コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年05月31日

ニューヒーロー?! 救世主?! 大切なのは"継続性"?!

VS 富山(第15節)3-1で勝利(^^)/

観る時間がなく、"邪道観戦"である"倍速"で観た(苦)
しかも1日遅れ…(苦苦)
なので…手短に。

以下、覚書。

フォーメーションと配置。

   キリ 近藤

三上        古田

      芳賀 宮澤       

西嶋 石川 藤山 藤田

     高原

"高校生"三上がJデビュー。"ニューヒーローになれるか?"には注目。
チーム状況から言って、簡単には"ニューヒーロー"は登場しそうにないが、そういう存在が出現しなければ、"劇的な好転"は望めないというのも事実か…。

他に注目していたのは、サイド。
最近、なかなか"前からよい守備"ができていない状況が続いていた。
久しぶりに観た日本代表(韓国戦)戦でも感じたことだが、サイドが"リスクを侵しても積極的に前に"行けないと、攻守共に、サッカーが難しくなるように思う。
"SHが前に出られるか"(SHが前に出なければ、SBは上がりようがないので)に注目。
そのSHの左に三上。右の古田も"刺激"を受けて、よい効果が得られるかもしれない。

果たして…

前半、苔口選手にやられた。15分くらい(だったか?)に失点。
"シュートが素晴らしかった"と思う。
先制された後何ができるのか…。

前半終了間際に、西嶋の同点弾(ミドルシュートで今季初ゴール…"セットプレーで頭で"でもう少し早い時期に初ゴールが欲しかった)
後半開始早々に、宮澤の逆転弾(これまた今季初ゴール…宮澤自身の技術も評価したいが、競り勝ちつないだ三上ももちろん評価したい)
後半の半ばに、古田の追加点(J初ゴールは左のミドル。いいシュートだった…しかし"長"かった…めでたいことである!)

前半はともかく、後半は"前から"行けていたと思う。
今季で最も"やりたい守備"のイメージに近く体現できていた後半ではなかったか。
"三上の効果"と言ってよいかはわからないが、このゲームでのコンサからは"前へ"という"推進力"を感じ取ることができた。

聖地厚別での今季初ゲーム。
逆転での勝利。
今季初の"3ゴール"。
若い選手の躍動。

キビシイ状況が続いていたコンサだが、"浮上"のきっかけになるような、そんなゲームだったと言ってもよいだろうか。
W杯中断前は、あと2ゲーム。
そこで"浮上"をどこまで完全なモノにできるか。"迷走感"からの完全脱却が果たせるか。

正直、"時すでに遅し"と感じる部分もないわけではないが、コンサのサッカーが今季で終わるわけではない(チームが消滅しなければ…だが)。
"今やっておくべきこと"を"堅実にしっかり"と実行し続ける。
コンサに限らず、これをしなければ"道"は続いていかない。
そんなものではないだろうか…。

posted by はげお |16:53 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年05月22日

"我慢の線"の途中に現れた"我慢の点"

VS 徳島(第14節)0-0。

強風、怪我人、アウェー。
"迷走感"からの完全脱却をしていきたいが、条件が厳しいか…というのが試合前に感じたこと。

以下、覚書。

フォーメーションと配置。

     キリ

岡本   砂川   古田

      パク 芳賀       

西嶋 石川 藤山 藤田

     高原

人の入れ替わりが…特に中盤の真ん中は、"未知数"に近い状態。
上里、宮澤が外れて、"よい面"が何か観られたら"吉"。
ただ、サッカーはそんなに簡単ではない。

前半は風下。
キリノを使うサッカーをしたいのだが、効果的なロングボールは送れない。
"前からの守備"は…はっきり言って成立せず。
というよりは、今節の前半は"前からの守備"は狙いになかった様子。
ボールホルダーへの寄せも甘く、連動して行かない…。
"足が止まる現象"がしばらく続いていたし、風下、人も入れ替わっている中で、まずはブロックを形成してしっかり守備を。
現在のチーム状態があって、その上で、そう判断して運んだ前半なら"悪い"とは言えないか…。
ただ、"キリノ使い"が上手くいかない上に、後方からのビルドアップもできない状況では、攻撃にはならない。

