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寮メシ作りに関わって、今年で6年目になりました。 毎年、シーズンが終わる頃、課題を発見しています。 昨年は、本になったしまふく寮通信と厚別競技場での売店「しま福」 この2つのお陰で、たくさんの方とお会い出来るチャンスが増えました。 たくさんの方と笑いあう事が出来ました。 寮メシを大事にして、周りの人に感謝して、しまふく寮を愛して。 新しい寮生も加わって、また時間が流れていく。 J1という新しいステージを目の当たりにする。 凹んでも笑っても。 しまふく寮は、しまふく寮で。

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2006年03月20日

先日の山形戦は、しまふく食堂にて観戦するために2時前に、しましまセーターを着た野本君と西嶋くんがやってきた。
(ゆっくり彼らだけで観るがよい・・・)と思い昼ごはんの片づけを終えて自宅で洗濯物を畳んでいた。
2時を15分くらい過ぎた頃・・遠慮がちな㌧㌧㌧・・・。

自宅と管理室の境にあるドアを誰かがノックしている。

開けてみると、しましまセーターを着てる野本君が「あのぉ・・スカパーの見かたがわからないんですけど・・・・・」

ふうん・・。行ってみると若い男の子達が色んなリモコンのチャンネルを握り締めてチコチコやってるけど、チャンネル設定さえままならない。
「なんだ?男の子がこんなに居てもダメじゃダメだ。」と自分だって知らないくせに大きな事を言いながらチャンネルをいじくる。
時刻は20分を過ぎててみんな焦ってる。私も焦ってる。

そうだ!確かビデオ3だ!そうだ!たしか入力はこの画面だ!

みんなで指差し確認しながらようやくコンサのユニフォームが目に入った瞬間。『うお~~~~~~!』

まるで初めてテレビがうちにやってきた!

といった状態だった。ビスケットとコーヒーを入れて彼らのテーブルに置いてた。気配を殺して黄粉トーストを焼いてモグモグと一人食べていたが食べ終わって気配を殺すのも難しくなったので食堂を後にした。

試合が終わって、よかったよかったと食堂に戻るとしましまセーターを着た野本君が他の試合をきりっとしたまなざしで見ていた。

西嶋君は、いつのまにか居なくなっていた。

邪魔にならないように静かに私は手紙を食堂で書いていたら。
ぽそっとしましま野本君が『ソファーかったんですよぉ。』と
「ほぉ~それは、素敵。」
『やっと見つけた、欲しいソファーでね。色は黒でね。足を取り外せば低くて、足をつければ、ちょっと高めにもなってね。3人掛けが欲しかったけど間取りを考えると2人掛けでいいかなって思い直してね。』
・・・どうやら入魂のソファーらしい。
『・・・でもね、でも、ダメだったんです。』

何が?なにがダメだったの?

『入り口から、入らなかったんです・・・。』

あきらめんのかい?そんな入魂のソファー・・?

『いえ、あきらめません。除雪して窓からいれます!』

美談だね~!それ、美談だね~!

雪解けまでまたないの?『日陰の吹き溜まりなんで雪とけそうにないっす・・・。しかも2階なんです。・・部屋』

日陰の吹き溜まりで、入り口からもはいらないけど、2階からでも入れたい入魂のソファーかぁ・・・・・・・。

除雪は、まさか自分で?『はい。シャベルでやろうと思っています!』
しましまのセーターを着てるだけあって見所のある男だった。

ピアノのように2階まで吊り上げて窓の冊子をはずして入れる黒くて足の取れる2人掛けのソファー・・・。

いったいどんなソファーなのか、知りたくてうずうずする。

・・・んで?野本君?・・・・『あ~どうぞ!使って下さい。』

んで?野本君?で私の話を理解してくれる見所のある男。キミのソファーは私は無駄にはしないよ。

そうこうしてると、何処からか西嶋君も戻ってきて2人はごはんを食べた。ふと西嶋君に問うた。

「あさごはんは、食べてるか?」『はい!たまごやきと・・ご飯と味噌汁・・・・・・・・・・・・・・・
くいたいんですけど、パンとヨーグルトとジュース』
そか・・・じゃ、このカスピ海の繁殖ヨーグルトをキミに託すから繁殖させて毎日たべんさい。」

しまな野本君は、「寝る前にごはん研いで、朝卵焼いたりしてくってます。」

!!!!!!素敵。なるべく自炊しますと言い切っていただけの事はある。
野本君のご自宅はお米農家だと聞いている。
新潟のじぶんちの米で元気百倍のようだ。

みんながごはんを食べ終わった頃、夕飯は今日いりませんと出かけていったダイゴくんが帰って来た。

その頃、ソファーで阿部君が、テレビに夢中になっていた。
私も見入ってしまった。コマーシャルになりダイゴくんが阿部君にちかより袖をグッと近づけた。
「お~高校を卒業して、初めてのフレグランス購入か!いい香り選んだのか?」という私の問いかけに、私にも嗅いで見ろと袖を鼻先に近づけた・・・・。

ウッディーな香りでもなく、シトラスでも、グリーンでもない!
そこに猛烈に放っていた匂いは、お腹いっぱいには結構えぐい焼き肉の残り香だったのだ・・・。


山形戦を終えて帰ってくる智君、石井ちゃん、征也くんにおにぎりを握ってカウンターにおいておいた。
11時頃、うどんでも作ろうと思って食堂へ行くと、スーツを着た彼等が帰って来たところだった。
「今日は、お疲れ様ね。あったかうどん作るね、ラーメンがいい?」と聞くと「いや、帰りに買ってきちゃったので大丈夫です。」と石井ちゃん。
「じゃ、ゆっくり寝なね。」といって2階に上がっていったけど、私が握っておいたおにぎりは、私の気持ちを考えてくれたみたいで、ちゃんと持って上がっていった。
買ってきたお弁当とおにぎりでは、食べるのが大変だっただろうに。
ペーパータオルに「ごちそうさま。」と書いてある。

               


                  みんな素敵だなぁ・・。


post by murano

07:34

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