2011年05月11日
ユースチームのようなプロの理屈
J2第11節 熊本 vs 札幌 「負けても得るものがある」 というのはユースまでの理論で、プロは敗戦から何も得るものはありません。 プロは「勝ち」がすべてで、結果にこだわならければいけないのですから。 先日の熊本戦はそういう意味では、内容も結果も選手のコメントも最悪でした。 選手は何ができていないのかがわかっていて、ゲーム中にそこを対応(改善)できずに次の試合に結果を出すことに気持ちを変えているように見えるコメントが、このゲームでの勝ちを放棄しているように見えます。 暑さ対策は監督に言われなければわからないことではないはずで、選手のコメントからもそれが読み取れます。 「育成型チーム」という言葉にあぐらをかいて、プロというものを見失っていませんか? ●河合竜二選手(札幌): 「暑さはそんなに気にならなかったです。そこは札幌の宿命だと思いますし、言い訳にはできないです。体力的な問題はないと思うので、フリーランニングしたスペースに誰か入っていくとか、連動性を出していかないと難しいと思います。結果が出せなくて残念だけど、次にまたこれをやらないことが一番なので、改善したいと思います」 ●高木純平選手(札幌): 「個人的にもそんなにボールに触れなくて、モヤモヤした感じが続いていたゲームでした。トップに入らないというよりも失いすぎていたので、あれでは後ろも困ると思うし、収めるところは収めないと押し上げられないので、失ったなら自分で取り返すとか、工夫が必要かなと思います。暑さは相手も一緒なので言い訳にしてはいけないと思います。気持ちを引きずらないで上手く切り替えて、この試合を無駄にしないように、次はホームで、もっといいゲームをしないといけないと思います。サポーターからの厳しい声も言われて当然だと思うし、こんな遠くまで見に来てもらって、ああいうことを言わせてしまったことに腹が立ちます」
posted by ykk-i |10:04 | 私的コラム | トラックバック(0)
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