コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年07月30日

夏らしく…。

しばらく続けてみようかと…。

"オホーツク圏コンサポリサーチ"にご協力下さい。



VS 岡山(第20節)0-1…連敗(怒)

前節は…なんだかんだ言っても、やっぱり"ビミョー"と言わざるを得ないゲームだった。
"すっきり感"を求めたくなってしまう今節だったが、やはり観る側のハードルは"夏場戦"の設定が必要になった。
19:30スタートのゲームで、多少はマシかな…と思っていたが30度越え(?)である。
累積や故障で、DFラインの構成がキビシイコンサ(そういえば…趙、お元気で)。
その中で、どんな"夏場戦"を見せてくれるのか。

以下、覚書。

フォーメーションと配置。

     近藤

内村   宮澤   古田

      上里 芳賀        

高木 吉弘 藤山 藤田

     高原

キリノの故障を知らなかったので、そこを除くと、予想どおりの布陣。
そして、とりあえず"夏場サッカー"を選択するのだな…ということを察した。
果たして…そのとおりになったと個人的には思っている。

前半の序盤は、わりと"前に行っている"ように感じた。
ただ、チームが最も意識していたのは、多分…攻守の切り替え(特に攻→守)を速くすること。
そして4枚×2のブロックを組むこと。
攻撃については、キリノがいないこと(力関係もか?)もあり、ポゼッションすること。
まさに夏場用の省エネサッカーである。
この選択自体は間違いではないと思っている。

しかし、早い時間で失点(苦)
あれは上里の判断が悪い。
あそこでドリブルなら、絶対にロストしてはいけない。
私は上里が好きだし、高く評価しているので、敢えて記しておくことにする。
ボランチとして、上里が更に進化するのに欠かせない、"判断力向上"である。
場所に合わせた判断をしなければいけない(あの場所では成功率100%のプレーを選択しなければならない)。

前半の誤算は、この早い時間での失点と、ポゼッションからのビルドアップが安定しなかったこと。
低い位置ではポゼッションできるが、そこから前への供給が安定しなかった。
選手たちも、上記した、守備意識(切り替え、ブロック形成、カバーの意識)が強かった上に、ビルドアップが安定しないことで、思い切って前に出られなかった(ように思う)。
それが更にビルドアップを難しくしてしまうっという"悪循環"にはまる(苦)
失点がなければ…前半は、まぁこれでもよかったかもしれない(夏場戦なので)。

後半、主導権はコンサに移った。サッカーを切り替えたからである。
多分、これは当初のゲームプランどおりだったのではないかと。
前半のうちに上里が故障(?)で退き、岡本が投入されて4-4-2になっていた。
以下の感じ。

   内村 近藤

岡本       古田

      芳賀 宮澤       

高木 吉弘 藤山 藤田

     高原

が、後半、主導権が握れたのは、フォーメーションを切り替えたからではなく、サッカーを切り替えたからだと思う。
ただ、ビルドアップが安定したのは、ボランチに宮澤が下がったからと言えなくもない。
現状でボランチの組み合わせとしては、芳賀&宮澤の方が芳賀&上里よりも安定する(ポジショニングの判断の差と思う)。
上里には"ムラ"が無くなるよう、是非、頑張ってもらいたい。
もうひとつ、内村を上げて、岡本を入れたことで、中盤のバランスはよくなったと言えるかもしれない。
両SHが"ドリブラー"になる布陣で、上手くいかないとバランスが崩れやすい(と個人的には思っている)のだが、岡本、古田ともに"動き方"に成長を感じられた。
主導権を握りながら…1点が遠かった(苦)
近藤はキビシイ状況でシュートを放っていることが多いのだが、ことごとく枠に飛ばない(苦苦苦)

終盤、3-5-2でさらに攻撃的に。(古田out→砂川in、近藤out→中山in)
中盤の構成が分かりにくかった(流動的に動けていたということか?)が、以下の感じか。

