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2006年04月30日

結局、弱いということ

 コンサドーレは、東京ヴェルディに2-0と完敗し昇格争いグループから後退した。

 ・・・という事実。
 確かに選手の気迫は感じることができました。
「勝ちたい」という顔を感じることができました。
1サポーターとして、選手のそういう感情を感じ取ることができたのは素直に嬉しいことです。

 しかし、プロは結果がすべて。

「フッキが出場していれば」
「他の選手がもう少し調子がよければ」
「西谷がフルタイム出場できたら」
「FWのシュートの精度がもう少し高かったら」
「ピッチコンディションがもう少し良かったら」

 すべては敗者の弁であり、他チームも同じ条件で行われているリーグである以上、負けるということは弱いということ。
 3連勝という勢いに乗ったものの、勢いだけではJ1降格チームに対抗し切れなかったという現実です。

 現実は現実として受け止め、選手もチームも次に自分達が何をすべきかということを早く見つけ実践することが必要と思うわけです。

 しかし、昨日の試合。
今後の順位を考えた上で得失点差を考えれば、勝敗はともかく1点獲ってほしかった。

 相川・清野・中山・・・この3人で90分で1点を取ることができなかった。
 フッキ・・・前節、1人で1点を取りました

 「日本人だけでもできる」
こういうことは、結果をきちんと残してから言わなければならない。
私はそう思うのです。

 「トレーニングしていく」
今は柳下監督のこの言葉についていくのみです。

posted by ykk-i |18:46 | ゲームプレイバック | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年04月29日

リターンマッチ

 本日行われるJ2第12節 対東京ヴェルディ戦は、お気づきの方も多いとは思いますが、昨年10月に埼玉スタジアムで行われた高円宮杯第16回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会の決勝戦と同じ対戦カードです。
 (ユースとTOPチームという大きな違いはありますが・・・)

 この大会、あと一歩のところで優勝を逃したコンサドーレの前に立ちはだかった緑色の古豪チームに、今日こそ一泡吹かせてほしいです。
 特に高円宮杯の出場メンバーであった藤田君、キミが一番燃えてくれることを願っています。

 昨年の借りは、J2の今日の舞台で晴らしましょう!

posted by ykk-i |04:28 | 私的コラム | コメント(1) | トラックバック(0)

2006年04月23日

挑戦者

 試合終了直後にUPした昨日の自分の書き込みは、我ながらすごく感情的になっていました。
 その後、FTさんからコメントを頂戴しました。
「個々の選手に敗因を負わせるのではなく、敗因はチームにある」

そのとおりだと思います。

 「人間」がやるサッカーですから、完璧などありえません。

 いかに完璧に近づいたプレーをするか
 いかに決定的なシーンでのミスを減らすか
 そして、いかに最後まで勝利を望むか

 まさにそういうことの積み重ねでゲームが動いています。

 前半押されっぱなしで不利な状況だった柏が、後半は全く違うチームであるかのように気迫をみなぎらせてプレーしていました。

 柏はハーフタイムにチーム一丸となってこの苦境に挑んだのです。 


(以下http://www.jsgoal.jp/news/00032000/00032193.htmlより引用)

 GK南雄太はこう話す。「長いシーズンの中では絶対に苦しい時期というのはあるし、3連敗したことでみんながJ2の難しさをわかったと思う。考えてみれば、連勝していた時期も決して楽に勝っていたわけではなく、勝敗がどっちに転んでもおかしくないような試合を拾ってきた。全員がしっかり走らなければ勝てないということを再確認した」。

 気迫がみなぎっていた。「何としても連敗を止めたいという気持ちが表れていた」と話すのは前半途中に負傷で退き、後半を外から見守った岡山。


 チーム力ではハーフタイムを境に、風向き同様立場が逆転しました。
首位の柏にチャレンジャー精神で挑まれたのです。5位のコンサドーレは本当に最後までチャレンジャーだったのでしょうか?

 1点リード
 主力不在の相手チーム
 自分達のホームゲーム

 コンサドーレが有利に見えた前半。選手達はチャレンジャー精神を忘れていませんでしたか?
 ハーフタイムの柏の選手たちの勝利への執念をコンサドーレの選手は持っていますか?
 果たして、昨日の試合はどちらが挑戦者だったのでしょうか?