後半。
スタートから近藤投入(out古田)。フォーメーションが4-4-2へ。
内村(out岡本)、宮澤(outパク)投入。

"宮澤投入後のサッカー"が、これまでの"継続性を量る視点"で観るべきサッカーだったか。
そこからの内容は"そこそこ"と言ってもよいかと思う。
内村に最後、決定機はあったが、倉貫選手に止められる。
終了間際のシュートが決まって"劇的に勝てる"という空気を、今季のコンサは残念ながら持っていないように思う。

4-4-2では、やはり内村はかなりのアクセントになりそうである。
その"変化"は、4-4-2では武器にしていかなければならないはずである。
ただ、内村が中に入ってくることで、宮澤は左サイドに流れることが多くなっていた。
今季観られている、宮澤の"攻撃面でできる引き出し"を考えると、宮澤は"トップ下"に置いた方がよさそうである…。

次節以降、故障者の回復が思わしくないならば、ゲームに使われる"人の活かし方"が問われる。
人の組み合わせで、攻撃面では"主として狙うべきこと"も変わってくる。
守備面は、どんなメンバーでスタートしたとしても、"前からの守備"と"ブロック形成"をバランスよくやってもらいたい。
攻撃面では、"組み合わせの妙"を"変化"として活かせるかどうかが"鍵"ではないだろうか。

しばらくは"サッカーとしての不安定"は続きそうだが、根気よく観ていきたいと思う。

posted by はげお |16:30 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年05月16日

"迷走"VS"迷走"???

VS 大分(第13節)2-2…点が取れると失点する…(-_-;)

恒例の手短Ver。

注目点は、ずっとそう思っているが"迷走感からの脱出"。

以下、覚書。

システム(whiteowlさんの説明によると…"フォーメーション"の方が適切?)と配置。

     キリ

岡本   宮澤   古田

      上里 芳賀       

西嶋 石川 藤山 藤田

     高原

近藤が負傷のようで…それなら1トップで行くのは致し方ないか。
1トップで行くなら、3バックにする意味はない(かな?)。
岩沼も負傷で、右SBに藤田。これは、"3トップだから攻撃的"というような安易なモノとは異なる、真に"攻撃的布陣"と言ってもよいのだろうか。
宮澤は復帰。室蘭でのゲームだけに、期待大。

これで、"前からの守備をするサッカー"を達成できるか…スタメンを確認した時点で感じたことは以上。

逆に、大分の布陣を見て驚いた。3-5-2…。
大分の両WBが"高い位置"を取れるかどうかにも注目。

前半は、わりと"前からの守備"をやれていたように感じた。
キリノ、宮澤、両SHが、相手3バックに対して、効果的にプレスをかけられていたと言ってよいか。
それによって、DMFの2人、DFラインもプレスの的を絞りやすく、全体をコンパクトに保つことができていた(と思う)。
3バックは、DFライン3枚にプレスをかけられると…やはりきつい。
WBが低くなって、前節のコンサのような状態に、大分は陥った。
もっとも大分は途中で4バックに戻し、そこからは"ガチ状態"になったが。

先制点はキリノ。
このゴールも、キリノのプレスから生まれた。
前節に続き、早い時間帯でのゴール。変にナーバスにならないか少し不安になった。
森島選手の同点ゴールの後、前半の終盤に追加点をGET。
オウンゴールではあったが、その前の展開はよかった。
"おしゃれ"な宮澤からのパス→岡本フリーで"勝負有り"(入れて欲しかったが)だったとも言える。
相手の同点ゴールは後半、セットプレーから。変わったばかりの砂川のファールからのFKで…。

大分にも"迷走感"が感じられた前半。キムの不在も影響したであろうか。
逆にコンサは、"キリノの使い方"を"チームとして思い出した!"という感じ。
リズムのあるワンタッチパスでの攻撃も見られるようになってきた。
昨季までの"主たる攻撃"を思いだし、それを軸にして"優位"に立つことで、他の攻撃をする余地も生み出せる。
今節は、少し"キリノ使い"に偏った感も否めないが、少しずつ良くなりそうな雰囲気がある(かな?)
"前からの守備"についてもそこそこで、"迷走脱出"に近づいたか…。
しかし、後半、足が止まって、間延びしてしまった(苦)。
それを軽減するのに、"ペースコントロール"や"サッカーに変化をつける"ことが必要になるのであろうが、今のコンサに望むべきではないだろう。