   内村 中山

藤田 岡本 砂川 高木

     宮澤

  吉弘 芳賀 藤山 

         高原

残念ながら…最後まで追いつけることはなかった(岡山はチームとして"Jのチームらしくなったなぁ…"とちょっと感心)。

前半の失点と、1ゴールを取れなかったこと。
今節の"誤算"はその2つだろう(上里の故障もか?)。
得点に関する部分に"誤算"があれば、勝てないのは当然。
わりと"プランどおり"に効率よく"夏場戦"をこなしたとは思うので、次節以降につなげてもらいたい。

と記してみたものの…連敗については「怒」である(怒笑)。
"好意的に観過ぎ?"と、自分に突っ込みたくもなる(愚笑)。

自分の"観方"も安定していないと言えるかもしれない(苦笑)。
"親バカ観戦"にならないようには、気をつけていかなくては…(省)

posted by はげお |22:19 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年07月28日

オホーツクでも"俺たちの!"って言ってもいい?!

高校野球のニュースを見ていて、"ビミョーな気持ち"にまたなってしまった。
それは…コンサのことを"俺(たち)のチーム"って言ってもよいのか?…という気持ちである。

以前から、この想いはどこかにつきまとっている。

高校野球では、南北海道、北北海道と区分けされる。
駒大苫小牧が優勝旗を持って、津軽海峡を越えたとき…。
北海道勢初の快挙で…感動した裏で…
地味に感じてしまっていた"アウェー感"(快挙には違いないのだが、北北海道代表ではないから)。

人間の感覚とは不思議だ(笑)

コンサは"北海道フットボールクラブ"なのだから、間違いなく"北海道"のチーム。
が、しかし…コンサドーレ"札幌"なのである。

私は、札幌出身者なので、まだ"アウェー感"が少ない方なのかもしれない。

チーム名以外にも、こんな想いにさせられる要因があるはず…。
そう考えて、当たり前のことに気づく。

"自分の周りにコンサポが見あたらない(T_T)"

オフィシャルを覗くと…交流させていただける方々がいる(ありがたいことである)。
が…"生身のコンサポ"が見あたらないのだ(苦)
これも"アウェー感"に繋がる要因のはずだ。

ということで…ちょっと調査を考えてみた。
私はプロフィールに書いているとおり"オホーツク圏"に生息。
"オホーツク圏"には、一体どれくらいコンサポ(オフィシャルを頻繁に覗くような)がいるのか?
ささやかな疑問である(苦笑)

調査にご協力いただける方、コメントお願いします。
私と同じように"アウェー感"を感じることがあり、時たまビミョーな気持ちになる方。
共に救われましょう(大袈裟…笑笑笑)!

コメントは↓の感じで!(私自身の例を書いてみる)

(例)具体的生息地=網走市、世代=30代、性別=男性

"オホーツク圏"の"実態"を知りたいので…虚偽報告はご勘弁を。
ただ…拙ブログの"アクセス数"を考えると…前途多難であることは間違いない(苦笑)
しばらく、この記事を冒頭に置いておくことにしてみようか…。

posted by はげお |19:10 | 私的思考≒妄想? | コメント(8) | トラックバック(1)

2010年07月25日

26000人超に衷心より拍手を!

VS 横浜(第19節)1-2…敗戦。

今節は、札幌ドームでのホームゲーム。
移動も暑さも無く、現状で何ができるかを把握するには、"都合のいい"ゲーム…
というのが試合前のおさえ。

藤山が累積で出場停止→吉弘が先発であると予想。その出来には注目。
古田が前節の勢いを保てるか。数試合続けられてこそ価値がある。
チームとして"やりたいこと"が体現できるか。
その上で、勝ち点3を得られるか。
リーグ戦で上に行くための"流れ"を掴めるか。
そんな1戦であると個人的には価値付けしていた。

以下、覚書。

フォーメーションと配置。

     キリ

内村   宮澤   古田

      上里 芳賀        

西嶋 石川 吉弘 藤田

     高原

果たして…
前半2分で、"観方"のシフトチェンジが必要になった(苦)
ジャッジについては、特に、記さないでおく。
石川退場で10人、PKで1点ビハインド。
試合前に観たいと思っていたモノが観られる状況は無くなった。
が…"リスクを冒すサッカー"をせざるを得ない状況になった。
前節、3点を挙げてスコア的には快勝だったコンサ。
しかし、攻撃に"脅威"が感じられたかというと…否。
攻撃に"脅威"を生み出す要素の一つが、"リスクを冒して来る"という姿勢にある、と個人的には思っている。
今シーズンのコンサは、そこが希薄だった。
攻撃に"脅威"がない。だからこそ、多くのゲームで相手に主導権を握られてきた(と思う)。
ほぼフルタイムに近い残り時間。"リスクを冒せるのか?"に注目。

