2012年04月15日
臥薪嘗胆
昨日の名古屋戦、1-3の敗戦でした。 柏に続き、名古屋にもやられましたね。 やっぱり決定力の差が出たように感じます。 そんななか、古田もがんばってくれました。 山本以外で初めてリーグ戦で1点取ってくれました。 「絶対に点を取る」気持ち。大切ですね。 さて、現実論として 今シーズンの目標はあくまでJ1定着(残留)です。 10位 柏レイソル (勝ち点 7 得失点差 0) 11位 川崎フロンターレ (勝ち点 7 得失点差 -1) 12位 ヴィッセル神戸 (勝ち点 6 得失点差 -6) 13位 アルビレックス新潟 (勝ち点 5 得失点差 -2) 14位 大宮アルディージャ (勝ち点 5 得失点差 -6) 15位 横浜Fマリノス (勝ち点 4 得失点差 -3) ・・・・・降格圏・・・・・ 16位 ガンバ大阪 (勝ち点 4 得失点差 -5) 17位 鹿島アントラーズ (勝ち点 4 得失点差 -5) 18位 コンサドーレ札幌 (勝ち点 1 得失点差 -7) 現状を見ると、2勝(勝ち点6)の範囲内にまだこれだけのチーム があります。 実力差はありますが、手遅れではありません。 今シーズンは15位以内に入ればいいのです。 ただ・・・ 最初から目標を低く持つと、まず間違いなく降格します。 現実的に今、どの点を重視すべきか? ワタシは ①現時点で15位以内という目標は低すぎます。 →現実路線で考えて12位以内あたりに目標を設定すべきだと思います。 (まだ勝ってもいないのに、現実路線のようには聞こえないと思いますが) ②得失点差をできるだけプラスに →残留争いの場合、勝ち点の次に重要なのは得失点差です。 (去年の昇格争いでも、冷や冷やしたのは記憶に新しいところ) たとえ圧倒的に押されて負けるゲームでも、1点でも多く取る、1失点でも少なく抑えることが、あとになって絶対に効いてきます。 昨日の古田選手の得点は、焼け石に水ではなく、シーズン終盤に間違いなく効果がある1点でした。 ③実力差があるのはわかっていること、ならばやるべきことを意思統一してポイントを絞って徹底すること。 サッカーはやってみなければわからない・・・だけではなく、チームとしてJ1でどういう場面で通用している・通用していないということを今一度再確認して、通用している部分を数多く出せるよう意思統一を図り、通用していない部分で改善可能なポイントを絞って徹底的に改善すること。 守備はある程度通用しています。 この「ある程度」をなくして「通用する」守備にすること 攻撃に関してはあいてもこちらの選手の特徴はすでに把握しているでしょうから、相手の想定を超えて、その特徴をいかに出せるか、そういうプレーの精度を上げること 正直言って、今札幌は相手を圧倒する力を持っていないのです。 鳥栖は徹底的に守り勝ち、今の順位をキープしています。 「札幌はこういうチームだ」というイメージを相手に与えられているでしょうか? そういうチームとしての特徴(約束事)がゲームの中でしっかり出せるようにもっと徹底していく必要があると感じます。 「守る」チームなのか 「走る」チームなのか 「守って走れる」チームになる前に、まずどちらかの特徴を徹底的に出せるようにする必要があると感じます。 多少のリスク(結果を出せず連敗)を覚悟の上で、目先の勝敗に一喜一憂することなく、今やるべきことを徹底的にやることが大切です。 昨日のストイコビッチ監督の試合後の談話より 「札幌よりも技術が高いところを見せられたので、今日の結果には非常に満足しています」 「札幌や観客の皆さんに"我々は強い"というメッセージを送ることができたと思います。今日は、テクニック、動き、タイミング、全てが札幌より上回っていたと思います」 ・・・まさに臥薪嘗胆の心境です。 ホームで名古屋に借りを返せるように、これからの奮起に期待しています。 ※臥薪嘗胆 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)とは、復讐のために耐え忍ぶこと、また、成功するために苦労に耐えるという意味を持つ、中国の故事成語である。
posted by ykk-i |07:40 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)
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