なんとなくではあるが、"迷走状態"からの脱却に向かい始めた今節だったように思う。
この"巡り合わせ"で、大分と当たれて"ラッキー(?)"という気も少しばかりするが…。

次節に"何が継続できる"か。
"暖かく"見守りたいと思う。

追伸…ジャッジについては…思うところはあるが、書かないことにしよう。

posted by はげお |17:36 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年05月09日

連戦…お疲れ様でした。。。

VS 北九州(第12節)0-1…久々勝ち点3。

手短に。
注目は…"迷走感からの脱出"。
"初物に弱い"コンサだが、いい加減、ここらでなんとかしたいところ。
"システム"すら"猫の目変わり"をしていた状況で、そこら辺も"迷走感"に拍車をかけているのかもしれない。
スタートのシステム、メンバーにも注目。

以下、覚書。

システムと配置。

   キリ 近藤

岩沼   岡本   藤田

      上里 芳賀        

 西嶋  石川  藤山 

     高原 

3-5-2でスタート。宮澤がケガのようで、岡本が。
北九州は4-4-2。
2トップに対する3バック、両WBの動きあたりが注目に。

今節のゲームで"良かった"ことは…

①勝ち点3を取れた。
②キリノに今季初ゴールが生まれた。
③前半、先制するまでのプレイ。
④吉弘が戻ってきた。
⑤3試合連続の無失点ができた(?)。

以上!(苦笑)

3-5-2でも、やり方次第では、圧倒できる可能性はあった。
だが、前半3分で先制したことで、逆にリズムを崩したというか、ナーバスになったというか…そんな感じがした。
先制してリズムを崩すチームは珍しい(?)のかもしれないが。
先制後、特にナーバスなプレイをしていたように見えたのが、両WB。
北九州の2トップが縦並びっぽく、1枚がサイドに頻繁に顔を出していた(と思う)。
そこに、両WBとも引きずられてしまった感が否めない。
ストッパーにWBが加勢する形で、自陣深いサイドで数的優位を作ることも、もちろん必要なのだが、
相手にとって嫌な守備をするということであれば、WBは高い位置をとって、相手のSHとSBの間でプレーする方が有効のように思った。
積極的に相手のSBにプレッシャーをかけ、"ビルドアップをさせない"くらい"積極的な前からの守備"。

実際、3-5-2にしている目的には、前に人数をかけやすくするという要素もあるだろう。
しかし、先制した後は、ここは上手くいっていなかったと言ってよい。
人数をかけたいエリアに人数をかけられないから、セカンドボールも拾えず、結果、押し込まれ気味になった。
北九州に押し込まれたというよりは、自分たちでナーバスになった結果、押し込まれた形になった…そう表現した方が適切なように思う。

後半、ゲームの流れや、選手交代の状況もあって、4-2-3-1へ。

     キリ

藤田   砂川   古田

      上里 芳賀       

岩沼 石川 藤山 西嶋

     高原

さらに、岩沼負傷交代で…

     キリ

藤田   砂川   古田

      上里 芳賀       

西嶋 石川 吉弘 藤山

     高原

明確に4バックにする方向にして、これで、安定を取り戻した。
実際は、その前ぐらいから、トップ下の砂川が、頻繁に左サイドに出て、岩沼を"左SB的"にしていた。
ゲーム途中から、"3バック"にした目的が機能しなくなっていたと観てよいのだろうか…。

結果は、連戦の厳しい状況の中でのアウェーで、久々の勝ち点3。3戦連続無失点。
しかし…"迷走感"は減少していないのではないだろうか。
次節の大分戦は、キビしいゲームになると思うが、"チーム内での狙い、目的"がもっと"明確に、芯の太いモノに"ならないと、そのキビしさはさらに増していくだろう。
今節のゲームの流れがあって、システム自体も"次はどうするの?"という状況になっている。
"やりたいサッカーのビジョン"を、次節までに、再度はっきりさせてもらいたいと…切望する。

posted by はげお |16:41 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年05月05日

タイトルがつけ難し…(苦?)

