたいし、盛り付けも上手になりたいな。
朋ちゃんが盛り付け上手なんで、甘えてます。


posted by murano |10:20 | レシピ | トラックバック(12)

2006年03月16日

ミーティング

一昨日より征也くんしまふく寮に入寮いたしました。
お母様に「太らせてください!」とお言葉を頂きました。

フッキのようなぶっとい首キャンペーンを行ないたいとおもいます。
体重が増えたからって首は太くはならないだろうか・・。

昨日のランチにはフッキもお目見えしました。
彼の印象は、やはりぶっとい首でした。
にっこり笑って挨拶してくれた顔は、石井ちゃんと同じ歳とも思えなくもないな・・と思いました。
凄くどでかい人なんだろうと思っていましたが、思ったより小柄な印象といった感じでしょうか。
迫力と言うのは、必要な時に出しているのでしょうか。
どこか、まだあどけなさの残るフッキをみて、プロとはいえ、まだ19歳なんだな。という印象です。

昨日のランチはカレーでしたがフッキはカレーを食べた事が無いとの事でミートソースでパスタにしました。

セバにカレーはムイ ビエーンだったか?と聞くと流暢な日本語で「すばらしかった」
と返されました。しいたけが食べられないとの事だったけれど、しらばっくれて春巻きを食べさせてみました。
春巻きの味を覚えました。
セバはフルーツが大好きで、林檎もみかんもせっせと食べてます。
何度も林檎をスペイン語で教えてくれますが私の頭にどうしても入力できずに困ってます。

昨日は、2期生最初のミーティングです。
大きな机を二つくっつけて寮のルール等を説明しました。
みんな静に話を聞いています。

その横で新しい住処を確保して寮から出た関君がパリパリと音をたてて春巻きを食べていました。
ニット帽をはずして昨日も油断していました。
こわおもてなシャツがとてもよく似合ってました。

今朝、セバに数字を説明しなければいけなくなり私がスペイン語で数字を説明してる横で石井ちゃんがかぶりつきで食い入るように見ていました。
セバが「OK!」と言ってくれたら石井ちゃんが「すっげ~!」と言ってくれたので私は朝から上機嫌です!

石井ちゃんが去った後、寮監が来たので自分ほど当てにならないスペイン語を話す人を知らないので改めてスペイン語で伝えてもらいました。

朝食後、みんなは寝たようですが、セバは短い爪でデスクトップに顔をやや近づけて友人たちにメールを書いていました。
セバは、礼儀正しく、優しく穏やかな人です。
皆も、セバと目が合うとにっこり笑顔で返します。

今年も穏やかな時間のまま流れて行くのだろう・・・
いや、流れていってほしい・・・
つか・流れろ・・。といった感じです。

今夜は、ステーキなので、セバもみんなも同じメニューです。
アボカドとトマトとモツァレラチーズのサラダ。
ミネストローネ。
あと、じゃが芋料理で何か一品。
あと、魚が魚貝で・・・もう一品。
買い物に行かなければ、野菜が底をついてきました。

まんぱんにしてスタートさせた冷蔵庫も冷凍庫も彼等の胃袋に消えてしまいました。
とても、嬉しい事です。



posted by murano |09:00 | 選手ウオッチング | トラックバック(3)