コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年05月02日

"迷走"しているのか、否か…。

VS 甲府(第9節)4-1(T_T)惨敗。
VS 熊本(第10節)0-0…(-_-;)

観たのに書かなかった(書けなかった?)甲府戦…反省である。
また、次のゲームがすぐ来てしまうので、二試合分まとめて一応…書く。

甲府戦覚書。手短に…。

システムと配置。

     近藤

岡本   宮澤   藤田

      上里 芳賀       

岩沼 石川 藤山 堀田

     高原

水戸戦と同様。上積みに期待だったのだが…。
完敗。
カウンターから失点。セットプレーから2失点。
得点は上里の左足。

昨季から"2-1で勝つサッカー"を目指していたはずだが、1失点でいけるような守備もなければ、2点取れる気配もなかった。
"選手交代"も効果的な感じはなく、"やりにくさ"が増していたような印象。
攻撃は…ある程度のポゼッションができるようになって、その後どうする?というところ。
"2点取れるサッカー"に煮詰まるには、あと数試合必要というのが率直な感想。
目指すサッカーの成熟度の差が、そのまま結果になっただけ…と思った。

熊本戦覚書。

システムと配置。

スカパー!の冒頭では…↓のように発表された。

   キリ 近藤

上里        藤田

      芳賀 宮澤       

岩沼 石川 藤山 西嶋

     高原

メンバーが揃わないDFラインはともかく、中盤より上はどこかで観たことあるような…と(苦笑)
自分の過去の妄想布陣を思い出した。
岡本を先発で使えばよいのに…と。選手の"地元モチベーション"はけっこう大きい要素だと個人的には思っている。

実際は…4-1-4-1で↓の感じ。

     キリ

藤田 上里 宮澤 近藤

     芳賀

岩沼 石川 藤山 西嶋

     高原

前半は、失点こそしなかったものの、攻撃面では"今季最悪"の出来だったと思う。
前に人数をかけているので、高い位置での守備がしやすいか…と思った。
実際、そこそこ前からできたから、熊本のパスミスが多かったのかもしれない(または熊本の技術不足か)。
ただ、攻撃時に、とことんボールが収まらなかった。
昨季1トップで頑張っていたキリノ。
その経験があって、そこそこやれるかも…というゲーム序盤の"淡い期待"が消え去るのに時間はかからなかった。

後半…システム変更で3-5-2で↓の感じ。

   キリ 近藤

岩沼   宮澤   藤田

      上里 芳賀        

 西嶋  石川  藤山 

     高原 

この形にしてからのサッカーはまずまず機能していたと思う。
というか、今回の先発メンバーは、こちらの方が"やりやすかった"のだと思う。
近藤は明らかにサイドよりトップの方が適所。
宮澤、上里、芳賀も、8節、9節と同じ位置へ。
何より、3バックの真ん中が石川になったことで、結果的にDFラインが安定した。
4バックで石川が出されてしまうと、サイドバックが絞っても高さが辛かったが、3バックの真ん中だと基本残ることになるので、それが要因かと(思う)。
西嶋、藤山がCB、SB両方できる長所も活かされた形で、かつ西嶋が内に絞る意識を持つことで、高さへの不安も一定程度解消されていた。
藤山も前に出やすくなり、"守備の引き出し"を発揮しやすかったのかもしれない。

無得点はともかく、複数失点のゲームが続いていたので、無失点で終えたのは、よいきっかけになるかもしれない。

中2日で次節。
時間がない中で、チームをどうするのか。
"迷走している感"が観ていて抜けないのが、辛いところである。
が、これも"成熟"のために"必要なこと"なのだと、
"成熟"への道を、きちんと進んでいるのだと、
そう信じたい。

posted by はげお |21:21 | "観方"覚書 | コメント(4) | トラックバック(0)