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2018年04月15日

反省会

昨日は浮かれて早々に祝杯をあげましたが、次に向けてしっかり反省も必要ですね。
私のような素人から見た内容ですから、チームとして弱点を晒すことにはならないでしょう。
特筆すべきは、キーパーを含む最終ラインのパス回しの危なさです。
昨日は特に普段の最終ラインからの出し手(福森)と受け手(宮澤とチャナティップ)不在の為に、ゴール前で非常に不安定なパス回しをさせられました。
特に柏のハイプレスが効いて、見ているこっちがヒヤヒヤするくらいですから、ピッチの上とベンチはかなり焦っていたのではないでしょうか?
次の浦和で同じようにあれやってたら、間違いなく興梠の餌食です。
あのようなシーンを作らない為に何をどうするべきか。
ミシャさんや四方田さんはもうわかって手は打って来ると思います。
次節はそこの改善に注目です!


それとゴール前、フィニッシュの精度です。
昨日のJリーグタイムでも言ってましたが、シュート本数はリーグ最多な訳でチャンスは一番作れているのに、得点ランキングベスト3に何故かコンサドーレの選手がいません。(都倉が6位)
https://www.jleague.jp/sp/stats/goal.html?s=J3
「どこからでも点が取れている」
「ジェイの欠場が響いている」
と言う理由があるかも知れませんが、この辺りが改善されないとJ1上位にいるのが厳しくなりそうです。

4月12日時点のデータですが
http://www.football-lab.jp/summary/team_ranking/j1/?year=2018&data=chance
コンサドーレは首位サンフレッチェより遥かに多くチャンスを作っていますが、結果に繋がっていません。
シュート成功率はJ1中位〜下位にいるチームと同等です。 
これを見ると明らかです。コンサドーレは順位がかなり下になっています。
http://www.football-lab.jp/summary/cbp_ranking/j1/?year=2018&data=shot

決定力のあるFWはやすやすと手に入らないし、今はピッチにジェイが居ないから仕方ないかもしれないですが、その点レイソル戦で大きく輝きそうな選手が現れました。
宮吉選手です。
彼の直近サンフレッチェ時代のプレー動画です。
https://youtu.be/z0BGpx0i9ns
プレースタイルを見ると、彼のシュートセンスや得点感覚はミシャサッカーで開花した佐藤寿人や興梠になり得る存在だと感じます。
レイソル戦で見せたヘッドや、惜しかったバイシクルには彼のセンスを感じました。
今のコンサドーレには、スルーパスの三好やアーリークロスの駒井と菅、ロングパスの福森と、パスの出所はかなり豊富です。
出場時間が増えたら、彼は輝きを更に増すと思います。
とは言え今の攻撃三枚に食い込むのは至難の技。
ここは当面はジョーカー的な役割で、途中出場からでも毎試合使ってゴール感覚を下げずに結果を待つのはどうでしょうか?
チャナティップの運動量で出ずっぱりは厳しそうですから、彼との交代枠をヘイスと競わせるのがいいのではないでしょうか?

宮吉、三好の日本人ホットラインは今後も注目です!

posted by ykk-i |17:05 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年04月14日

ジンクス

今日の宮吉の同点弾はヘッド。
今年はヘッドからの得点からみんなゴールを決め出している印象。
チャナティップ、進藤、みんなヘッドからでしたね。
ジンクスかな?

三好もヘッド狙ってみたらゴールできるかも?
そう言えば三好、今までヘッド狙ってないよね。
苦手なのかな?

祝杯あげている酔っ払いの戯言です。

posted by ykk-i |19:05 | ゲームプレイバック | コメント(2) | トラックバック(0)

2018年04月07日

これからチームの総合力が問われる

3-0でグランパスに完勝!

予想以上にコンサドーレが自由にプレーでき、素晴らしい試合で我々サポーターも溜飲を下げた1日。今夜の美酒は格別です。
そして都倉のゴールがネットニュースになりました!
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/14546282/
早くも今シーズンのコンサドーレのベストゴールになるのかも知れないですね!

