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2010年05月17日

ダヴィ

ダヴィは今なにをしているんだろう?
中東の地で、給料の支払いもままならぬまま外国の地で心細い日々を送っているのではないだろうか?
一時、ガンバへの移籍話が一部のメディアで登場したこともあるがそれも消えている。

 ダヴィの移籍については自己責任論もあるが、まだ20歳そこそこの選手が信頼していた代理人に裏切られたのだから、同情するしかない。
 また、貧しい環境で成功を勝ち取るために、お金に目を奪われたと評されることもあるが、自分が同じ環境にいたなら同じ選択をしていたかもしれない。

 今はまだ高額の移籍金が発生するので、彼に札幌に戻ってきてもらうことはできないが、今後、彼も「金がすべてではない」ということが今回の1件で身にしみたことだろうから、再び札幌で赤黒のユニフォームを身にまとってくれることはないだろうか?(楽観的な期待ですが)

 今、ダヴィの苦境を救うことはできなくても精神的に「まだコンサドーレは君の事を忘れていないよ」というアクションを起こせば、今後の彼の進む道にコンサドーレが浮かぶことがあるかもしれない。

 世界中がワールドカップに浮かれている今、彼を思い出し励ましてあげることはできないものだろうか?

・・・と、考えるのは甘いでしょうか?

posted by ykk-i |07:16 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年05月16日

ジャッジにも問題があった。が、審判云々より大事なこと

大分戦、ホームで2-2のドロー。
正直言って痛いドローです。
上位に喰らいつくチャンスを逃しました。

(今日は都合で前半30分過ぎからのスカパー観戦になったので、そのあたりからの感想となります)

まず今日、一番光ったのはキリノでした。
 どんどん飛び出して相手DFに脅威を与え続けました。
2試合連続で得点を取ったのも、昨年の調子が戻ってきたようで今後に期待したいと思います。

 岡本も前回出場のときとは別人かと思うほど積極的に攻撃に絡み、ドリブル・スルーパスと、いいチャレンジをしていました。たとえ失敗してもチャレンジし続けることが大切です。

 逆に今日、調子が悪かったのが替わって入った砂川と上原。
同点とされた失点シーンのきっかけは彼のプレーからでしたが、そのあたりのゲームの入り方がうまくいかなかったのが原因のひとつでしょうか?
 選手起用は結果論だけで片付けられませんが、あのまま岡本を引っ張っていても面白かったように思います。
 ただ、交代はチーム全体として足が止まっていた時間だけにフレッシュな選手を入れる方法は否定されるものではないでしょう。

 上原は、どんなプレーをゴール前でしたいのかという意図がプレーから見えませんでした。上原が来たボールにあわせるのではなく、上原のストロングポイントがどんなプレーで、どこにボールを要求したいのかということが見えず、あれではパスの出し手もどこにボールを出していいのか迷うところでしょう。
 キリノのようにチームの誰もが「こう出しとけば、あいつは行く」という彼独特の絶対的なプレーに磨きをかけてほしいところです。

 芳賀はあいかわらず頑張っていました。高原も失点の場面はやむを得ないと思えるプレーを見せてくれましたし、藤山も落ち着いてゴール前のDFに役立っていました。

 今日注目の宮澤は、欲を言えばもっと迫力のあるプレーを期待したいところですが、今日は彼の攻守にわたる貢献がありました。ただ「天才」という称号がついた彼には1試合に1つは「スーパー」なプレーにチャレンジする姿勢を見せてほしいと思います。

 で、タイトルでつけた今日のジャッジですが・・・

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posted by ykk-i |17:16 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年05月15日

14と22

今年のピッチに背番号14と22がいない。
もちろんダニルソンと西大伍のことだ。

彼らは一足先にJ1のピッチで頑張っている。
ダニルソンのいる名古屋は2位、西のいる新潟は7位と調子もいい。
(5月14日現在)

今年のピッチには「14番が、22番がいたら・・・」というシーンが数多くあった。
いなくなって、以下に彼らの存在が大きかったかということが、あらためてわかる。

プロは実力勝負の世界。
実力がある者はどんどん上のカテゴリで勝負するが、かといって下のカテゴリが全て劣っているわけではない。
J2はハードなスケジュール、堅守が特徴のリーグでJ1とはまた違った特徴がある。(これには選手個々の力が異なるから・・・という理由もある)