VS 緑(第11節)0-0…。

過密日程の中、アウェーが2試合続いた後の、ドームでのホームゲーム。
"迷走感"が続いている中で、前節、久々に"無失点"ができたことを、どうプラスに繋げていけるか。
今節を大まかに捉えた"価値"をそんなところにおいて、ゲームを観た。

現状のコンサに、多くを望むのは酷。
まずは"迷走感"からの脱出。"全て"はそこからではないだろうか。

以下、覚書。

システムと配置。

   キリ 近藤

岩沼   宮澤   藤田

      上里 芳賀        

 西嶋  石川  藤山 

     高原 

前節、後半に引き続きの3-5-2。
システムの変更には、賛否があると思う。
前節の後半が、"そこそこ機能した"から"付け焼き刃的に"という感も…無いわけではない。
ただ、3-5-2が、"構成メンバー"や"やりたいサッカー"を考えた場合"最適ではないか"と、過去に考えた経緯(「"(猛)妄想"②を楽しむ!の追記(蛇足?)」等)もあり、"迷走感"から抜け出す"きっかけ"を得られるかも…という期待も、正直あった。

前半、5分を待たずに、緑に決定機、高原のbigセーブに助けられた。
コーナーキックから、土屋選手にも決定機が。ここは外してくれて助かった。
前半は、この2つが危険な場面で、あとは、そこそこ守備は安定していた。
わりと高い位置で、インターセプトや"5分5分のこぼれ球"を拾うこともできていた(と思う)。

攻撃は、"キリノの使い方"という部分では、今季で最もよかったと思う。
"チームとしての狙い"を、"キリノの部分"には感じ取ることができた。
キリノ自体も、今季で最も良いように映った。
反面、近藤や宮澤はどうだったであろうか。
正直、"すごく良かった"というようには映らなかった。
これについては、チームとしての"攻撃の狙い"が、"キリノを使う"部分に偏ったからと言えるかもしれない。
この2トップは、煮詰めれば、かなり得点を量産できる素材だと、贔屓目無しに思う。
キリノの"裏狙い"を軸にした"速攻系"の攻撃、近藤に楔を入れて時間を作り、全体を押し上げる"遅攻系"の攻撃。
ここのバランスをどう考えるか。
状況に合わせて、適切な方を選択できるようになっていかなければならないのだが、どっちか一方に偏ると"意外性"が生み出せない。
キリノがいくら"速く""強く"ても、土屋選手くらいの"経験ある選手"には封じられてしまう。
攻撃は"よくなる"まで時間がかかる。気長に、見守りたい。

守備面は、後半は"キツく"なっていったと観た方がよいだろうか。
両WBは頑張っていたと思うのだが、押し込まれて、ブロックを組むような状況になると、マイボールにした後の"攻撃"がキツい。
実際、後半はフィニッシュまで繋がる攻撃の数が、"激減"していた。
守備と攻撃は、表裏一体。
"前からの守備"は、後半、効果的に続けられなかったと観るべきなのかもしれない。

さて…
中3日で、次節を迎える状況で…
3-5-2を継続するべきか否か…。
今節の"選手交代"後の動きを考えても、3-5-2に"こだわる"様子は感じられた。
J2では、そこそこ戦える…とも、個人的には思う。
J1で…と考えると微妙だが、現状では、そんなことを言っている場合ではないか…。
ただ、"2トップ"のチームと戦うと…どうだろう。
今節の緑は、平本選手の1トップみたいな感じがあり、"かみ合わせ"の相性に恵まれた感もある。
結果、藤山、西嶋が、そこそこサイドの守備にも貢献できていた(と思う)。
"2トップに対して、藤山、西嶋がついて、石川が余る"というような、"一般的な3バックでの守備方法"でサッカーをすることには、個人的には"嫌な予感"がしてしまう。
両WBが高い位置を取れずに…という"最悪なイメージ"。