さて、次は水曜日。
ルヴァン杯ではなくリーグ戦です。
水曜日はターンオーバーで行くのかわかりませんが、しばらくの間は水曜日と土曜日の過密日程のリーグ戦です。

途中交代した三好や今日欠場した深井、かなり走っていたチャナティップや宮澤、荒野あたりには連戦はキツイかと。
今までのルヴァン組で、今日のクオリティを維持しながらリーグ戦を戦えるのか?
各チームの総合力が問われます。
今日の勝利は大きいですが、次節のスタメンが早くも気になります。

となると、やっぱり次はこんな感じ?
都倉(JB)
早坂  宮吉(ヘイス)
ジュリ  小野  兵藤  白井
石川 ミンテ  進藤(横山)
ソンユン

うーむ。
読めないですが、攻撃のクオリティ維持が出来るか、ルヴァンを見る限り心配です。
今、湘南が鹿島と戦っていますが、湘南はターンオーバーでくるのかな?

posted by ykk-i |19:21 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年04月01日

攻める札幌、守る鹿島

内容もさる事ながら、メンタルの違いが大きく感じられました。  
札幌の攻撃に鹿島が翻弄されて防戦一方になるなんて!
(試合後の昌子選手のインタビューでも「入りのテンションが札幌が上だった。二週間何をしてきたのか考え直さなければならない」と言っていました)
いまだかつて、鹿島とこんなワクワクするゲームができるなんて考えても見ませんでした。
オープニングシュートの都倉の惜しい一発!
あれでチーム全体の「やるぞ!」という気迫を相手にも示せたと思います。
そしてハーフタイムの入り、昌子選手ら鹿島DF陣を慌てさせて緊急ミーティングを開かせ翻弄し続けた前半。
札幌の歴史に残る一戦だったのではないでしょうか?


ジェイ不在のチーム。
でも、都倉の良さが随所に発揮され、
「都倉バージョンのコンサドーレもいいじゃん!」
と、私はとらえました。
この先連戦の中で、対戦相手によって2人のワントップの使い分けができたらいいですね!
昨日のような膠着状態で途中からジェイが出たら相手は嫌でしょう?
疲労している時間に都倉が出てきてかき回されたら嫌でしょう?
そんな贅沢な二枚の攻撃カードを連戦ではふんだんに使ってほしいです。
二枚同時投入を含めて。

昨日の試合、鹿島スタジアムで勝ち点3を逃したのは凄く残念ですが
鹿島は遥か上のチームと感じていた、今までのイメージを覆して
「鹿島と互角以上に戦える!」
と感じられた事が一番の収穫です。

次のリーグ戦の相手名古屋は調子も良く、決定力もあり選手個人のスキルも圧倒的に高いチーム。
おまけに指揮官が風間監督という、今期J1では反則レベルのチームです。

現時点では鹿島以上に難しい相手です。
が、逆を言えば名古屋相手に互角以上に戦えればJ1上位が見えて来ます。

さぁ!みんなで見た事がない景色、見に行きましょう!

posted by ykk-i |06:58 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年03月18日

今日は結果が全て

勝ち点3が取れた。
今日はそこに尽きます。

https://youtu.be/hJW6dH7d8Uo

得点者がジェイとチャナティップ。
アシストもジェイとチャナティップ。
この2人がチームを救ってくれました。

特にチャナティップは今シーズンチーム初ゴール&今シーズン初勝利の決勝ゴール。
しかも、両方ともヘッド!身長が無いとヘッドが撃てない訳じゃないです!
むしろ相手の油断につけ込んでいますね。
いや〜チャナティップ、何か持ってますね。
ボールを奪われないキープ力とボディバランスはキャプテン翼の北の荒鷲、松山光!