今年J1で頑張っている彼らは、コンサドーレがJ1に上がることを待っているだろう。(待っていると考えたい)
彼らがもう一度赤黒のユニフォームを身にまとってJ1で活躍する姿を見てみたい。

上で待っている彼らに待ちぼうけを喰わせて、別の色のユニフォームを着ることにならないように、今の赤黒の選手達は頑張ってほしい。
幸い今年はもうすぐW杯中断もあり、チームを立て直す時間をもらえる。
まず、それまでにいかに上位にくらいついていくかが重要だ。

順位表を見てみよう。

(5/14現在)
 1 柏レイソル       27 
 2 ジェフユナイテッド千葉 24
 3 ヴァンフォーレ甲府   23 
 4 ロアッソ熊本      22 
 5 徳島ヴォルティス    19 
 6 サガン鳥栖       19  
 7 栃木SC        17 
 8 大分トリニータ     16  
 9 愛媛FC        16 
10 水戸ホーリーホック   16 
11 FC岐阜        15 
12 アビスパ福岡      14 
13 コンサドーレ札幌    13 
14 東京ヴェルディ     12 
15 横浜FC        12 
16 ファジアーノ岡山    12 
17 カターレ富山      10 
18 ギラヴァンツ北九州    9 
19 ザスパ草津              8


12節終了次点でコンサドーレは13位。
大分は8位だが、勝ち点を見ると明日の大分戦に勝利できれば勝ち点が並び大分と同じ位置にいける。(勝ち点差で上に行くのは厳しいが・・・)

札幌と大分の間にいるチームの状況は

13節で愛媛が引き分け、水戸が敗れた。
14日16:30現在、前半30分経過時点で岐阜は1点差で鳥栖に負けている。
明日勝てばさらに順位を上げることができる!

心配していた岩沼が故障で長期離脱を余儀なくされた。
けが人が多い状況だが、こんなときこそチーム一丸となって果敢に挑んでほしい。
順位が上がってきたとはいえ、気持ち的に守りに入ることなく果敢にチャレンジしてほしい。

岩沼の穴をどのように埋めるのか、その点も注目だ。

posted by ykk-i |16:15 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年05月09日

喜び半分、不安2倍・・・でも次こそは!!!

キラバンツ北九州には1-0で勝利!
待望の勝ち点3を手に入れたことは素直に喜ばしい。
コンサドーレの大きな武器であるキリノに待望の今季初得点というのも嬉しい。

また、長く戦列を離れていた吉弘がアクシデントとはいえピッチに戻ってきた。
趙も全体練習に合流しているようで、やっと本来のDFのセンターラインが揃いそうなのは嬉しい。

と、今日の喜びはここまで。


今日の試合を見て、喜びよりも不安の方が大きくなった。
まず、なりふりかまわず勝ち点3を取りにいった試合にしては、内容が寂し過ぎた。前半3分のキリノのゴールがなければ負けていた試合だろう。
ゴール前、相手の拙攻にかなり助けられた感は否めない。
終わってみればシュート数も相手チームとほとんど変わらない。

このゲームを「勝ちにいった」というのであれば、次節以降の闘いはますます厳しくなるだろう。

過密スケジュールで確かにこのゲームは体力的に厳しい試合となった。
近藤が後半、前線であまり機能できていなかったのも、そのあたりの影響もあるだろう。

それとトップ下。
宮澤の替わりに入った岡本は、ほとんど消えていたように感じた。
トップ下のポジションは攻撃の中核となる場所だが、今日の岡本のプレーには「こういう攻撃をしよう」という意図を感じられなかった。
砂川が入ってからは攻撃のリズムが作れていたが、私なりにその2者の違いは「自分のプレーができていたかどうか」
という1点に尽きると思う。

砂川はゴール前に積極的に顔を出したり、サイドに流れたりしてプレーエリアが広く、パスアンドゴーも随所に見られ、積極的にパスをもらいに行く姿勢は「自分が攻撃を組み立てる、起点になる」という意図をプレーからも感じることができた。
一方の岡本のプレーからはそういう意図を全く感じられなかった。