次節、北九州相手には、3-5-2で圧倒できる(コンサは"初物"に弱いけど)かもしれない。
その次、大分戦では…3-5-2で行くならば、サイドの部分、両WBが"決定的に試される"ことになりそうである。

posted by はげお |18:37 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年05月02日

"迷走"しているのか、否か…。

VS 甲府(第9節)4-1(T_T)惨敗。
VS 熊本(第10節)0-0…(-_-;)

観たのに書かなかった(書けなかった?)甲府戦…反省である。
また、次のゲームがすぐ来てしまうので、二試合分まとめて一応…書く。

甲府戦覚書。手短に…。

システムと配置。

     近藤

岡本   宮澤   藤田

      上里 芳賀       

岩沼 石川 藤山 堀田

     高原

水戸戦と同様。上積みに期待だったのだが…。
完敗。
カウンターから失点。セットプレーから2失点。
得点は上里の左足。

昨季から"2-1で勝つサッカー"を目指していたはずだが、1失点でいけるような守備もなければ、2点取れる気配もなかった。
"選手交代"も効果的な感じはなく、"やりにくさ"が増していたような印象。
攻撃は…ある程度のポゼッションができるようになって、その後どうする?というところ。
"2点取れるサッカー"に煮詰まるには、あと数試合必要というのが率直な感想。
目指すサッカーの成熟度の差が、そのまま結果になっただけ…と思った。

熊本戦覚書。

システムと配置。

スカパー!の冒頭では…↓のように発表された。

   キリ 近藤

上里        藤田

      芳賀 宮澤       

岩沼 石川 藤山 西嶋

     高原

メンバーが揃わないDFラインはともかく、中盤より上はどこかで観たことあるような…と(苦笑)
自分の過去の妄想布陣を思い出した。
岡本を先発で使えばよいのに…と。選手の"地元モチベーション"はけっこう大きい要素だと個人的には思っている。

実際は…4-1-4-1で↓の感じ。

     キリ

藤田 上里 宮澤 近藤

     芳賀

岩沼 石川 藤山 西嶋

     高原

前半は、失点こそしなかったものの、攻撃面では"今季最悪"の出来だったと思う。
前に人数をかけているので、高い位置での守備がしやすいか…と思った。
実際、そこそこ前からできたから、熊本のパスミスが多かったのかもしれない(または熊本の技術不足か)。
ただ、攻撃時に、とことんボールが収まらなかった。
昨季1トップで頑張っていたキリノ。
その経験があって、そこそこやれるかも…というゲーム序盤の"淡い期待"が消え去るのに時間はかからなかった。

後半…システム変更で3-5-2で↓の感じ。

   キリ 近藤

岩沼   宮澤   藤田

      上里 芳賀        

 西嶋  石川  藤山 

     高原 

この形にしてからのサッカーはまずまず機能していたと思う。
というか、今回の先発メンバーは、こちらの方が"やりやすかった"のだと思う。
近藤は明らかにサイドよりトップの方が適所。
宮澤、上里、芳賀も、8節、9節と同じ位置へ。
何より、3バックの真ん中が石川になったことで、結果的にDFラインが安定した。
4バックで石川が出されてしまうと、サイドバックが絞っても高さが辛かったが、3バックの真ん中だと基本残ることになるので、それが要因かと(思う)。
西嶋、藤山がCB、SB両方できる長所も活かされた形で、かつ西嶋が内に絞る意識を持つことで、高さへの不安も一定程度解消されていた。
藤山も前に出やすくなり、"守備の引き出し"を発揮しやすかったのかもしれない。

無得点はともかく、複数失点のゲームが続いていたので、無失点で終えたのは、よいきっかけになるかもしれない。

中2日で次節。
時間がない中で、チームをどうするのか。
"迷走している感"が観ていて抜けないのが、辛いところである。
が、これも"成熟"のために"必要なこと"なのだと、
"成熟"への道を、きちんと進んでいるのだと、
そう信じたい。

posted by はげお |21:21 | "観方"覚書 | コメント(4) | トラックバック(0)