チームに色々課題はあっても確実に一歩前進!
今日は前進出来た事が全てでした。
選手はサポーターに求められた結果を出したんだからネガティブな事は封印。

長崎で元気な中原も見れて本当に良かった!

posted by ykk-i |17:34 | ゲームプレイバック | コメント(1) | トラックバック(0)

2018年03月10日

ポジティブな試合

ホーム開幕戦、対清水エスパルス戦。

結果は3-1で負けました。

でも、今日の試合は新しいコンサドーレを見せてくれました。
昨年と真逆のコンセプトなので、失点が多いとどうしても弱体化したように見えますが、あんなに激しくスリリングな試合を札幌ができるようになるなんて、思いもしませんでした。

今日の試合は、菅が3つの決定的チャンスのどれか1つ決めていたら結果はどっちに転がっていたかわからなかったと思います。
前半、あれだけチャンスを作っても決められないのは厳しいと言わざるを得ません。
後半の選手交代は、チームバランスを崩して超攻撃的に行きました。
それが結果的には清水の試合運びに安定をもたらし、コンサドーレがちぐはぐになった理由ではないかと思います。

それがミシャ式です。
チームバランスを崩しても、最後まで点を取りに行く姿勢を崩しません。
清々しいくらいにハッキリとしています。
これがコンサドーレの目指し始めたサッカーです。

相手に得点チャンスが生まれたのは後半が多いです。
今のコンサドーレの守備は、ゴール前を固めないので相当な運動量が求められます。
前半はだから守備が機能していました。

運動量が落ちる後半をどうするかが、これからの最大の課題だと思います。
ミシャ式は絶対に守備固めをしません。
パスの精度を上げて、相手をもっと走らせるサッカーをするのがいいのか?
素人の私には答えが見つかりません。

昨シーズンより、ジェイの存在感が薄くなりました。
去年、あれだけ点を取ったのですから相手がガチガチにマークするのは必然で、今日もゴール前では必ずジェイに2、3人が張り付いていました。
ジェイが相手を引っ張ってくれるその分、必ず相手のゴール前に守備の穴が空きます。

今日はその穴に菅が入ったのですが決められませんでしたね。
ジェイは存在だけで相手に相当なプレッシャーになるのです。
やはり必要な選手ですね。

三好も前節ゴールがなかったので、今日は得意のミドルが多かったですねー。
シュートの精度は低かったですが、シュートとスルーパス、ドリブル突破と色々できるので、対戦相手にしたら何をしてくるかわからない怖さがあります。
すっかり中心選手ですね。

兵藤は退くまでチームに安定をもたらし続けました。
兵藤がいなかったら、もっと失点していたでしょう。
地味だけど重要な選手です。

ミシャ式は、最初の年は降格するジンクスがあるそうですが、FC東京の前田選手にゴールを奪われなければ大丈夫です。(笑笑)
冗談はともかく。
ルヴァンカップは見ていないので比較できませんが、ミシャ式の戦術理解度がチーム内で二極化しているのでしょうか?
それなら嫌でもスタメン固定せざるを得ないですよね。
全体的な底上げを図るのはまだまだ時間がかかると思います。

しばらくは我慢ですね。
それができたら、今日の後半の超攻撃的布陣も機能してくるのでしょうが、まだそこは厳しそうですね。
でも、サッカーの方向性は間違えていないと思います。
このまま成長を続けていけば、凄いチームになりそうです。

ですから、今日の敗戦に肩を落とさないでください。
 短絡的な勝ち負けだけを見るのではなく、チャレンジしている選手たちの成長を見守りましょう!
チームの批判で監督や選手たちを責めないでください。
ゲームを見たら選手たちも必死で成長していることがわかる限り、応援し続けたいと思います。

期待できる、見応えのある内容でした。

posted by ykk-i |20:56 | ゲームプレイバック | コメント(2) | トラックバック(0)

2018年03月03日

一夜明けて

広島戦でゴール前の制空権を握れなかったコンサドーレですが、セレッソ戦ではジェイの幻のゴールを含めてゴールネットを揺らしたのは全部ヘッドでした。
セレッソの得点は全部ヘッド無しで、コンサドーレに空中戦をあまり仕掛けてきませんでした。

ペドロビッチ監督はセットプレーの練習をしないそうですが、昨日はセットプレーからの得点が試合を決めました。
去年のうちのストロングポイントを無くさずに若手が決めてくれたのが嬉しいです。
ペドロビッチ監督からしたら、もっと崩してゴールして欲しいかも知れませんが、現状ではあれがベストの戦いだと私は思っています。
これにさらに攻撃のバリエーションが増やせて、連携と精度を上げることができたらすごいことが起こせる気がします。

