2010年07月25日
26000人超に衷心より拍手を!
VS 横浜(第19節)1-2…敗戦。 今節は、札幌ドームでのホームゲーム。 移動も暑さも無く、現状で何ができるかを把握するには、"都合のいい"ゲーム… というのが試合前のおさえ。 藤山が累積で出場停止→吉弘が先発であると予想。その出来には注目。 古田が前節の勢いを保てるか。数試合続けられてこそ価値がある。 チームとして"やりたいこと"が体現できるか。 その上で、勝ち点3を得られるか。 リーグ戦で上に行くための"流れ"を掴めるか。 そんな1戦であると個人的には価値付けしていた。 以下、覚書。 フォーメーションと配置。 キリ 内村 宮澤 古田 上里 芳賀 西嶋 石川 吉弘 藤田 高原 果たして… 前半2分で、"観方"のシフトチェンジが必要になった(苦) ジャッジについては、特に、記さないでおく。 石川退場で10人、PKで1点ビハインド。 試合前に観たいと思っていたモノが観られる状況は無くなった。 が…"リスクを冒すサッカー"をせざるを得ない状況になった。 前節、3点を挙げてスコア的には快勝だったコンサ。 しかし、攻撃に"脅威"が感じられたかというと…否。 攻撃に"脅威"を生み出す要素の一つが、"リスクを冒して来る"という姿勢にある、と個人的には思っている。 今シーズンのコンサは、そこが希薄だった。 攻撃に"脅威"がない。だからこそ、多くのゲームで相手に主導権を握られてきた(と思う)。 ほぼフルタイムに近い残り時間。"リスクを冒せるのか?"に注目。 フォーメーションは以下のように変化。 石川退場直後、内村out→高木inで キリ 上里 芳賀 宮澤 古田 高木 西嶋 吉弘 藤田 高原 2失点目(高地選手のシュートは左足でアウトにかけた素晴らしいモノでした)を喫した状況での後半スタート時に、古田out→近藤inで 近藤 キリ 高木 宮澤 上里 藤田 西嶋 芳賀 吉弘 高原 横浜が無理をする必要がない状況になったことは踏まえなければならない。 が、予想以上に"リスクを冒す攻撃"ができたのではないだろうか。 シュート数こそ3本だが、CKは相手より上回った。 前半は、パス精度の低さから、"もったいない"と感じてしまう場面も多かったが、後半は前節よりはるかにポゼッションもできていたように感じた。 ゲーム全体を通じて、"追いつけるかも"という空気が無くならなかったと、個人的には思う。 藤田の得点は素晴らしかった。 後方からの宮澤のフィードに対して、斜め走りでエリア内に侵入した藤田。 競っていた上に、上半身を空中で後方に残しながらのヘディングで、難度自体けっこう高いモノだったと思う。 気持ちも伝わるゴールだったし、何より、あのゴールは"リスクを冒した"結果と思う。 藤田のゴール後は、さすがに消耗が見て取れる状況に陥った。 数的優位で戦っていた横浜の選手たちにも消耗が見られた。 両チーム消耗はあったが、足をつった選手が多かったのは横浜だった。 無理をする必要が無かった横浜に、無理をさせた結果だと思っている。 今シーズン、3-5-2で上手くいかないゲームがあった。 顕著なのは、中断前の愛媛戦か。 ただ、今節から思うに、上手くいかないのはフォーメーションの問題ではなく、攻撃に"リスクを冒さ(せ?)なかった"からと言えそうである。 3-4-2の状況で、藤田に今日のようなプレーができるなら、3-5-2でもできるはずである。 チームとして、攻守のバランスを取るというのはムズカシイ。 攻守の切り替えの速さを意識した結果、守備に意識が偏っていた状況が続いていたのではないだろうか(だから実際、勝てないが負けなかった)。 次節、また"夏場戦"に戻るので、観方は考えなければならない。 が、今節のように、攻撃に"リスクを冒す"ことは、サッカーの局面では必要である。 開始早々のジャッジで、正直"ビミョー"なゲームにはなってしまった。 それでも、今節できたことは、次節にも繋げなければならない。 今節は"リスクを冒さなければならない"状況が先にあり、ある程度、"リスクを冒す"ことができた。 11対11でも、局面ごとに状況を判断し、チームとして"リスクを冒す"攻撃ができるのか。 そんなことにも注目して、次節を観たいと思う。 追伸 藤山が戻るが、石川と西嶋が出られない次節。 吉弘にある程度計算が立ったのは大きいが、相変わらずDFラインはキツイ状況である。 チームの総合力でうまくしのいでもらいたい。 しかし…今日の文章はいつもに増してヒドい(苦苦苦) "頭にきて"いるからなのか… まだまだ"修行"が足りないということか(反省)
posted by はげお |19:35 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(1)