いつもなら、前線のポストとなる近藤の動きが重かったことも岡本が動きづらかった要因の1つであろうが、状況をつかみ、その場その場に応じた攻撃の組み立てを岡本にはしてほしかった。
ゲーム前の監督の戦術に最後まで合わせようとした真面目さが裏目に出てしまったのだろうか?
岡本にも私は期待している。
だからこそ、今日の彼のプレーが非常に残念だ。

スカパーでは今日のキーマンは相変わらず上里と言っていたが、いえいえ。
最近のキーマンは、ずばり芳賀だ。
彼のDFが攻撃の起点となっている、相手の攻撃の芽を確実につぶしていることは言うまでもない。

上里のいないゲームと芳賀のいないゲーム。
私は想像したら明らかに不安になるのは芳賀のいないゲームだ。
ここ最近、失点が少ないのは芳賀の頑張りによる部分は結構あると思う。

そしてチーム全般。
今、チームはどんな攻撃をしてどんな守備をしようとしているのか・・・
今日のゲームからチームの意図が全く伝わってこなかった。
そこが一番恐ろしい。

とりあえずロングボールでキリノに徹底的にあわせるのか、中盤を支配してゲームを作るのか・・・。
ここ数試合見て感じたことは、いずれも「相手に合わせてゲームをしている」
ということだ。
もちろんそれ自体は決して間違っていないのだが
「コンサドーレは今、こういうサッカーをやろうとしている」
というプレーがベースにない。

相手に合わせることばかりで中途半端。
自分達のプレーを忘れている。
一番わかりやすい例を挙げると
札幌にエメルソン・バルデスがいたときは、彼らを軸に戦術が徹底していて、
その上に対戦相手対策が成り立っていた。

今、チームがリーグ下位でもがき苦しんでいるのは、その点が確立できないからだろう。
石崎監督はおそらく宮澤と心中する覚悟で彼を使い続けている。
それは今日の岡本の交代を見てよくわかった。
宮澤が今日の岡本くらいのプレーでも決して監督は前半途中で彼を下げない。

足の不調で今日は欠場だったが宮澤はそれをわかっているのだろうか?
彼が札幌の絶対軸になる、彼を中心に戦術を徹底させることこそ石崎監督の真の狙いだろう。
今期札幌がJ1昇格戦線に絡んでいけるかどうかは、宮澤の双肩にかかっているといっても過言ではない。
石崎監督をして「天才」と言わしめる宮澤にはもっとスケールの大きいプレーを目指してほしい。

次節、大分戦。
私はそのあたりを期待したいと思う。

ところで岩沼は大丈夫なのか・・・ここ最近頑張っていた彼だけにすごく心配である。

posted by ykk-i |16:20 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年05月05日

光明は見えた

東京ヴェルディとの試合はスコアレスドロー。

結果だけを見ると2試合連続のスコアレスドローで物足りなさを
感じるが、チームとしての光明は見えたゲームだと思う。

光明は、選手がそれぞれの特性を発揮し始めたということだ。
スタメンでは
キリノは積極的に裏を狙い
近藤は強いフィジカルで前線の起点となり
宮澤は前線に顔を出し、惜しいヘディングシュートを放った。
藤田は積極的に前に顔を出し、クロスもFKも良かった。
上里は積極的にミドルシュートを打ち
藤山は鋭いインターセプトを決めた。
岩沼は献身的に動き回ってボールを運び
石川は果敢なDFで相手の攻撃を止め
西嶋は身体を張って相手のシュートを防いだ。
高原は前半開始早々の決定機を落ち着いてセーブした。

そのなかでも今日のマンオブザマッチは芳賀だろう。
芳賀がいなければヴェルディの猛攻をもっと受けていたはずだ。
相手の攻撃の芽を摘む献身的なDFとOF。
最後こそ運動量が落ちたが、今日最も輝いていたのは彼だと思う。