そして、昨日は背が低いチャナティップのヘディングシュートで俄然勢いが出ました。
ジェイのノーゴール判定の嫌な空気を無くして反撃の狼煙となったチャナティップが私が選ぶ昨日のMVPです。

今、一番難しい問題は「ゴールを決めてベンチに行っても誰も来なかった」という進藤の課題かも知れませんね。(笑笑)

清水戦はどういう展開になるかはわかりませんが、コンサドーレが得点力をつけても簡単に勝てる相手はいません。
ここまでいい試合をしても、まだ勝ち点3は取っていないのですから、気を緩めることなく清水にもしっかりと対応してほしいですね。
ワクワクするサッカーが始まり、サポーターもホームゲームが楽しみです。

去年、都倉が2万人超えを熱望して果たせなかった試合が多かったですが、今年のコンセプトのゲームなら見ていて楽しい、ワクワクするのでかなり2万人超えるゲームが増えていくんじゃないでしょうか?

今がまさにスポンサーを増やすチャンスかも知れません。
大手は中々難しかったですが、アジア市場の拡大路線を目指しているベンチャー企業辺りが方向性を共有できる存在になりそうですよね。

それ以外にも札幌発祥の「つぼ八」さんとか。
スポンサーになってくれたら、サポーターが勝利の後に
「つーぼ八へ行こーう!みんなで行こう!」
と歌ってくれるかも知れませんよ。
全国展開してるから、アウェーでも歌えますしね(笑笑)
お店でアウェーのパブリックビューイングやってくれたら面白いなぁ。
サポーターの宣伝効果はかなりありますからメリットは高いですよ。
八(8)繋がりで深井、チャナティップ、菅、ジェイが得点したらビール80円とか。
(そしたら、絶対つぼ8に行きます)
企業のロゴマークも赤で、コンサドーレと重なりますし、タイ人観光客の方にもアピールできますよ!どうでしょうか?
つぼ八の関係者さんが見てくれないかな〜(笑)

あとスポンサーと言えば、昨日の雪モデルのアウェーユニフォームの胸に「白い恋人」凄くマッチしてます。
石屋製菓さん、ひょっとして狙いましたか?

さて、水曜日はルヴァンカップ。
対戦相手は去年のチームメイトの金園がいる甲府です。
今のコンサドーレのスタイルからして、ここに運動量豊富な金園がいたらどうなっていたかな?と、ちょっと考えちゃいます。

カップ戦は主力組があまり出ないかも知れませんが、
さ、去年とは違う攻撃力で金園を驚かせちゃいましょう!

posted by ykk-i |05:53 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年03月02日

進化

優勝候補の一つ、セレッソ相手に後半から追いついてドロー。
しかも、アウェーにもかかわらず後半押していたのは明らかに札幌でした。
昨シーズンだったら、アウェーで前半0-2で負けていたら追いつくなんて考えられませんでしたね。

でも、今年は違う。
チームの進化が結果になって現れたゲームでした。
リードされても巻き返す雰囲気が画面を通しても伝わってきます。
ここ二試合でコンサドーレはエンジンがかかるまで時間がかかるけど、一度かかると止まらない勢いが出ます。

明らかに昨シーズンとは違うチームです。
得点もエースストライカーのジェイではなく
チャナティップ(24歳)
深井(22歳)
進藤(21歳)
という、非常に若い選手が結果を出してくれました。
しかも、チャナティップはJ初、今シーズンのコンサドーレ初ゴールです!

ジェイの幻の初ゴールはオフサイド判定でしたが、あれでセレッソ守備陣が完全に意識がジェイに集中してしまい、他の選手がフリーになったところが鍵でしたね。
今日のジェイは完全にセレッソの裏をかいてゲームメイクに徹していましたね。
三好も相変わらずいい動きでした。
三好、チャナティップは簡単にボールを失わないので見ていて安心できます。

後半、チームの勢いが出たのは兵藤の働きですね。
目立たないものの、今日は前半動きが悪かった宮澤との交代で勢いが出ました。
ペドロビッチ監督の采配的中です。

驚いたのは、福森が後半最後に足がつる事なく最後にボレーシュートに行った事です(笑)
今年の福森は覚醒するかもしれないですよ!