 さて、逆転負けという結果はもう昨日のことです。
 ミスをズルズル引きずるよりも気持ちを切り替えて次節に臨んでほしいですが、どのチームより「勝利」への強い執念を持たなければ、札幌がJ1昇格を語るのは時期尚早と思うのです。

 「自分達の今やれることを精一杯やって、最後まで勝利をもぎ取る気迫を!」
 という気持ちを、ヴェルディのラモス監督が驚くほどに表してくれることを期待して、次節アウェー戦も観戦することにします。

 そう、コンサドーレは【挑戦者】なのですから。

posted by ykk-i |05:49 | 私的コラム | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年04月22日

曽田を責めるよりも

 決勝点は曽田のミスからでした。

 柏のFWは非常に上手くボールを奪い、ゴールに押し込みました。
今日のコンサドーレには90分かけてもできないプレーでした。

 いや、DFを振り切るという面ではフッキの先制点が、それに近いプレーでした。

 曽田のプレーはプロとして責められるプレーです。
 だが、しかし。

 何と言っても今日の敗因の第一はフッキです。
 第1クールに2回の退場。今回は審判に異議でしょうか?自滅です。
 同情の余地もありません
 あの退場でゲームプランは崩れてしまいました。

 その結果、形としては中山の1TOPとなったわけです。

 第二の敗因はその中山。
 中山はボールから目を離してしまうのでしょうか?
 簡単にボールを取られすぎです。
 しかし、もっと責めるべきなのは後半のラストチャンス。
 ゴール前フリーでふかしてしまったこと。
 あそこで決めていれば、今日の結果は間違いなく違っていました。
 あれを決めなくてプロのFWとして・・・どうなの?

 FW2人の大チョンボが立て続けにありチームが浮き足立ち、結果的に最後に失点の原因を作った曽田に批難が集中しそうですが、それなら私は2人のFWのほうを責めたいと思います。


 私は当分の間、この2人のFWの姿はピッチで見たくなくなりました。


 特に今シーズン、コンサドーレはフッキという諸刃の剣を持ってしまったわけです。
 その剣をリスク覚悟で今後のゲームでも使い続けるのか、鞘に収める(使わない)のか、手放すのか・・・。

 柳下監督の今後の言動にも注目です。


 ・・・それにしても、函館に遠征したサポーターの皆様。
 心中お察しします。

 今日の結果で、せっかく見に来たのに離れてしまう函館のサポーターがいるかもしれません。

 チーム存続の危機という自覚。
 果たして選手は持っていますか?

posted by ykk-i |15:00 | ゲームプレイバック | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年04月19日

「勝ってるから見においでぇ~」

 チームが勝ち星に恵まれていなかったり、黒星先行の時は
「チーム勝利が観客動員数増への第一歩」
と、以前私はブログに書きました。

 今がまさにそのときです。

 やっぱり負けそうな試合に友人を誘ってもリピーターになってくれないんじゃないかという不安があるから誘えなかったわけですが、今なら大丈夫じゃないでしょうか?

 今のゲーム運びなら、きっと初めてみる人も「コンサドーレの試合って面白い」と感じてくれるんじゃないかと思います。

 でも次は函館開催ですね。
 道央圏の人にいきなり遠征は誘いづらいので、今の好調の波を持続してゴールデンウイークに突入してほしいです。

 友達を誘ってみたいと思います。

posted by ykk-i |20:28 | 私的コラム | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年04月19日

【欲】

 「勝敗は兵家の常」

 戦争やってるわけじゃありませんが、勝敗は時の運にもよるものです。
ただただ悲観している場合ではありませんから、次はホームなので有利な状況を利用して、選手には「絶対に勝つ」という気合を込めてほしいですね。

 現在チームは5位。
2位から5位へ3ランクダウンです。
仙台と横浜FCが勝ち点3を積み上げたので、その分の後退となったわけですが、降格組みの柏・東京Vがそろって負けたので、上位戦線はますます混沌としています。

 首位から5位コンサドーレまでの勝ち点差はわずか「3」。

 そうです。
1試合で5位までのチームの順位はドンドン変わっていく状況なのです。
しかも、札幌の得失点差は「+6」。+11の仙台に大きく水をあけられていますが、得失点差も現在リーグ2位なのです。
 こういう混沌とした争いの中では得失点差が大きな意味を持ってきますから、できるだけ得点を重ね、失点は最大限減らすということも重要になってきました。