フォーメーションは以下のように変化。

石川退場直後、内村out→高木inで

     キリ

上里 芳賀 宮澤 古田

高木 西嶋 吉弘 藤田

     高原

2失点目(高地選手のシュートは左足でアウトにかけた素晴らしいモノでした)を喫した状況での後半スタート時に、古田out→近藤inで

   近藤 キリ

高木 宮澤 上里 藤田

  西嶋 芳賀 吉弘 

         高原

横浜が無理をする必要がない状況になったことは踏まえなければならない。
が、予想以上に"リスクを冒す攻撃"ができたのではないだろうか。
シュート数こそ3本だが、CKは相手より上回った。
前半は、パス精度の低さから、"もったいない"と感じてしまう場面も多かったが、後半は前節よりはるかにポゼッションもできていたように感じた。
ゲーム全体を通じて、"追いつけるかも"という空気が無くならなかったと、個人的には思う。
藤田の得点は素晴らしかった。
後方からの宮澤のフィードに対して、斜め走りでエリア内に侵入した藤田。
競っていた上に、上半身を空中で後方に残しながらのヘディングで、難度自体けっこう高いモノだったと思う。
気持ちも伝わるゴールだったし、何より、あのゴールは"リスクを冒した"結果と思う。

藤田のゴール後は、さすがに消耗が見て取れる状況に陥った。
数的優位で戦っていた横浜の選手たちにも消耗が見られた。
両チーム消耗はあったが、足をつった選手が多かったのは横浜だった。
無理をする必要が無かった横浜に、無理をさせた結果だと思っている。

今シーズン、3-5-2で上手くいかないゲームがあった。
顕著なのは、中断前の愛媛戦か。
ただ、今節から思うに、上手くいかないのはフォーメーションの問題ではなく、攻撃に"リスクを冒さ(せ?)なかった"からと言えそうである。
3-4-2の状況で、藤田に今日のようなプレーができるなら、3-5-2でもできるはずである。
チームとして、攻守のバランスを取るというのはムズカシイ。
攻守の切り替えの速さを意識した結果、守備に意識が偏っていた状況が続いていたのではないだろうか(だから実際、勝てないが負けなかった)。

次節、また"夏場戦"に戻るので、観方は考えなければならない。
が、今節のように、攻撃に"リスクを冒す"ことは、サッカーの局面では必要である。
開始早々のジャッジで、正直"ビミョー"なゲームにはなってしまった。
それでも、今節できたことは、次節にも繋げなければならない。
今節は"リスクを冒さなければならない"状況が先にあり、ある程度、"リスクを冒す"ことができた。
11対11でも、局面ごとに状況を判断し、チームとして"リスクを冒す"攻撃ができるのか。
そんなことにも注目して、次節を観たいと思う。

追伸
藤山が戻るが、石川と西嶋が出られない次節。
吉弘にある程度計算が立ったのは大きいが、相変わらずDFラインはキツイ状況である。
チームの総合力でうまくしのいでもらいたい。

しかし…今日の文章はいつもに増してヒドい(苦苦苦)
"頭にきて"いるからなのか…
まだまだ"修行"が足りないということか(反省)

posted by はげお |19:35 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(1)

2010年07月18日

"見守り姿勢"は…まだ、変えられない(永久に変えない?)