とにかく、よく走る強豪セレッソに走り勝ち、アウェーで勝ち点1を取り、45分で3点取れた事は間違いなく選手の自信になった事でしょう。
勝ち点以上に大きなものを得たゲームでした。

パスのズレや、前半の三好と駒井の衝突など、まだまだ連携が合わない部分がありますが、ゲームを重ねて噛み合い始めたらコンサドーレ史上、最大の破壊力のあるチームになると期待せずにはいられません!
昨シーズンと比べると守備力の低下は否めないところですが、カウンターサッカーからポゼッションサッカーにチームコンセプトが変わった以上はある程度仕方ないかもしれません。バランスを崩すのが一番悪いですが今まで守備とセットプレーをみっちりやってきた分、今はポゼッションサッカーを浸透させる時期と割り切る事も大切でしょう。
でも、守備を忘れてはいけません。
必ず必要な時はやって来ますから。

しかし、スリッピーな芝は強敵でした。
コンサドーレの失点のきっかけになっていたような気がします。
正直、あれはもう勘弁して欲しい(笑笑)

来週はルヴァンカップも控えいます。
リーグ戦に出られない選手達はうっぷんを晴らしアピールする絶好のチャンスです。
特に都倉、内村、早坂、ヘイス、小野、稲本、石川、横山、田中、菅野ら中堅〜ベテラン勢は甲府を圧倒してもらわないと困ります。
ルヴァンカップは若手の出場が義務付けられていますから、藤村や濱もブレイクのきっかけを作って欲しいところです。
そして、移籍組の宮吉と白井。カップ戦から勝負です。

ジュリーニョ。
頑張れ。ここで終わる君じゃないよ。






posted by ykk-i |21:23 | ゲームプレイバック | コメント(2) | トラックバック(0)

2018年02月25日

試合後の両監督のコメント

試合後の両監督のコメントです。
お互いに勝ち点3が欲しかったところですが、一瞬の判断ミスが試合を決定づけてしまいました。
札幌は点を取りに行く姿勢を評価。
広島は守り切ってくれた事を評価。

ホーム開幕ですし、広島は慎重でしたね。
戦い方が昨シーズンのコンサドーレに重なってみえます。
私は今までになく、アウェーであれだけ攻め続けた札幌の今後に期待です。

以下、両監督のコメントです。

札幌 ペトロビッチ監督

--試合を振り返って
第1節ということで、我々が準備してきたことがどれだけ出せるか、ということは(試合前の段階では)なかなか分からないものですが、前半の立ち上がり10分くらいは少し選手たちが慎重に入りすぎたのか、広島をリスペクトし過ぎたのか、少し怖がりながら、慎重な入りになってしまったと思います。その中でクロスから失点してリードされる展開になってしまいました。

前半、リードされる展開ではありましたが、時間の経過とともに選手たちはより攻撃的にいくつかのチャンスを作り出してくれて、その中で得点になってもおかしくないシーンも作ってくれたと思います。後半に入ってからも我々が相手を押し込む形で、我々が相手コートでゲームをするような展開が続いたと思います。広島は後半のシュートは1本あったかどうか分かりませんが、それくらい相手を押し込みながら多くのチャンスを作った後半だったと思います。

選手たちは同点に追いつくべく、最後までリスクを負って全力で攻撃を仕掛けてくれたのですが、残念ながら最後のところまで得点は奪えず敗戦となりましたが、ゲーム内容を見れば決して負けに値するようなゲームではなかったと私は思います。ですが内容が良くても、相手を押し込んでチャンスを作っても得点が奪えなければ勝てないというのがサッカーです。