みんな自分の持ち味を出して、果敢に攻めていた。
これは前節まで見られなかった部分だ。

次節以降も今日の戦い方をベースにもう一段の進化を期待したい。

その進化とは・・・当然、決定力の向上だ。

今日のゲームを見ていてあらためて思ったのだが、
コンサドーレは攻撃に厚さがないのだ。

攻撃に厚さがないから決定機も少なく、こぼれ球をシュートにも行けない。
特にゴール前のボールを持っていないときの動きがあまりにもなさ過ぎる。
ゴール前、2人、3人と選手がいてもみんな棒立ちなのだ。

ではどうすればいいのか?・・・今後の戦い方だが
まず、今日の戦い方をベースに・・・というのが基本となる。
そして攻撃のときにゴール前で棒立ちになるのはやめよう。
それでは相手もマークしやすいから、シュートチャンスなんて生まれない。
近藤あたりのフィジカルの強い選手はゴール前にドーンと構えていても
いいが、他の選手は動こう。
どう動けばいいか?
動きかたは、コンサドーレには中山雅史という最高のお手本がいるではないか!!

ゴール前で相手のマークを外す動き
クロスが上がったとき、ペナルティエリアで味方がボールを持ったとき、
スルーパスが通ったとき、明らかにコレが不足している。

現状で点が取れそうなセットプレーで惜しい場面が見られるのは、当然相手のマークを外そうとゴール前で動き回るからだ。攻撃も厚くなる。

オーウェンやルーニー、フェルナンドトーレスとかメッシと同じプレーが
できるわけではないのだし、彼らだってそれぞれの特徴に合った
質の高いゴール前の動きを持っている。

欲を言えばACミランのF・インザーギ(日本で言えばサンフレッチェの
佐藤寿人)のように、ゴール前でたくみに動き回り「ゴールをかすめとる」
ような質の高い動きを持った選手がほしい。
横野あたりにはそういうプレーを期待したいのだが、現状でないものねだり
をしてもしかたない。

具体的に言えば、たとえば今日のゲームの後半10分過ぎあたりか、
岩沼が左サイドからセンターリングを上げたとき、ぺナルティエリアには
3人の赤黒の選手が横一列で棒立ちになっていたが、あれでは守備側の
ヴェルディDF陣は何の脅威も感じなかったことだろう。

3人いたのだから、ニアやファーに動いて相手DFを引っ張る動き、
オフサイドのタイミングを見て前に突っ込む選手など、プレーの選択肢は
多かったはずなのに・・・棒立ち。

1人1人の決定力の向上というよりも、今チームの決定力が低い根本的な
シーンを垣間見たような気がする。
今日のスタメンでは近藤はポストタイプ、キリノは裏に抜けるスピードタイプ
だから、宮澤にそういう質の高いゴール前の動きを要求したい。

あと、攻撃のとき。
1人がボールを持って攻めあがったとき、周りで今ボールを持っている選手
が次のどんなプレーをするか予測してついていく、併走する選手が少ない。

たとえば今日の後半で右サイドで近藤がボールキープしてつぶれたが必死に
近藤が掻き出したボールを後ろの選手につなげたプレーがあった。
それで攻撃が厚くなるのだ。

今のコンサドーレの選手には基本的に選手はパスを出したら、それっきり
という場面がまだ多い。
パスandゴーはサッカーの基本ではないだろうか?
たとえパスを出した後でつぶされても、すぐに起き上がって攻撃に加わって
ほしい。

いきなり100%を求めるつもりはないが、今後はそういう場面をもっと
増やしてほしい。
そして、そういう進化があれば、絶対に結果がついてくるはずなのだ。

次節は更なる進化を期待したい。

posted by ykk-i |15:59 | ゲームプレイバック | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年05月02日

選手からのメッセージ?

今日の熊本戦、後半30分以降のゲームが一方的なものにならず、
むしろ押し気味のゲーム展開を見せた。

中山・砂川・岡本と超攻撃的な選手交代をして、いつもなら
それでもカラ回りで失点を食らうゲームが多かったが今日は
違った。

今日は後半最後になって、いつもよりは運動量もある
攻撃を繰り返していた。
残念なことに得点には結びつかなかったものの、最後に
攻撃に費やす時間が多くなったことで相手チームの攻撃を
かわせたということも事実だと思う。