 さて、試合後の監督のコメントです
「我々は勝ち点3を常に取ろうとしているので、引き分けの価値などない」
 私は監督に拍手を送りたい。
よく、ここまで言い切ってくれた・・・と。

 今年は何と言ってもJ1昇格が目標。
ゲームの内容より結果を重視しているシーズンです。
「勝ち点1じゃだめなんだ!」ということは、言い換えれば「チームとして勝ち癖をつけなければだめだ」ということです。
 3連勝で満足している場合ではありません。
今のチームなら、もっと連勝できるハズなのです。

 西谷がいないから・・・ということは理由になりません。
もうすぐ上里が復帰します。
今日、ベンチにいた選手、徳島にいけなかった選手はもっと危機感を持つべきです。うかうかしていたら、来年の契約はありません。
「西谷がいなくても俺がいる!」くらいの気持ちと結果を見せてくれなければ、チームの層が厚くなったとは言えません。

 疲れていたから・・・という面は確かにあります。
それはJ2のどのチームも同じです。他のチームと同じことを言っていては、他のチームより上位に行こうとしているチームのスタンスとして、どうなのか?

 試合後の砂川選手のコメント
 「疲れは確かにありますが、プロとしてはそれをいいわけにはできません。勝ちにこだわっていたので、気持ちを強く持ち最後まで走りきろうと思っていました」

 確かに彼は変わりました。
昨年までは90分持たなかったのですが、今年は最後まで走っています。
「劇的な変化」と言っていいでしょう。
すばらしい彼の努力は賞賛に値するものです。

 「勝ち癖をつけたい」
 「引き分けは望んでいない。勝利がほしい。」

選手や監督にこういう【欲】が出てくると、チームは強くなる。

私はそう思うのです。
 

posted by ykk-i |06:00 | ゲームプレイバック | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年04月11日

kappaのお店が身近にできた!

 以前、千歳のアウトレットモールのkappaのお店がなくなって非常に残念・・・という記事を載せて、「クレームにもとれる書き込みをした」と猛省した次第ですが・・・

 この週末、千歳のアウトレットモールに行ったところ
アディダスショップの斜め向かいに「phenix」のロゴが・・・
ショーウインドウを覗くと、そこにはコンサドーレのレプリカが飾ってあるではないですか!!

 なんと!本格OPENとのことで、以前よりも大きな店構えでお店がオープンしていました。
 とても嬉しくなって、買い物をしたのは言うまでもありません。

 アウトレットのお店なのでコンサドーレグッズは置いていないようですが、kappaが身近にできたことはすごく嬉しく、また以前「お店がなくなってしまう」とうかつにも書いてしまったことは、非常に申し訳ない次第です。

 これからもちょくちょく行きたいと思います。
千歳市近郊の方も、ゼヒいかがでしょうか?

kappaさん。高瀬さん。
以前の書き込みのときは本当にごめんなさい。

でも、私は幸せ者です。

posted by ykk-i |06:04 | 雑記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年04月09日

第8節を終えて得失点差+3の5位

 久しぶりに90分を通して中継を見ました。
相手の調子もありますが、つなぐサッカーが結構できている印象を持ちました。パスカットされたり、凡ミスの場面なんかもありましたが、そういう一つ一つのプレーを含めて、今の札幌の持っている力をある程度発揮できているのかなと感じました。

 この試合、目に留まったのは右サイドの奮闘です。
芳賀と加賀。この2人の積極的な攻撃姿勢とルーズボールへの執着心は見ているこちらを気持ちよくさせてくれます。「弱気な横パス・バックパスの多い札幌」と揶揄されていた状況を尻目に、前へ前へ・・・ドンドン攻めて行きます。気持ちが入った攻めです。

 高い位置で攻撃をしかける「アクションサッカー」の攻めの部分ではこの2人はMVPともいえる働きです。
 相手チームにカウンターで切り替えされた時に守備が手薄に感じるのは高い位置での試合運びをしているためであって、決して守備を怠っているわけではなよな?と感じます。できるだけ多くの時間を相手のサイドでプレーするほうが、札幌としては有利な試合展開を期待できますし。

 次節以降、この右サイドの動きを封じるように相手チームも当然対策を練ってくるでしょうから、そのときの対応をどうするかということが、これからの観戦のポイントとして楽しみです。

 さて、FWについてです。先発のフッキと相川。

 フッキは相当我慢してましたね。画面に映ってないところや審判の見えないところでさぞかし相手からボコボコにされていたことでしょう。きっとソックス脱いだらアザだらけなんじゃないでしょうか?
 でも、試合ではよく耐えてくれました。
ピッチの外で思う存分、健全な方法でストレス発散してください。

 ところでフッキのストレス解消法ってなんだろう?