VS 千葉(第18節)0-3。"勝てる時"は勝てる(^o^)

約1月ぶりの更新(苦笑)

W杯南アフリカ大会は、どちらが勝っても"初優勝"という状況で、スペインが美しいサッカー(試合自体は荒れ気味?)で栄冠を手にした。
イニエスタのアンダーウェアに刻まれていた言葉に感動。
スペインチームは"よいチーム"だったことが伝わった。

日本は…ベスト16でPK戦の末敗退。
目標は達成できなかった。が、"組織を追究した守備"が現状で世界に通用することもわかった。

今後、どんな方向に、どんな舵取りをしていくのか…代表にも注視したいと思う。

さて、中断明けのコンサ。
"よい準備"ができたことは大前提(情報を得ていないのでよくわからないが…)である。
清水から高木をレンタルで獲得。
他チームも"よい準備"をしているだろうから条件は同じ。
むしろ、AWAY戦は…夏場については不利。今期は特に"走れていなかった"気がするので、キビシイ夏場になるだろう。
そんな中、ナイトゲームで千葉とのAWAY戦。
何ができるようになったかを観るには、最適なカードである。

以下、覚書。

フォーメーションと配置。

     キリ

内村   宮澤   古田

      上里 芳賀        

西嶋 石川 藤山 藤田

     高原

スコアだけ見ると0-3での快勝。
内容については賛否があるだろうか…。
が、個人的には、このゲームは評価できる。

前半立ち上がり。
動けるうちに動くのは必要。その中で点を取れたらよし。
千葉相手に、消耗しないよう引き気味で最初からプレーしていたら…
90分は持たずに負けたと思う。
力関係上は、間違いなく千葉>コンサ。
千葉がやりたいのは、スペインではないが、パスサッカー。
狭いスペースでも、人が動き、パスが速いサッカー。
前半、消耗がないうちは、動けるから、ある程度ついていける。ボールも引っかかる。
その中で、できる限りの攻撃はしていた。
CKをいくつか得て、そのセットプレーからも、中断前との差異を感じ取ることが十分にできた。
中断前は、CKで点を取れそうな気配は…残念ながらなかったが(苦)
今節のそれには、チームとしての"工夫"や"意図"が観られた。
5分、CKからの流れで古田が決めた。素晴らしいゴールだった。
その後、押し込まれる展開になっていった(が、観ている側としても想定通り)。
プレスに前に出てもボールが奪えずに消耗する…故に下がる。
また、千葉のサッカーに対しては、カウンターは相性がよい。
先制して、暑さに不安があれば、引いて守るのも必要。
(ただ、引きたくて引いたわけではないと思う。また、セカンドボールが拾えなさすぎ、引っかけたボールを繋げなさすぎ…とは思った。)

前半の終盤には、振り回された疲れも出て、足が止まりそうな気配が濃厚に見て取れた。
後半も、目指すサッカーにはならない(今節目指したサッカーにはなっていたかもしれないが)。
押し込まれ続けた…が辛抱強く守った。
セーフティーファーストはできていたように感じる(その分、繋ぎが甘くなったと言えるかもしれないが)。
粘って…追加点はBIG PLAYだった。
古田があの時間に、あの場面で、あのプレイができたのは…今後を思うに"大きい"。
岡本の3点目も評価したい(一度GKに引っかけられはしたが)。
キリノが削られた影響もあって、走りきれない終盤。
千葉も疲れが出、かつ、支配しながら得点できない展開で消耗…。
その状況で、"ワンミス"を明らかに狙い続けていた岡本。
今期初ゴールGETで、次以降に繋げていって欲しい。

"目指しているサッカー"を体現できたのは、間違いなく千葉。
だが、勝ったのはコンサ。
サッカーはムズカシイ。
W杯を観ていても感じたことだが、勝つチームは、局面ごとの"サッカーの選択"を、チームとして間違わない。
局面ごとの"サッカーの選択"という点で観ると、今節のコンサは悪くない。
ただ、これを毎試合続けるのは…極めてムズカシイ。
夏場のAWAY戦を、今後もどうにかしのいで、"上"に近づいていきたいところである。

千葉に勝ったのは大きい。
が、次節、ドームでの横浜FC戦に勝たなければ、今節の意義が薄れる。
移動も、暑さもないホームゲーム。
ここで目指すサッカーの体現に近づけなければ…まだまだ続く"夏場戦"を戦い抜くのはムズカシイかもしれない。

"流れ"に見放されていた感があった、中断前。
"流れ"は"よって来てもおかしくない"…そんな風に感じた、中断明けの初戦だった。
"完全にたぐり寄せられるか否か"は、この先の数試合次第か…。

posted by はげお |23:01 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(0)