これは、選手からゲームを通じて我々に
「自分達はいつまでも同じ失敗をしない」
という無言のメッセージなのか?
・・・と思ったし、そうあってほしいと思う。

しかし、結果的にもゲーム内容的にも物足りない印象はあるが、
そういうプラスに転じた変化をいい兆しと受け止めたい。

個人的には、上里が中盤でガチガチにマークされ、近藤が
マークを嫌ってかサイドに流れる場面が多かったので
ゴール前のボールの収まりどころがなく、前半はキリノの
カウンター頼みに終始していた感がある。

キリノのカウンターはうちの大きな武器なので、それを有効
利用するのは結構なのだが、それ一本やりでは相手も守りやすい。

うちの得点パターンとしてはそれ以外に
①近藤のゴール前キープから重戦車のようなパワーシュート
②藤田のサイドから中央に切れ込んでのシュート(開幕戦のようなやつ)
③上里のミドルシュート
④岡本・砂川の鋭いドリブルからのシュート
⑤セットプレーの西嶋・石川のシュート
(これに宮澤・古田あたりの得意な得点パターンが加われば理想的。)

などがあるのだから、1つのパターンだけでなくいくつかのパターンを
組み合わせるのが効果的。
宮澤は今日の試合、キリノを追い越してゴール前にもっと顔を出すプレーが
あってもよかったと思うし、藤田もゴール前にすっかり顔を出さなくなった。

上里や近藤のように自分のストロングポイントを発揮できれば自然と
相手選手はマークに集まってくるのだから、逆にそこをついて宮澤あたりがもっとゴール前でボールに絡むシーンがあってもいいように思う。

今日の前半はほとんどキリノのカウンターに終始してしまったのは残念だ。
もしかしたら、後半最後まで体力が持つように選手が前半は流していた
というのであれば説明はつくのだが、それであれば後半は決めてほしかった。

それができればもうとっくに勝っているか・・・。

次節はどのような進化があるか期待して待ちたい。

posted by ykk-i |18:20 | ゲームプレイバック | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年05月02日

今日のポイント

敗戦後、次のゲームまでにプロとしてやるべきことは次のうちどれでしょう?

①次のゲームに入るまでのコンディション調整
②前のゲームの修正点の確認と個人練習
③メンタルを立て直す

答えは全てです。
とはいえ過密スケジュールの中、全てを完璧にこなすことなどできません。
要はバランスの問題ではないでしょうか。

①コンディション調整はプロとして当たり前ですが、前の試合ダメダメだった選手が「次の試合に備えて」何もしないというのは問題です。
前の試合ダメだった選手は次に出られるかどうかわからないのにコンディション調整なんていうことはありえません。

②敗戦ゲームには必ず修正点があります。
チームとしてどこがダメだったのか
個人としてどこがダメだったのか
それをきちんと認識し、修正しなければ同じ負けゲームを繰り返すだけです。
そして、だめだと自覚したところは練習しないとうまくなりません。
コンディション調整とのバランスを考えて練習してほしいとおもいます。フィジカルコーチもいるんだから。


③メンタルを立て直すのは必要です。
精神論に固執するわけではありませんが、気持ちがついていかないと人間、不思議と身体も動かないものです。
次の試合のモチベーション(動機付け)をどこに持っていくかが問われます。
チームとしてのモチベーションはもちろん勝利ですが、選手個人としてのモチベーションは?
「前のゲーム、ここはパスを出してしまったから、次は積極的にドリブルで仕掛けよう」
「前の試合、クロスの精度が低かったから次はクロスを上げるまでの動きの質を上げよう」
「ゴール前のDFでフリーの選手を作ってしまったから、次は連携をもっと強化しよう」
「前の試合、シュート数が少なすぎたからもっとシュートを狙おう」

などなど・・・
各ポジションごとに課題は山ほどありますが、プレーヤーがどこに自分のモチベーションを持っていくかが重要です。

で、そういうところをサポーターは目の前で見ていて
「あ、この選手は今日はこのプレーがポイントなんだな」
とわかると、応援するポイントもおのずとわかって応援にも熱が入ります。

ところが、サポーター目線で見て前節から全く改善されていない選手を見るとサポーターのブーイングの声量が大きくなります。

今日の試合、』選手は、まず
「攻める気持ちを忘れないこと」
ここから入ってほしいと思います。

posted by ykk-i |09:09 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)