 次に相川。以前から「自分の最大の特徴を消した感があり残念」とブログに書いていましたが、彼の長所が私なりに見えてきました。
 彼の場合はゴール前の落ち着きではないでしょうか?
 ただ、がむしゃらに前に突進するのではなく、ゴール前で落ち着いてシュートコースを見ることができる、キーパーの位置を確認してシュートの強弱をつけられるという点がこの試合では現れていました。
 もしかしたら、PKキッカーはフッキよりも相川のほうがいいかもしれません。

 草津・神戸と2試合続けて相手のミスからゴールを決めた札幌ですが、この2試合のゴールにはフッキ・相川の積極的なゴールへのプレッシャー(執拗にゴール前に詰める、バックパスやキーパーのゴールキックの時でもガツガツと前に行く姿勢)がジャブの衝撃のようにジワジワ効いてきて、終盤に相手の失点を誘っているような気がします。
 直接プレーとは関係ない、ちょっとした動きのことですが、こういう献身的な動きは私はもっと評価されてもいいと思います。

 あとちょっとイジりたいのが砂川です。
彼のシュートは見事にゴールポストかバーに行く確率が高い。
あれだけ当てられるのは、日本では彼がナンバーワンではないでしょうか?
 こうなったら、翼くんの18番、「バーに当てて跳ね返ったボールをオーバーヘッド」で、今シーズン1ゴール決めてほしい。その時ゴール裏は必ず「♪ちょっとあれ見な~、砂川マコト~」と歌うように。(嘘)

 さて、第8節を終えて札幌は得点8、失点3で得失点差+3の5位にいます。5位とはいってもこんな感じで↓

         勝点 試合数 勝 負  分 得点 失点 得失差
1位 柏レイソル    19    8    6    1    1    13    5     +8   
2位 ヴェルディ    15    7    5    0    2    13    9     +4   
3位 横浜FC     14    7    4    2    1     7    2     +5   
4位 ベガルタ     13    7    4    1    2    11    3     +8   
5位 札幌       12    7    4    0    3     8    5     +3   

 1試合多くこなしている柏が抜け出している感じもしますが、取りこぼしをしなければ首位ともそんなに差が広がっているわけではありません。特にこの第8節で負けナシの柏に黒星がついたのが順位的には大きかった。

 このあと暫らくの間は試合日程も詰まっており、チームとしてレギュラーとベンチの間の力の差が大きい湘北のようなチームは、順位的に脱落し始める時期になってきています。コンサドーレは地力のあるチームですから、これから順位的に上昇をはじめると思います。

 しかし!

 最大の敵は自分の中に在ります。
コンサドーレは好調で勢いに乗り始めると図に乗るというか、なめてかかるというか、これまで必ずいい試合をして好調の波がきはじめると必ず負けてきました。
 次節の湘南戦も非常に重要です。
 現在8位で格下となめてかかったら、恐らく負けるでしょう。

そのへんの成長も見せてほしい。
次も勝ってくれ、コンサドーレ札幌。

posted by ykk-i |05:34 | ゲームプレイバック | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年04月02日

FW考

 世の中のサラリーマンのお父さんたちのご他聞に漏れず、年度替りという時期で仕事と生活が落ち着かなかったykkです。

 おまけに昨日、やっと更新記事を書いたのですがシステムトラブルがあったようで、せっかく書いた記事が白紙になり目の前真っ白。ちょっと立ち直るのに時間がかかってしまいました。

 さて、まずは報告を。
 稚拙なこのブログもおかげさまで10,000HIT達成です。
更新できなかったときも、立ち寄っていただいた方も多かったようで感謝感謝です。今後ともご愛顧よろしくお願いします。

 では、本題に入ります。
昨日、消えてしまった文書を思い出して書いていきます。

 決定力についてです。

続きを読む...

posted by ykk-i |06:14 | 私的コラム | コメント(6) | トラックバック(1)