コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年12月16日

【ひぐまスポーツ速報版】札幌ユース、全国リーグ復帰へあと1勝

【呉】サッカー高校生年代の全国最高峰リーグであるプレミアリーグへの来期出場権をかけた「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ参入戦」が16日、広島県内各地で幕を開け、北海道代表として出場している北海道コンサドーレ札幌(以下、札幌)は広島県の呉市総合スポーツセンター多目的グラウンドで一回戦を四国地方代表の明徳義塾高等学校(高知県)と戦い、3-1で勝利を収めた。
 本大会には高校サッカー部、クラブユースを問わず全国各地で春から開催されてきたプリンスリーグの上位計16チームが参加し、うち4チームが来期からの全国リーグへ昇格を果たす。

一回戦・明徳義塾高等学校1-3(0-1/1-2)北海道コンサドーレ札幌U-18
 得点者:45+1分・札9菅、48分・明15吉田、49分・札23野上、57分・3濱


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 関東や関西など異なり気候的な面でプリンスリーグ北海道が10月に終了していた同リーグ王者の札幌は、先週の日曜日から北海道を離れ、実戦の勘を取り戻すべく関東で産業能率大学や東京国際大学と練習試合を重ね、広島入りしてからも強豪広島ユースとの試合を行ってきた。
 その甲斐があってか札幌は試合開始から劣悪なグラウンドコンディションに苦しみながらも、守備陣の連携で明徳の単調な攻撃を水際で跳ね返す。しかしボランチ8高野や同5河野らがボールをカットしてもなかなか前線へ有効なボールを供給できない。数少ないフィニッシュも序盤にFW10下田が相手GKとの2度の一対一をものにできず、明徳優位のまま前半もアディショナルタイムを迎える。
 相手ペナルティエリアに攻め込んだ札幌MF28福田が相手DFに倒されPKを得る。これを来期トップ昇格が決まっているエースのFW9菅が決めて1-0で前半を折り返す。

 後半もこの勢いを維持したかった札幌だったが、48分(後半3分)に相手右コーナーキックからゴール前で混戦となり、最後はクリアに手間どって味方選手にボールを当ててしまいオウンゴールとなる(注/記録は明徳15DF吉田のゴール)。
 これで流れが変わるかと思われたが、直後の49分(後半4分)に、前線の工夫が足りないと後半開始からFW10下田に代わって出場したFW23野上が、河野からのボールを受け左サイドに抜け出し、相手GKの動きをよく見て豪快に決め、わずか1分で札幌が再びリードを奪う。
 札幌は57分(後半12分)にもMF14藤村の左コーナーキックからファーサイドで菅が頭で折り返し、攻撃に上がっていたDF3濱が高い打点で相手選手との競り合いを制し追加点を挙げる。
 トップ昇格者2人と、来期の攻撃の軸となる選手のゴールで3-1とした札幌が残り時間をしのぎ切り、18日の決勝戦(=昇格チーム決定戦)への進出を決めた。

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 明徳は攻撃の核となっていたMF10佐々木が後半開始早々に札幌選手との交錯で足を負傷しピッチを後にしたことが悔やまれる。多くの時間において札幌陣内に攻め入り、シュートも札幌の11に対して19本を放ち、うちゴールポストに2本を当てるなど(他にオフサイドでも1本)冷や汗をかかせる場面も目立ったものの決定力不足に泣き、対高校生チームとの対戦を想定して練習を重ねてきた札幌守備陣を崩し切ることが叶わなかった。
 札幌も期待のGK16櫻庭がゴールキックを再三ミスするなど、雨上がりで水を含んだ申し訳程度の荒れた芝生に順応できず最後まで苦しい戦いを強いられたが、センターバックの濱や4小園らの活躍と中盤を含めた素早いカバーリングで失点を最小限に抑えた。

 札幌は18日11:00からコカコーラウエスト広島スタジアムにて、東京ヴェルディユースを3-1で下した中国地区王者の米子北高等学校(鳥取県)と対戦する。現3年生にとっては泣いても笑っても最後の公式戦となる。


 …ってか、なんだよ公式記録の「気温20.3℃」って!まじめに測ってくれよ!(参考:呉市のアメダス実測値=12時現在7.6℃)


posted by higuma |20:15 | コメント(0) | トラックバック(0)

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