--前半は長いボールが多かったと思うが、後半はビルドアップできていたと思う。ビルドアップの評価は
今日のゲームに関しては、広島が我々にボールを持たせて、くさびを打ち込んだところのボールを奪ってカウンターというのが狙いだったと思います。前半は意図的に長いボールを使う戦い方を選択しました。相手がまだフレッシュで構えている状態であれば、そこに無理にしかけていけば相手のカウンターの餌食になると思います。そういった相手の狙いを我々は考え、裏へのボールやサイドチェンジを兼用しながら、少し長いボールを使いましたが、そいういった狙いがありました。後半に関しては運動量の面でも相手を上回っていましたし、選手たちも落ち着いてビルドアップのところもできていたと思います。そういう中で相手を押し込む時間帯が長くなったと思いますし、得点機を作れていたのではないかと思います。前半のクロスからの失点が最後まで重くのしかかってしまったという展開だったと思います。やはり、あってはならない失点だったとは思いますが、試合の中で全てがうまくいくわけではありません。ただはっきり言えることは、後半は非常に良いビルドアップができていたということです。

うしろからしっかりビルドアップしてゲームを組み立てていくという戦い方はリスクもありますし、そういう中で選手たちは非常に慎重に入ってくれたと思いますが、やはりそういった戦い方を構築していくにはある程度時間が必要だと思います。そういう中でも、この試合で選手たちは良くやってくれたと思っています。

広島 城福監督のコメント
勝点3が欲しかった試合。多くの方の期待を感じていた。ここから前に行くんだという気持ちを示すためにも、勝点3が欲しかった。そのミッションをクリアすることができてよかった。内容には課題があるが、次の試合まで1週間ある。修正して臨みたい。

流れを止めない、という意味では、スピードを落とさずシュートに行ったり、シュートの前まで行くことができたのは評価できる。いい守備からいい攻撃のところはできていた。ただ、もっと決定的な場面もあったし、シュートの手前でのミスもあった。できるところからしっかりと修正していきたい。

(ティーラシンについて、)何をもってフィットしているといえるか、というところはあるが、彼のポテンシャルを考えると、もっとやってもらわなければ困る。FWとして、ハードワークが要求される。前線での運動量は大切。もっとやってほしい。ただ、先制点を挙げたり、カウンターの起点になったりと、初戦にしてはよくできていたと思う。

ティーラシンは、ボールに触れば正確な技術を発揮し、いい判断をし、周りを使うこともできる。人とボールが動く起点になれる選手。ただ、Jリーグでは待っていてもボールに触れない。もっとボールに触る機会を増やし、相手が怖がるところに入っていってほしい。

これだけ多くのサポーターに迎えていただき、開幕戦を戦うことができた。戦う姿勢を見せなければいけない。ボールを奪われた後に、自分のミスではないとか、ファールでないとか、そんなジェスチャーを示しても、見ている人には響かない。そんな話をロッカーでしていた。ピッチに立った11人全員がよくやってくれたと思う。頭を使いながらハードワークし、自分たちのやれる範囲でよくやってくれた。

後半、押し込まれる時間帯があったが、粘り強く守ってくれた。ただ、自分たちでもっとボールを握る時間帯を増やしたい。1-0という渋い試合も大事だが、主導権を握れるようにしていきたい。

posted by ykk-i |07:53 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年02月24日

結果とは逆に

結果は0-1の敗戦。

でも、決して負け惜しみではなく
将来性を感じさせる内容だったのはコンサドーレでした。

ゲーム最終盤。
広島が全員ゴール前に引いて、ゴールに蓋をした場面。
去年までのコンサドーレなら、ジェイ頼みでしたが今年はチーム全員でゴールを取りに行っています。
これは今までにはなかった光景です。
最後まで一歩も引かずに攻め倒す!

コンサドーレのコンセプトがはっきりと見えたゲームでした。
これから試合を重ねてチームが熟成した時、同じ時間をかけてもコンサドーレのほうがいいチーム、強いチームになる可能性を感じさせる試合でした。

最後に
今年のコンサドーレは、今のところはっきりと福森のチームだということが見えた試合でした。
チーム戦術で福森の果たす役割はかなり重要になるため、相手チームは今後まずジェイと福森を抑えにかかってくるんだろうと思います。
この二人がいない時でも大丈夫なように、今日出場機会が無かった他の選手の成長も期待しています。

posted by ykk-i |15:55 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

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