2010年12月04日
有終の美と言ってもいい?! されど…何故か不安が膨らむ(悩)
VS 熊本(第38節)4-0で完勝! 今シーズンも最終戦となった。 怪我人続出で苦しい状況は変わらない。が、そんな中でも"未来への希望"を見たいゲームだった。 生観戦…は所用により見送りになってしまった(苦) 遠隔地サポの苦悩でもある(が、うまくつきあっていくしかない)。 スカパー!三昧の1日を楽しむことに(最終節はアフターゲームショーが長いので嬉しく思う)。 以下、覚書。 フォーメーションと配置。 三上 砂川 高木 藤田 岩沼 芳賀 藤山 石川 吉弘 西嶋 佐藤 上里もケガの様子…(苦) 岩沼がCMFで、その結果、藤山の"左SB"を見られることに。 砂川、藤山の左サイドには注目…というより"心に刻む"つもりで見ることに決定。 前節の後半"1トップ"で期待感を抱かせてくれた三上が、スタートからトップに。 石川-吉弘のCBも見納め。 個人的に、この2人の組み合わせは、"煮詰めていけば面白い"とずっと思ってきた。 シーズン前の"妄想監督期間(過去記事参照)"でも、最初からこの2人をCBに据えていた。 やはり、どこかに"寂しさ"も伴う、最終節であった。 相変わらず、ボール奪取後の1本目のパスの精度が…だったり、シュート数が増えなかったり…と課題もあった。 が、試合は…完勝と言っていいと思う。 前半の序盤こそ、"熊本に余裕があって、コンサに余裕がない"ようにも見える展開で… 「これが相性の悪さか…」みたいな思いもよぎったが、"セカンドボールを拾う"目的を明確に実行していく中で、主導権を握ることができた。 その上、今節では"取るべき時間"に先制できたことが大きい。 高木→砂川とつないでクロス、藤田がニヤで潰れ、三上がきっちり決めた。 砂川は"キレ"ていた(と思う)。20分ぐらいの"W切り返し"なんかは真骨頂。 2点目も砂川様々! うまくポジションをとって自らファウルをもらい、そのフリーキックを決めた。 蹴る前から…入りそうな雰囲気があった。 在籍8年で毎年得点、今シーズンだけまだゴールがなかった砂川。 ここで入れてしまうあたり…昨季の曽田氏の時も感じたが、"もっている"選手なのだろう。 3点目は藤山のクロスから。 中で2人が潰れて、相手DFがエリア外にかき出したボールを、西嶋がダイレクトミドル。 西嶋は古田と並ぶ5得点で…今季のチーム得点王(だったか)。 4点目は、藤田の頑張りから。自ら中に切り込み、ラストパスを三上がきっちりと。 今節の藤田は、ポジショニングはそこそこよいものの、"動きながらのボールタッチプレイ"がイマイチで…。 前半は"ブレーキ"になっているようにすら感じてしまった。 そんなこともあって…4点目のシーンでは、ラストパスの直前に、思わず「自分で打て!」と叫んでいた(苦笑) コンサと熊本にモチベーションの差があったのは確か(と思う)。 それでも…内容の進化を感じられた。 今シーズンで"できるようになったこと"を随所に見せてくれた。 最終節で"見られるモノ"としては、十分すぎるモノであろう。 その分…来季への"希望"よりは"不安"がさらに大きくなってしまったのも事実。 継続性はどこまで保たれるのであろうか…。 今節の試合で印象的だったことを機械的に列挙してみると… ①砂川がキレキレだった。 ②三上のFWへの期待がさらに大きくなった。 ③石川-吉弘のCBは安定していたし、佐藤もよかった(それもあっての無失点)。 ④藤山のSBは…本当に"勉強"になった。 ⑤芳賀-岩沼のボランチは、あまり目立たずも"堅実"な仕事ぶりだった(芳賀は"珍しい黄紙"では目立った)。 ⑥高木はやはり中盤で活きる。 ⑦両SB(西嶋、藤山)がわりと高いポジションを維持できた(⑤と大いに関係する)。 という感じ。 ここに名前が挙がった選手のうち、砂川、藤山、吉弘は来季はいないことが確定。 石川、高木はどうなるのか…。 石崎監督も、続投要請は受けているようだが…どう判断するのか。 "シーズン終了の監督挨拶"を聞いたが、来季が確定していなければ、あのような"物言い"になるのは仕方がない。 ただ、あの石崎監督の話を聞きながら…自分の中の"不安感"が募っていったことは、忘れないように綴っておきたい。 来季の監督がどうなるか決定していれば…もっと"前向き"になれるような"言葉"が、あの場面で多々交されていたのだろうな…と思う。 追伸 FC東京がJ2に来ることになった。 FC東京がどういう状態(メンバー構成等)で来季をスタートできるかは、現状では何とも言いようがないが… それでも、今季の柏以上の"強敵"が来たように感じてしまう。 今季の降格は…FC東京、京都、湘南。 昇格しそこなった千葉もいて、鳥取の昇格でチーム数も増える。 来季の"3枠"争いも厳しいものになることは必至か。 しかし…神戸は勝負強かった。浦和のホームゲームで0-4とは…脱帽モノである。
posted by はげお |18:27 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(1)
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